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『SLAM DUNK』三井寿の「あきらめの悪い」名セリフ4選。逆境でこそ輝く男!

マグミクス / 2021年6月23日 11時50分

『SLAM DUNK』三井寿の「あきらめの悪い」名セリフ4選。逆境でこそ輝く男!

■恩師・安西先生の言葉を体現する“あきらめの悪い男”

 連載完結から25年目となる2021年にアニメ映画化が発表され、バスケットボールマンガの金字塔『SLAM DUNK』が再び話題となっています。

 湘北高校に通う主人公の桜木花道(さくらぎ・はなみち)をはじめ、ライバルでチームメイトの流川楓(るかわ・かえで)などさまざまな人気キャラクターが登場しますが、なかでも数々の名セリフを残し、高い人気を誇るキャラクターが三井寿(みつい・ひさし)です。

 代表的な名セリフ「安西先生…!バスケがしたいです!」とともに湘北高校バスケ部に復帰した三井は、物語終盤までチームの主力として大活躍します。今回は、 “あきらめの悪い男”こと三井の印象的なセリフを、名シーンとともに4つ紹介します。

●「まだ時間はあるぞ!絶対勝てる!このスーパースター三井がいる限り!」

 このセリフは、中学時代に神奈川県予選の試合で三井率いる武石中が窮地に立たされていた際に放った言葉です。

 残り12秒で1点を追いかけるピンチの場面で三井は「まだ時間はあるぞ!絶対勝てる!このスーパースター三井がいる限り!武石中は絶対勝ァつ!!」と自信満々にチームを鼓舞するように言い放つと、見事に逆転シュートを決めて勝利に貢献。大会を制してMVP選手にも選ばれました。このときから三井の“あきらめの悪い”精神が根付いていたことがわかります。

 ちなみに、この試合、心の中では勝利を諦めかけていた三井に、来賓席にいた湘北高校の安西先生がかけた言葉が「最後まで希望を捨てちゃいかん。諦めたらそこで試合終了だよ」という、いまやマンガ・アニメ界を代表する名セリフでした。三井の胸に深く刻まれる、運命的な出会いを果たした試合だったのです。この出会いをキッカケに、三井は他校からのスカウトを蹴ってまで湘北高校への入学を決めることとなります。

●「こういう展開でこそ、オレは燃える奴だったはずだ!」

 神奈川県予選の決勝リーグ出場をかけて対決した、インターハイ常連校・翔陽高校との試合中での名セリフです。

 劣勢を強いられる湘北は後半、三井の体力が尽きかけて窮地に追い込まれてしまいます。不良時代を過ごした2年間のブランクを悔いつつも「MVPを獲ったときもそうだったはずだ!」「こういう展開でこそ、オレは燃える奴だったはずだ!」と、“あきらめの悪い”中学時代を思い出し、自身を奮い立たせました。

 その後、相手のファウルでフリースローの準備に入る三井。ここで体力の回復を図ることもできたのですが、三井はすぐさまシュートへ。「さっさと続きを始めるぞ!オレの気持ちが醒めないうちにな!」と、三井が息を吹き返すシーンは非常にカッコよく、こちらも名セリフといってよいでしょう。

 ここからの三井は疲れが吹き飛んだかのように、立て続けに3ポイントシュートを決め、気迫のディフェンスで相手チームの攻撃をシャットアウト。湘北を見事に勝利に導く活躍を見せました。

■作中屈指の名セリフ&名シーン! 自らを蘇らせる3Pシュート

●「おう、おれは三井…あきらめの悪い男」

 
 インターハイ2回戦で当たった絶対王者・山王工業との試合で放った名セリフは、作中屈指の名シーンでもあります。

 湘北が終始劣勢に立たされている試合後半、三井はマッチアップする松本稔(まつもと・みのる)に“棒立ち”で抜かれるなど、体力の限界が近づいていました。すると三井は松本に「オレの名前を言ってみろ…!オレは誰なんだよ」「オレは誰なんだよ!言ってみろ」と顔色が悪くなるほどバテながら聞き続けます。

 すでに体力が限界を迎え、ノーマークとなっていた三井。それでもパスを受け取り、山王選手が「三井!」と驚くと、その言葉を待っていたかのように三井は「おう、おれは三井。あきらめの悪い男」とつぶやき、見事にシュートを決めるのです。

 どんな窮地に立たされても、どんなに体力の限界がきても最後まで“諦めない”、安西先生の言葉を体現した瞬間でした。

●「静かにしろい。この音が…オレを蘇らせる。何度でもよ」

 こちらもおなじく山王工業との試合で放ったセリフ。「もうオレは腕もあがんねーのによ」と話すほど体力が尽きかけていた三井でしたが、1年生の後輩・流川はその様子を見ても「そんなタマじゃねーよな」と三井へのパスを選択します。

 そんな三井の手元へボールが渡ると山王の選手は「奴はうてねえ!」と油断していましたが三井はスリーポイントシュートの体勢へ。「そのシュートは今までよりも高く、美しい弧を描いた」という印象的なナレーションの後、ボールは「パツン!」とゴールネットを揺らします。

 このとき三井が心の中で言ったのが「静かにしろい。この音が…オレを蘇らせる。何度でもよ」という名セリフ。三井が活躍した数々の名シーンのなかでも、この瞬間が最も好きだというファンは少なくないのではないでしょうか。

 三井といえば“スリーポイントシューター”というイメージを多くの方が持っているかと思いますが、翔陽戦でみせた気迫のディフェンスなど、幅広い場面で天才的なバスケセンスを発揮しています。追い詰められれば追い詰められるほど、劣勢をひっくり返す爆発力を備えた名プレイヤーでした。皆さんの心に残っている三井の名セリフは何ですか?

(中島憲太郎)

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