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未来の東京が舞台のアニメ3選 現実味のある世界観、“異世界”より感情移入できる!

マグミクス / 2021年6月6日 13時40分

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■リアルすぎて放送延期も? 未来の東京が舞台のアニメ

 現実から少し離れたいとき、異世界転生系のアニメにどっぷりつかるのは楽しいもの。しかし、あまりに現実世界と離れすぎていて、感情移入しづらくなってきた方もいるのではないでしょうか。そんなときは、非現実と現実が絶妙に合わさった、未来の日本を舞台としているアニメがおすすめです。この記事では、未来の日本・東京を舞台にしたアニメを3作品ご紹介します。SNSでも「つい一気見してしまった」「わくわくしながら見られた」と評判です。

●『シャングリ・ラ』(2009年4月~放送)

『シャングリ・ラ』は、同名小説(著:池上永一、イラスト:吉田健一/KADOKAWA)を原作としたアニメです。近未来の東京都を舞台としており、温暖化が進んだ結果、街は樹海と化しています。超高層建造物・アトラスに住む富裕層と、スコールや地盤沈下におびえながら地上に暮らす貧困層には、大きな格差が。本作は、主人公の北条國子(ほうじょう・くにこ/CV:高橋美佳子)が、誰もが幸せに暮らせる未来のために立ち上がる物語です。

【あらすじ】
 地球温暖化の進行を止めるため、国際連合は経済市場を「株価」から「炭素」へ移行しました。各国の二酸化炭素排出量に準じて「炭素指数」を変動させ、国民に炭素税を課すこととなったのです。第二次関東大震災以来、都市機能が停止していた日本にも例外なく課税され、政府は東京を再生するため「アトラス計画」を発動。超高層建造物・アトラスを建造し、都民を移住させる計画を立てたのです。しかし、実際にアトラスに移住できたのは一部の都民のみ。反政府組織「メタル・エイジ」の関係者である國子は、地上で生きる人々のために立ち上がるのでした。

 壮大な世界観と緻密な設定が光る本作は、視聴者に「こうなってもおかしくない」と思わせる現実味を帯びています。池袋が濃い酸素と毒の沼で防護服なしには入れなくなっていたり、秋葉原で闇市場が開かれていたり……。地上の食料は配給制で、「爆弾雨」と呼ばれるスコールにおびえながら暮らすなど、戦時中のような描写が目立ちます。その一方でIT技術は発達しており、経済炭素予測システム「メデューサ」を使ってマネーゲームを繰り広げる人々も。地上の人々はアトラスに住めるのか、炭素経済は人々に何をもたらすのか。「國子」「草薙」といった日本神話を思わせる名前にも、謎が隠されていそうです。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」などで見ることができます。

●『UN-GO』(2011年10月~放送)

『UN-GO』 画像はBlu-ray1(東宝)

『UN-GO(アンゴ)』は小説『明治開化 安吾捕物帖』(作:坂口安吾/日本出版協同)を原案とし、設定を近未来にアレンジした作品です。原作では明治時代だった舞台が近未来の東京に移され、現代風に描き直されています。キャラクターデザインは『Fate/Grand Order』を一部手掛けたpakoさん、『機動戦士ガンダム00』を手掛けた高河ゆんさんと、スタッフ陣も豪華な作品です。

【あらすじ】
「終戦」を迎え、戦争の傷跡がまだ残る未来の東京。結城新十郎(ゆうき・しんじゅうろう/CV:勝地涼)は、相棒の美少年・因果(いんが/CV:豊崎愛生)と共に探偵業を営んでいました。一方で、メディア王として財政界にも顔が広い海勝麟六(かいしょう・りんろく/CV:三木眞一郎)は、探偵でないにもかかわらずさまざま難事件を解決。麟六の推理にケチをつける進十郎と因果には、「敗戦探偵」という通り名が付けられていました。ある日進十郎と因果は、不正の疑惑がかけられていた加納グループのパーティーに招待されます。しかしパーティーのさなか、加納グループの社長・加納信実(かのう・のぶざね/CV:有本欽隆)が刺殺されてーー?

 昭和の文豪・坂口安吾の小説を原案とした本作は、反権威・反道徳的言動が象徴的な「無頼派」である坂口の作風を、節々に受け継いでいます。世間と距離を置き、高い推理力を持ちながらも自己評価の低さが目立つ新十郎には、特に坂口の作品らしさが表れているのではないでしょうか。本作では監督に水島精二さん、脚本に會川昇さんと、『鋼の錬金術師』スタッフを再結集。明治時代が舞台の原案を、見事に近未来にアレンジしています。スタイリッシュでありながらどこか独特な世界観を気に入った方は、原案小説と読み比べてみてはいかがでしょうか。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」などで見ることができます。

●『COPPELION』(2013年10月~放送)

『COPPELION』 画像はBlu-ray1(キングレコード)

『COPPELION』は、同名マンガ(作:井上智徳/講談社)を原作としたアニメです。原作では、無人となった近未来の東京を舞台としています。しかし、2011年に起きた東日本大震災や福島第一原子力発電所事故の影響か、アニメでの舞台設定は「旧首都」、「放射能汚染」は「汚染」と、当時の情勢に配慮した表現となっています。アニメ化に関する情報も震災以来途絶えていましたが、約3年後の2013年に放送されることとなりました。

【あらすじ】
 時は西暦20XX年。旧首都はとある事故の影響で荒廃し、人が住めない状況になっていました。住民の約90%が惨劇に見舞われた事故から数十年。3人の女子高生が旧首都に降り立ちます。防護服を着なければ生きられないほど汚染された旧首都に、3人はなぜ降り立ち、ただの制服姿なのか。それは、彼女たちが汚染耐性を有する人工人間「コッペリオン」だからです。彼女たちは陸上自衛隊第三師団特殊部隊に所属しており、その任務は旧首都に残る人々を救出すること。23区内に足を踏み入れた彼女たちは、変わり果てた景色のなかで生存者を見つけてーー?

 荒廃した旧首都は美しくもうっすら虹色にくすんでおり、「汚染」の影響を思わせます。そんななかで活躍するコッペリオンたちは、防護服の人間たちと対照的に普通の学生服を着ており、どこか異様です。彼女たちは救助活動を通してさまざまな人間と出会い、「人間ではない自分」と「人間でありたいという思い」のはざまで葛藤します。命とは何か、人間とは何かを考えさせられる作品です。なお、声優陣が豪華なのも注目ポイントのひとつ。コッペリオンである成瀬荊(なるせ・いばら)役の戸松遥さん、深作葵(ふかさく・あおい)役の花澤香菜さんを始め、人気声優が勢ぞろいしています。豪華キャストの演技を楽しみつつ、設定の補完に原作もあわせて読むのがおすすめです。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

* * *

 未来の日本が舞台の作品は、物語に入りやすいうえ、どんな世界なのか期待させてくれるのも魅力です。現代日本との違いを楽しみつつ、次のお休みに一気見してみてはいかがでしょうか。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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