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「胸アツ!」強敵が仲間になるアニメ3選 秘めた思いや過去に涙…

マグミクス / 2021年6月8日 11時50分

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■昨日の敵は今日の友! あの強敵も仲間に

 名作『ドラゴンボール』では、ヤムチャをはじめとして強敵が次々と仲間になっていきました。本来倒すべき敵と和解し、頼もしい味方になるこうした展開は、「光落ち」とも呼ばれ一部で人気を誇っています。この記事では、そんな「強敵が仲間になる展開」を3作品からご紹介します。SNSでも「この展開胸アツすぎ」「(仲間になって)丸くなったところがまたたまらない」と評判です。

●『BLEACH』朽木白哉

『BLEACH』は同名マンガ(作:久保帯人/集英社)を原作としたアニメです。本作では、四大貴族「朽木家」の現当主かつ六番隊隊長・朽木白哉(くちき・びゃくや/CV:置鮎龍太郎)が、朽木ルキア(くちき・るきあ/CV:折笠富美子)の処刑を邪魔させないよう、主人公・黒崎一護(くろさき・いちご/CV:森田成一)たちと死闘を繰り広げます。義理の妹であるルキアを本当は助けたいと思っていた白哉を、一護は戦いながら説得します。その結果、自分の負けを認めた白哉は一護たちと和解し、心強い仲間となりました。

 一護に死神の力を譲り渡したルキアは、重罪人として白哉に連行されてしまいます。ルキアを処刑から救うため、一護は連行先の尸魂界(ソウル・ソサエティ)に潜入。白哉と激闘を繰り広げます。六番隊隊長としてルキアを連行した白哉でしたが、義理の妹であるルキアを守りたい気持ちも強く、内心では葛藤していたのでした。一護との一騎打ちで破れた白哉は「我等が掟を守らずして 誰が守るというのだ」とこぼします。それを受け、「俺がもしあんたの立場だったとしても、やっぱり俺は掟と戦うと思う」と答えた一護。白哉は負けを認め、以降一護の仲間となったのでした。

 朽木家当主としての誇りと、愛する義理の妹を守りたい気持ちとの間で葛藤していた白哉。以前、掟を破ってルキアを養子として迎えたことから「二度と掟を破らない」と自身に誓っていた白哉でしたが、ルキアを守ろうと訴えかける一護の言葉に、心動かされていたのでした。一貫してクールな白哉ですが、一護たちの仲間になってからは表情も柔らかくなり、ルキアへの愛も隠さないように。発する言葉はそっけないものの、仲間思いな頼もしい味方になりました。この作品は、「dアニメストア」「Netflix」「U-NEXT」などで見ることができます。

●『Re:ゼロから始める異世界生活』レム

『Re:ゼロから始める異世界生活』は、同名ライトノベル(著:長月達平、イラスト:大塚真一郎/KADOKAWA)を原作としたアニメです。本作では、亜人の一種「鬼族」であるレム(CV:水瀬いのり)が、主人公・ナツキ・スバル(CV:小林裕介)を魔女教の関係者だと疑い、抹殺しようとします。レムに殺されるものの、「死に戻り」の能力で死亡前にさかのぼり、運命に立ち向かうスバル。レムやスバルを呪い殺そうとする呪術師も現れ、呪術師の正体を探ることになります。そのなかでスバルはレムの信頼を取り戻し、絶対的に慕われるようになります。

 王候補のひとり・エミリア(CV:高橋李依)の恩人として、ロズワール・L・メイザース(CV:子安武人)の屋敷に住むことになったスバル。メイドのレム、ラム(CV:村川梨衣)とは良好な関係を築いたはずでしたが、寝ている間に何者かに殺されます。「死に戻り」の能力で日々をやり直すスバルでしたが、何度も殺されたうちの1回は、レムが犯人だと判明。絶望しつつも死に戻りを繰り返すスバルは、もうひとつの死因である「呪術師」の正体を探ることに。呪術師の正体である魔獣に命がけで立ち向かい、レムの信頼を取り戻したのでした。

 レムは双子の姉・ラムを襲った魔女教徒に恨みを持っており、「魔女の残り香」がするスバルを疑惑の目で見ていました。そのため、ラムと仲良くするスバルにどこか冷たく当たっていたレムですが、魔獣の掃討で命を懸けたスバルを見てからは彼を見直すように。自分を受け止めてくれたスバルに心を開き、レムはスバルを強く恋い慕うようになります。スバルを英雄視するあまり、スバルからの駆け落ちの提案を断る場面も。その一途でいじらしい想いに、レムはメインヒロインであるエミリアをしのぐほどの人気キャラクターとなりました。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「U-NEXT」などで見ることができます。

●『ONE PIECE』ニコ・ロビン

『ONE PIECE』は、同名マンガ(作:尾田栄一郎/集英社)を原作としたアニメです。本作では、秘密犯罪会社「バロックワークス」の副社長として登場したニコ・ロビン(CV:山口由里子)が、社長であるクロコダイル(CV:大友龍三郎)に切り捨てられ、主人公・モンキー・D・ルフィ(CV:田中 真弓)率いる麦わらの一味に加わります。このとき完全には心を開いていなかったロビンですが、秘密諜報機関「CP9」に発見されたことから、さらにルフィたちとの絆を深めていきます。

 秘密犯罪会社「バロックワークス」の副社長、「ミス・オールサンデー」としてルフィたちと対立していたロビン。しかし、クロコダイルに裏切られたロビンは、「ここでこのまま死ぬのなら、ちょうどいい」と、崩れる建物のなかで自ら死を選ぼうとします。そんなロビンを、ルフィは半ば無理やり救出。助けたことの責任を取らせる形で、ロビンは一味に加わります。しかしその後、世界政府の秘密諜報機関「CP9」に発見されたロビンは、一味を守るために自らCP9に身を寄せます。ルフィたちはロビンの素性を知り、それでも救出しに行きますがーー?

 当初、「ミス・オールサンデー」としてルフィたちと敵対するロビンですが、クロコダイルへの忠誠はうわべだけのもので、自分を無理やり救ったルフィに興味を持ち仲間になります。ただしこの時点ではサンジ(CV:平田広明)を「コックさん」、ナミ(CV:岡村明美)を「航海士さん」と呼ぶなど、ルフィたちとも一定の距離を置いています。その後、ルフィたちを守るために「CP9」に自ら赴いたロビンですが、世界政府に立ち向かってまで自分を助けようとするルフィたちの想いに、「生きたい」という本心を吐露。生きること自体を罪とされ、人を信用してこなかったロビンですが、このことがきっかけでルフィたちを信じ、本当の仲間入りを果たしました。ルフィたちを名前で呼ぶようになったのも、この頃からです。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」などで見ることができます。

* * *

 皆さんの好きな「光落ち」展開はありましたか? 敵として強ければ強いほど、仲間になった時の驚きや感動、心強さはひとしおです。気になる作品があった方は、ぜひ敵時代のエピソードから見直してみてはいかがでしょうか。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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