【漫画】殺し屋の娘が初恋…しかし父から「殺して来なさい」その方法に「パパ最高！」

■殺し屋としての試練？　結末にほっこり！

　殺し屋の父に育てられた女の子。学校で友達と遊んだり恋をしたり……という“普通”は諦めていましたが、ある日、道でぶつかった男の子に恋をしてしまいます。しかし父から「殺して来なさい」と言われた相手は、まさかの彼で……。

　屋乃啓人さん（@chimairasuzuki）の創作マンガ『殺し屋少女の恋愛試練』がTwitterで公開されました。殺し屋としてのつらい試練かと思いきや、意外な結末に、読者から「パパ最高」「好き」「優しい世界」「ほっこりした」などの声があがりました。

　Twitterでは『フリマで恋人を買う話』『モテるためにギターを始めた男の末路』を連載中。作者の屋乃啓人さんにお話を聞きました。

ーー『殺し屋少女の恋愛試練』のお話はどのようにして生まれましたか？

「お前を殺す」とか言っておいて、「最後まで添い遂げる」という意味でだったら最高にツンデレだなあと思って、そういう殺し屋の話を考え始めたんですけど、なぜかパパがメインの話になってしまいました。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声があれば教えて下さい。

　ツッコミ入れてもらうように描いているので、「パパ（笑）」だけでもうれしいです。また、「ウサギがかわいそう」って言われていて、スマンと思いました。

『ケンカばかりの2人のバレンタイン』（屋乃啓人さん提供）

ーーTwitterでは2021年2月14日に投稿された『ケンカばかりの2人のバレンタイン』も大きな反響がありました。屋乃啓人さんのマンガは作品ごとにストーリー設定や登場人物のキャラクターが大きく変化するのが印象的です。マンガを描くうえで心がけていることはありますか？

　勢いみたいのは大事にしてます。その分思いつきなので方向性がバラバラになってしまっています。読み手としては方向性が定まっている方が読みやすいと思うんですが……。

ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか？

　単純にフォロワーさんを増やしたくてやっています。フォローしてくれなくても、「何か見たことある」という人が増えてくれたらいいなと。

　漫画家として何冊か単行本を出版していただきましたが、ことごとく売れておらず、その状態だと出版社におんぶにだっこ状態なので。きちんと出版社に還元できてようやく一人前かなと思ってやっています。どこまで効果があるかわかりませんが……。

（マグミクス編集部）