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『鬼滅の刃』想像のナナメ上すぎ! 鬼舞辻無惨の行動5選「だって鬼だもの」?

マグミクス / 2021年5月21日 7時10分

『鬼滅の刃』想像のナナメ上すぎ! 鬼舞辻無惨の行動5選「だって鬼だもの」?

■腹が立てば八つ当たりで人を殺すのも普通…

『鬼滅の刃』の鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)は、1000年以上もの間、生き長らえてきた鬼の始祖です。

 平安時代に産屋敷家の先祖でもある貴族の家に生まれましたが、仮死状態で生まれ、荼毘にふされる直前に息を吹き返しました。しかし、その後も病弱で20歳までに死ぬと言われ、ずっと自分の死と向き合いながら生きていたといえるでしょう。

 ある時、医者が試作段階の新薬を処方しましたが、体質の改善はみられず、怒った無惨は、医師を殺してしまいました。その後、薬の効果で強靭な肉体を持つものの、日光の下に出られず、人を喰らう鬼となったのです。

 もともとは医師の処方ミスで鬼になってしまったとも言えます。しかし、その後、「鬼になっても、太陽を克服できる特別な体質の人間」を見つけて自分の体に取り込み、日光を克服して完全な不死になるために、数多くの人間を殺し、鬼を増やしたのは無惨の意志です。

 この記事では、「鬼だからひどい」のは当たり前ではありますが……無惨が人の想像のナナメ上を軽く超えていった、ひどすぎる行動を5つご紹介します。

※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。

●その1・八つ当たりで通りすがりの人を殺す

 浅草で竈門炭治郎(かまど・たんじろう)に目撃された無惨は、炭治郎の耳飾りに、かつて自分を追い詰めた継国縁壱(つぎくに・よりいち)を思い出し、心がざわついたのでしょう。家族と離れて裏路地に入ると、からんできた酔っ払いを一撃で、その仲間は一蹴で、さらに一緒にいた女性には自分の血を大量に与え、細胞が壊れて死ぬのを見るという、ひどすぎる八つ当たりをしました。

 縁壱を思い出したせいか、あえて3人それぞれ殺し方を変えて、現在の自分の強さを確認したところが、なんともいやらしく、ひどいところです。

●その2・身内にもひどい! パワハラ会議

 那田蜘蛛山 (なたぐもやま)の戦いで炭治郎たちに下弦の伍・累が倒されたことに腹を立てた無惨は、残りの下弦の鬼たちを集めると理不尽に責め立て、彼らをひとりひとり殺してしまいました。

 この会議で下弦の鬼たちは威圧され、何を言ってもからまれ、混乱させられ、結局は惨殺されるという、ひどい扱いを受けます。ファンの間で「パワハラ会議」と呼ばれるゆえんです。

 この後、読者は、残っている5人いる下弦の鬼たちがひとりずつ、さまざまな手を使って炭治郎ら鬼殺隊を苦しめ……という展開が続くと思っていたはずです。ところが一気に、しかも自分の手で下弦の鬼を殺してしまうというなんて、読者の想像のナナメ上を行きすぎる展開です。

●その3・喜ばない、褒めない、ねぎらわない

 上弦の参・猗窩座(あかざ)は、無限列車編で魘夢(えんむ)が倒された直後、炭治郎らの前に突然現れ、炎柱・煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)と戦いました。柱を倒したことを無惨に報告したところ、別件が未達だと叱責され、血を吐くほど痛めつけられます。前述のパワハラ会議に続く、ひどいパワハラです。

 しかも、猗窩座(あかざ)という名前は、狛治(はくじ)という人間の時の名前から、無惨が付けたようです。由来は作中で明記されていませんが、漢字の意味をひとつずつ見ていくと、「穴ぐらに座っている犬」……。原作マンガ第155話のサブタイトルは「役立たずの狛犬」です。いるだけで役に立っていない、という意味にとれるでしょうか。自分の人生に失望して鬼になった狛治に役立たずとは、ひどすぎますね。

 成果に対しても喜ばず、褒めず、ねぎらわずと、徹底してひどい態度を貫くのが無惨です。

■生き延びるためなら何でもするのが無惨

●その4・生き延びるために、本気で逃亡

 無惨の思いはただひとつ「死なない」こと。最終決戦において、珠世のつくった毒のせいで、戦況が悪くなった無惨は、あろうことか鬼殺隊に背を向けて逃亡します。

 無惨は、「誇りを持った侍」でもなく、「感情で行動する人間」でもないので、それが最終決戦の場であろうと逃亡にも抵抗がなかったのです。

 そのまま逃げられては、死んでいった仲間たちの命が無駄になると、炭治郎は手あたり次第に落ちている刀を投げつけ、それが次の攻撃につながっていきます。

 逃亡も、ありえないひどいことですが、この時の無惨は隊士たちの亡骸を踏んで走っており、それがよけいに炭治郎の打倒無惨の思いを燃やすことになります。 

●その5・最終手段は爆発肉塊作戦

 何があっても死にたくない、どんなことをしても生き延びたい無惨の最終手段は、自らの体を爆発させ、肉塊になっての逃亡です。

 かつて、日の呼吸の使い手であった縁壱に追い詰められた時、無惨はこの作戦によって、生き延びることに成功しました。最終決戦でも、この作戦を使おうとしますが、珠世がつくった阻止する薬のせいで体が変化し、それができなくなっていました。

 ファンの間では、「生き恥ポップコーン」と呼ばれるこの爆発肉塊作戦。いきなりリセットボタンを押すような強制終了を、始祖と呼ばれ、頂点に立つ無惨が行うのは、鬼であるからとはいえ、あまりにも無責任でひどい行動です。
 
* * *

 まだまだある無惨のひどすぎる行動は、「だって鬼だもの」というひと言ではすまされません。心に残った名シーンならぬ、心に残ったひどいシーンはどんなシーンですか? 

※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記

(山田晃子)

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