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声優・子安武人の伝説 「子安さんしか攻略できない」乙女ゲームが!

マグミクス / 2021年5月31日 15時40分

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■ファンの間で語り継がれる、子安武人の伝説

 ベテラン声優として第一線で活躍し続ける子安武人(こやす・たけひと)さん。実はその背景には“伝説”と語り継がれるさまざまな功績が存在します。一体どのような伝説を築き上げてきたのでしょうか。

 そもそも子安さんが演じてきたキャラクターといえば、アニメ『銀魂』の高杉晋助や「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのDIOなど美形悪役のイメージが強いかもしれません。しかしその一方ではギャグアニメ『ボボボーボ・ボーボボ』の主人公、ボボボーボ・ボーボボや『楽しいムーミン一家』のスナフキンなど、意外なキャラクターも務めているのです。

 また活躍の幅は声優業だけに留まらず、過去には声優ユニットをプロデュースしたことも。今でこそ作品と連動した声優ユニットは珍しくありませんが、子安さんは20年以上前からその手腕をふるっていました。加えて子安さんは「ZAZEL」の名でソロの音楽活動を行ったことがあり、もはや声優アーティストのパイオニアといっても過言ではありません。

 一方、音楽活動以外の功績を挙げると、乙女ゲーム『Darling(ダーリン)』も伝説のひとつといえるのではないでしょうか。もちろんただの乙女ゲームではなく、子安さんしか攻略できないという伝説の実写恋愛アドベンチャーゲームです。

 大まかなあらすじは主人公(プレイヤー)が大ファンであるミュージシャンのRYUと親交を深めていくゲームなのですが、攻略対象は子安さん演じるRYUのみ。しかもゲームの至る所には彼のボイスメールや写真、さらにはムービーなどが用意されています。

 2002年12月には第2弾となるPCゲーム『Darling II Backlash』が世に放たれ、2004年8月にはそのスペシャル版『Darling Special Backlash ~恋のエキゾースト・ヒート~』が発売されました。『Darling II Backlash』から実写ではなくなっているものの、もちろん主人公のキャラクターボイスは子安さんが担当しています。

 音楽からゲームまで幅広い活躍を見せる子安さんは、まさに“生きる伝説”といえるのではないでしょうか。

(マグミクス編集部)

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