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『呪術廻戦』伏黒恵の圧倒的「ヒロイン力」 献身的な姿には母性も?

マグミクス / 2021年4月26日 11時50分

『呪術廻戦』伏黒恵の圧倒的「ヒロイン力」 献身的な姿には母性も?

■役割も、信念も、発言も! ヒロインの素質をすべて備えた男・伏黒恵

『呪術廻戦』で登場する虎杖悠仁の同級生で、ヒロイン的存在と言えば同級生の釘崎野薔薇です。しかし、一方で虎杖を助け行動をともにする伏黒恵(ふしぐろ・めぐみ/CV:内田雄馬)のことを、「真のヒロイン」とする声を多く耳にします。生い立ちや性格、能力や発言にいたるまで。彼の一挙手一投足を見てみると、筆者も「やっぱ伏黒がヒロインだわ」と納得せざるを得ない説得力を感じてしまいました。

●主人公を支える伏黒の性格、能力

 伏黒がヒロインとして見られているのは、物語上の彼の役割が関係しています。伏黒は、たびたび虎杖の呪術師としての人生を支える存在となります。宿儺に肉体を乗っ取られた虎杖を助けようと奔走したり、呪術師としての生き様を虎杖に問うたり。

 曲者ぞろいの呪術師のなかで、彼は非常に常識的・良心的な存在です。にもかかわらず、仲間が勝つため、生き残るために文字通り「命を捨てる」選択をいとわない。裏方として虎杖や仲間に奉仕する姿に、高い女子力を感じてしまいます。

 伏黒の良心を支えているのは、誰に対してもトゲトゲしく接していた彼とは真逆の性格をしていた、義姉の存在があります。誰もが疑うことのなかった善人だったのに、呪われ寝たきりになった姉。彼女というバックボーンがあるからこそ、伏黒の行動には、男性性よりも女性性を覚えてしまうのかもしれません。

 しかも、虎杖と伏黒という相互に補完し合う関係性に、伏黒をことあるごとに求める宿儺も参戦します。この関係が、三すくみというよりもむしろ「三角関係」に見えてしまうのです。善の存在・虎杖と、悪の存在・宿儺が伏黒を取り合うという図式。ますます彼がヒロインに見えてきませんか?

●アニメで見せたかわいらしさ

 そんな彼の「かわいらしさ」が爆発したのが、アニメ第5話のおまけ「じゅじゅさんぽ」でした。見た目がまるでパンダのパンダ先輩が、自分の獣臭に悩んでいたとき。伏黒はその匂いを、「お日様のにおい」と表現したのです。

 普段から仏頂面で、口も悪い伏黒の、素直さが垣間見えるセリフ。思いも寄らないギャップに「やられた!」となった視聴者は、かなり多いのではないでしょうか。

●釘崎が男前すぎる

 伏黒自身の魅力に加え、釘崎野薔薇との対比も彼のヒロイン力を高めています。端的に言えば、釘崎が男前すぎるのです。自分自身の願いを叶えるため、あらゆる困難をいとわない釘崎。作中でさまざまな葛藤を見せる虎杖や伏黒と比べ、彼女はすでに自分の生き様を決定し、一直線に突き進みます。

 そのギャップもまた、伏黒のヒロイン性を際立たせているのでしょう。

 最初はネタにさえ思っていた、「伏黒恵ヒロイン説」。しかし作品を読み込むほど、彼の献身な姿には母性さえ感じてしまいます。原作でも新章にて、さっそくそのヒロイン性を発揮する伏黒。今後の活躍に期待です。

(サトートモロー)

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