『鬼滅の刃 遊郭編』で意外な姿も 音柱・宇髄天元の“イケメン”なシーン6選

■アニメ派はこれからのお楽しみ！　宇髄天元のイケメンさ

　2021年のTVアニメ放送が決定した、吾峠呼世晴先生によるマンガ『鬼滅の刃』の『無限列車編』から続くエピソード『遊郭編』。そのキーパーソンとなるのが、音柱・宇髄天元（うずい・てんげん）です。TVアニメ第1期では、那田蜘蛛山での戦いが終わったあとの「柱合裁判」の場で初登場。奇抜な装いと「俺が派手に頸を斬ってやろう」「派手な血しぶきを見せてやるぜ」というセリフで「かなり変わった人」という印象を与えました。

　そんな天元は、実は女性人気の高いイケメン。ド派手な外見だけでなく行動もかっこいい、天元の“イケメンなシーン”を6つご紹介します。

※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。

●目立たないように髪を下ろしてもイケメン

　炭治郎たちは「鬼が出た」という情報に基づき、天元に連れられて吉原遊郭へ潜入します。潜入方法は炭治郎、善逸、伊之助が女装して遊郭で働くというものです。

　この時、天元は頭に巻いている額あてをほどき、化粧も落として一般人のふりをしていました。着流しに髪を下ろした天元は意外にも、善逸が嫉妬するほどのイケメン。耳にはイヤーカフスのようなアクセサリーもつけています。

　イケメンはどんな格好をしていてもイケメンということですね。アニメ化が楽しみなシーンです。

●イケメンの基本・愛する女性を助けに来る

　遊郭に潜んでいた上弦の陸・堕姫（だき）は、地下に人間を捕まえていました。先に遊郭に潜入し、連絡が途絶えていた天元の妻である須磨（すま）とまきをも、堕姫に捕らえられていたのです。

　鬼の気配を追って地下へ突入してきた伊之助がふたりを助けますが、他の人質を守りながらの戦いに劣勢に追い込まれます。

　そんななか、地上から助けにきたのが天元です。「こっからはド派手に行くぜ」と言い放つ姿は、まさにヒーロー。命がけで任務にあたっていた妻に対し、「さすが俺の女房」としっかり褒めるところもイケメンです。

●ピンチに現れ、鬼の首を落とすかっこよさ！

　堕姫との戦いで、“鬼化”が進んでしまった禰豆子は、人を襲おうとしてしまいます。炭治郎は暴れる禰豆子を押さえ、堕姫に応戦、しかも人を守らなければならないという窮地に！

　危ういところに現れたのは天元。慌てもせず禰豆子の様子を見ながら、堕姫にこう言います。

「お前上弦の鬼じゃねぇだろ　弱すぎなんだよ」

　その瞬間に、堕姫の首が落ちます。天元は堕姫にも気付かれないうちに首を斬っていました。炭治郎が苦戦した堕姫の首をあっさり落とし、「弱すぎ」と言ってのけられる技量。かっこよすぎて憧れる人も多いシーンです。

●イケメン天元は、自分を「色男」と言い切る

　堕姫が危機に陥ると、兄である妓夫太郎（ぎゅうたろう）が現れます。天元は遊郭に残っていた人をかばいながら妓夫太郎に反撃。

　妓夫太郎は、天元の美しい顔、シミも傷もない肌、恵まれた体格、さらに人を守って感謝されることに嫉妬します。その妓夫太郎の妬みに、天元は真っ向から答えました。

「まぁな　俺は派手で華やかな色男だし当然だろ　女房も三人いるからな」

　自分がイケメンだと言い切る天元に妓夫太郎は激怒。血鬼術・飛び血鎌で攻撃してきます。天元はかばっている人間のことも考え、一瞬の判断で床ごと一階へ落ちました。判断の速さと実行力も素晴らしいシーンです。

●毒を受けても折れない強さが華麗

　妓夫太郎の血鬼術で毒を受けてしまった天元は弱っていきますが、堕姫にあおられても動じません。さらに、堕姫と妓夫太郎の倒し方も見抜いていました。

「余裕で勝つわボケ雑魚がァ！！　毒回ってるくらいの足枷あってトントンなんだよ」

　その華麗とも言える勇ましい姿に、炭治郎は誇り高く散った炎柱・煉獄杏寿郎を重ねて見ていました。

●腕を失っても「譜面」で戦うクールな姿

　妓夫太郎との戦いで、天元は左腕を失ってしまいます。しかし、独自の戦闘計算式「譜面」が完成。妓夫太郎の攻撃を読み切ってさばき、炭治郎が首を斬る隙を作ります。

　片腕を失い、自分では妓夫太郎の首を落とせないと冷静に判断。炭治郎をフォローしながら勝利に導く天元のクールさが際立つシーンです。

＊　＊　＊　

　天元は遊郭の戦いで片目と片腕を失い、柱を引退します。引退した天元の姿は、髪を下ろし、宝石のついた眼帯と着流しに羽織りというもの。男っぽい色気も増していて、こちらもイケメンぶりが際立ちます。アニメで見られるのはかなり先になりそうですが、期待が高まります。

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記
※煉獄の「煉」は「火＋東」が正しい表記

（マグミクス編集部）