守備範囲広すぎ『鬼滅』コラボグッズ 本当にあるorないクイズ！「難問…？？」

■和物とのコラボが多い『鬼滅』だが…全問正解できるか？

　経済効果は実に2000億円超と言われているアニメ『鬼滅の刃』（以下、鬼滅）。TVアニメ第2期の放送も決定し、その経済波及効果はなお増大し続けることでしょう。そんな『鬼滅』といえば数多くのコラボグッズでも話題を集めてきました。キャラクターグッズはもちろん、パッケージに『鬼滅』のキャラクターがデザインされたお菓子やドリンクも多く見かけます。

　そこで本稿では、『鬼滅』のコラボグッズが本当に「ある」か「ない」かのクイズを出題！　『鬼滅』ならありえる……いや『鬼滅』でもさすがに……迷いながらも全集中して臨んでいただければ幸いです。

●さっそく第1問！『鬼滅の刃』とコラボした「リカちゃん人形」…ある？　ない？

　正解は……「ある」！
『鬼滅』と「リカちゃん人形」のコラボはすでに実現済みです。ネットでも話題になったのでご存知の方も多かったかもしれません。特筆すべきは「リカちゃん」が禰豆子、炭治郎はボーイフレンド「はるとくん」が担当しているということ。衣装も色味も原作を忠実に再現したコラボ商品です。

●第2問　お菓子を斬るためのミニミニ「日輪刀」…ある？　ない？

　正解は……ある！
　炭治郎たちが携えている日輪刀。あれを「羊羹を斬る用の菓子切」として採用した鬼滅コラボの羊羹が存在します。この日輪刀の全長は約140mm。プラスチックではなく金属製。金属加工業で有名な新潟県燕市で製造された本格グッズなのです。また羊羹も『鬼滅』キャラたちをイメージしたものとなっています。

●第3問　煉獄さんの“香り”をイメージした「お香」…ある？　ない？

　正解は……ある！
　和物との相性が抜群の『鬼滅』ですが「お香」ともコラボも実現しています。商品を手がけたのは440年の歴史をもつあの日本香堂です。『鬼滅』キャラをそれぞれイメージした「お香」ということで炭治郎バージョンでは「竃の中でじっくりいぶされた炭」の香り、禰豆子バージョンでは「涼やかな竹林」の香りをそれぞれイメージしています。煉獄さんのお香に至っては「燃える炎の暖かさと躍動感をイメージした香り」と謳われており、気になる商品です。

●メガネキャラはいない『鬼滅』だけど…コラボメガネはある？　ない？

　正解は……ある！
　主要登場人物にメガネのキャラクターはいませんが、『鬼滅』キャラをモチーフにしたメガネは存在します。ブルーライトをカットしてくれる「PCメガネ」と「ファッショングラス」がバンダイよりトリリース済み。つるの部分に各キャラクターの名言が刻まれているデザインとなっています。

　……と、ここまで全て「ある」が正解。改めて『鬼滅』の経済のぶん回しぶりには驚かされます。さてお次は5択での出題です。

●第5問　次の禰豆子の「竹筒」をモチーフにしたコラボグッズのうち、本当にあるのはどれ？

（1）竹筒をモチーフにしたバングル（留め具のないブレスレット）
（2）竹筒にスマホを挿すタイプのスピーカー
（3）竹筒風の竹筒風ステンレスボトル
（4）竹筒をモチーフにした「菓子切置」
（5）公式認定の竹筒羊羹

　正解は……（1）～（5）ぜんぶある！
　驚愕です。禰豆子の「竹筒」モチーフに絞ってもこれだけのコラボグッズが誕生しているのですから。（1）のバングルはバンダイとジュエリーブランド“JAM HOME MADE”との共同企画。（2）のスピーカーはダイドードリンコのキャンペーンの商品。実際の竹を使っているのが特徴です。（3）はサントリーフーズとのコラボキャンペーンで登場。そして（4）は前述の羊羹セットの付属品です。（5）も、『鬼滅』の流行から昔ながらの竹筒羊羹の人気が高まる現象が起きていましたが、長登屋が満を辞してキャラクターライセンスを獲得し「鬼滅の刃 竹筒風羊羹」を発売しました。

　この調子だと……あまねく企業は『鬼滅』とコラボすることができるのでは。そんな夢想を胸に、いよいよ最終問題です。

●最終問題　炭治郎の羽織をイメージしたルイ・ヴィトンのバッグ…ある？　ない？

　正解は……ない！
　世界を代表するハイブランド「ルイ・ヴィトン」とのコラボはさすがに実現していませんでした。とはいえルイ・ヴィトンと『鬼滅』のコラボを予感させる商品はすでに登場しています。メンズ向けバッグ「アヴェニュー・スリングバッグ」のアクアグリーンです。同ブランドではおなじみの柄ではありますが、この配色を見てしまうと私たちはもう炭治郎を連想せざるを得ない体になってしまっているようです。

　ここまで『鬼滅』のコラボグッズが本当に「ある」か「ない」かのクイズにお付き合いいただきました。『鬼滅』コラボ商品の多さ、とりわけジャンルの多彩さには舌を巻きまくばかりです。「さすがにそんなコラボはないだろう」と思って検索してみれば、すでにコラボ済みだったなんてこともしばしばでした。日本を飛び出し「ルイ・ヴィトン」のような世界的ブランドとのコラボが実現する日もまた近いかもしれません。

（片野）