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『呪術廻戦』釘崎野薔薇役・瀬戸麻沙美の出演作3選 キャラの持ち味を引き出す声色が魅力!

マグミクス / 2021年5月3日 15時40分

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■猪突猛進キャラ~クール系まで… 幅広いキャラの持ち味を引き出す透き通った声色が魅力!

 2020年10月~2021年3月に放送されたTVアニメ『呪術廻戦』。心霊現象研究会に所属しオカルトを楽しんでいるだけの普通の高校生だった主人公・虎杖悠仁(いたどり・ゆうじ/CV:榎木淳弥)が、ある事件を境に呪力を手にし、“呪霊”との戦いに巻き込まれていく物語。シリーズ累計発行部数は4000万部を超えており、『鬼滅の刃』に続く注目作品となっています。

 そんな本作品に登場する呪術師のひとり・釘崎野薔薇(くぎさき・のばら)を演じているのが、声優の瀬戸麻沙美(せと・あさみ)さん。自然体の気取らない女子からミステリアスさを含む女の子、大人のお姉さん、少年など幅広いキャラクターを演じ分ける実力派です。そこで本稿では、瀬戸麻沙美さんが演じるキャラクターを3人ピックアップしてご紹介します。

●『ちはやふる』綾瀬千早

『ちはやふる』綾瀬千早役 (C)末次由紀/講談社・アニメ「ちはやふる」プロジェクト2019

 ひとりめは、『ちはやふる』の綾瀬千早(あやせ・ちはや)。「BE・LOVE」(講談社)で連載されている同名のマンガ(著:末次由紀)が原作です。アニメは2011年10月~2012年3月に第1期が、2013年1月~6月に第2期が、2019年10月~3月に第3期が放送されました。

 本作品は、主人公である綾瀬千早が転校生の綿谷新(わたや・あらた/CV:細谷佳正)との出会いをきっかけに、幼なじみの真島太一(ましま・たいち/CV:宮野真守)と3人で競技かるたのクイーンを目指していく物語。千早たちは、いくつもの出会いや障害を乗り越え、競技かるたを通して成長していきます。

 瀬戸麻沙美さんが演じる綾瀬千早は、思ったことがすぐ口に出る、一直線に突き進む猪突猛進タイプの女の子。競技かるたに対しての姿勢も同じで、一時はかるたから離れかけた太一と新をひき戻し、かるた部を作り、新たな部員を獲得しつつ一歩ずつクイーンという“世界一”をつかもうとあがきます。一心不乱にかるたに打ち込む様子はまるでスポーツ! 千早の強くにごりのない思いに、透き通るような瀬戸さんの声がピタッとはまっています。

●『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』桜島麻衣

『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』桜島麻衣役 (C)2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

 ふたりめは、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の桜島麻衣(さくらじま・まい)。電撃文庫(KADOKAWA)から刊行されている同名のライトノベル(著:鴨志田一、イラスト:溝口ケージ)が原作です。TVアニメは2018年10月~12月に放送されました。2019年には劇場版『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』が公開されています。

 本作品の主人公は、妹とふたり暮らしをしている高校2年生・梓川咲太(あずさがわ・さくた/CV:石川界人)。咲太はある日、美人で女優としても有名な先輩・桜島麻衣がバニーガール姿で図書館をうろうろしているところに出くわします。その奇妙な光景に思わず唖然とした咲太でしたが、なぜか彼以外には麻衣が見えていない様子。この透明化現象は、「思春期症候群」と呼ばれている謎の現象のひとつで――。

 瀬戸麻沙美さんが演じる麻衣は、幼い頃から子役として活動してきた実力派の人気女優。落ち着いたクールな性格ですが、その反面、自分の透明化を検証しようとバニーガール姿で徘徊するなど大胆な一面も。咲太のセクハラともとれる発言もサラッとかわし、逆に余裕を見せつけからかい返すなど女王様気質な言動も多く見られます。しかし実はそれが照れ隠しであることも多く、年相応の女の子らしさも垣間見えます。そんな麻衣のクールな部分、少し背伸びしている女の子らしさを見事に演じ分ける瀬戸さんに、見ているこちらもドキドキしてしまいます。

●『盾の勇者の成り上がり』ラフタリア

『盾の勇者の成り上がり』ラフタリア役 (C)アネコユサギ/KADOKAWA/盾の勇者製作委員会

 最後は『盾の勇者の成り上がり』のラフタリア。小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されている小説(著:アネコユサギ)が原作です。MFブックス(KADOKAWA)より単行本化もされています。アニメは2019年1月~6月に第1期が放送されました。また、2021年10月より第2期も放送される予定です。

 本作品の主人公は、突然「盾の勇者」として異世界に召喚されたオタク男子・岩谷尚文(いわたに・なおふみ/CV:石川界人)。召喚されたのは、盾の勇者である尚文のほか、槍、剣、弓の勇者がそれぞれひとりずつで計4人。彼らは世界を救うため、それぞれ所持している伝説の武器を育てる冒険の旅に出ます。しかし尚文は、唯一のパーティだった女性マイン・スフィア(CV:ブリドカットセーラ恵美)に裏切られ、マインの寝込みを襲った悪者として生きることに――。

 瀬戸麻沙美さんが演じるラフタリアは、ひとりになった尚文が買った奴隷の少女。前の主の拷問や親友の死により精神疾患を患っており、購入した当初は心身ともに衰弱していました。しかし戦いを強要されはしたものの、尚文に食事や薬をもらい、夜泣きがひどい夜は抱きしめてもらうなど優しさに触れることで、次第に心を開き元気になっていきます。瀬戸さんの真っ直ぐで優しい、それでいて芯のある声色は、ラフタリアの言動が尚文に対する強い忠誠心や信頼に基づくものであることを感じさせてくれます。

* * *

 以上、瀬戸麻沙美さんが演じるキャラクターを3人ピックアップしてご紹介しました。瀬戸さんの澄んだ声色は、キャラクターの生きざまや性格を映す鏡のように見事にとらえ、持ち味に力を与えてくれます。演じるキャラクターの幅も広いので、今後もどんな役を演じてくれるのか楽しみですね。

(月乃雫)

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