記憶に残る、平成仮面ライダーの「感動回」。ドラマ部分にも魅力が満載!
マグミクス / 2021年4月7日 18時10分
■名シーン・名セリフに思わずウルっと…
日本で長年愛され続けている“特撮ドラマ”といえば、今年2021年で生誕50周年を迎えた「仮面ライダー」シリーズを挙げる人が多いと思います。カッコいい変身シーンや手に汗握る熱いバトルの数々がファンを虜(とりこ)にしてきましたが、時には視聴者の胸を揺さぶるドラマが話題になることも。そこで今回は、平成「仮面ライダー」シリーズで人気の“感動回”をご紹介します。
※この記事では、物語の核心に関わる記載があります。
まずは椿隆之さんが主人公・剣崎一真を演じた『仮面ライダー剣』から。本作の最終話では仮面ライダーブレイドに変身する剣崎と、仮面ライダーカリスに変身するアンデッド・相川始の対決が描かれています。世界の命運を懸けた戦いのなかで剣崎もアンデッド化し、バトルファイトを管理する“統制者”から始と決着をつけるよう求められることになります。
しかし、戦うことを拒絶した剣崎は始に「人間たちの中で生き続けろ」と語りかけ、彼の前から姿を消すという道を選ぶのでした。
オダギリジョーさん主演の『仮面ライダークウガ』では、主人公の五代雄介と家出少年・霧島拓の交流が感動を生んでいます。拓は五代の恩師・神崎の教え子です。五代は「君の場所はなくならないんだし。君が生きてる限りずっと、そのときいるそこが、君の場所だよ」と優しくアドバイスします。
「その場所でさ、自分が本当に好きだと思える自分を目指せばいいんじゃない」と語りかける五代のメッセージが胸に響いた人も、多かったのではないでしょうか。
近年の平成「仮面ライダー」シリーズでは、『仮面ライダービルド』で水上剣星さん演じる氷室幻徳(仮面ライダーローグ)が見せた壮絶なラストバトルが有名です。パンドラボックスの光を浴びたために当初は好戦的な性格だったものの、父親の遺志を継いで“国を建て直す”という信念のもと仮面ライダービルドたちと手を組むことに。エボルトとの最終決戦では、人びとの声援を力に変えて挑み、「大義のための犠牲となれ」という名セリフも残しています。
バトルだけではない、さまざまな魅力が詰まった「仮面ライダー」シリーズ。登場人物たちが織り成す感動のドラマにも、ぜひ注目してみてくださいね。
(マグミクス編集部)
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