『呪術廻戦』“三輪ちゃん”の名セリフ4選 作中、最も一般的な感性に共感！？

■「普通」なところが魅力的！　役立たず“三輪ちゃん”

　大ヒットアニメ『呪術廻戦』。主人公の虎杖悠仁（いたどり・ゆうじ）をはじめとした、呪術高専東京校の呪術師を中心に物語は進行します。

　一方、姉妹校である京都校にも個性豊かな呪術師が多く登場し、同作の人気を支えています。なかでも、ヒロイン・釘崎野薔薇（くぎさき・のばら）に匹敵するほど高い人気を誇っている女性呪術師が“三輪ちゃん”こと2年生の三輪霞（みわ・かすみ／CV：赤崎千夏　※崎の字は立つ崎）です。

　三輪ちゃんは、ひと癖もふた癖もあるキャラクターが多く登場する同作のなかにおいて、一般的な感性を持つ“ミーハー女子”です。この記事では、そんな「普通」なところが魅力な三輪ちゃんの名セリフを4つ選んで紹介します。

●「やっべえ！　生五条悟！　生五条悟だー！」

　初登場したアニメ第8話では、クールな印象だった三輪ちゃんですが、実は最強の呪術師・五条悟（ごじょう・さとる）の大ファン。五条を前にした三輪ちゃんは「やっべえ！　生五条悟！　生五条悟だー！」「しゃべっちった！　しゃべっちった！」と心の中で大興奮。さらに五条に2ショット写真までお願いするなど“ミーハー”な一面が描かれ、ここからファン人気を得ていくことになります。

●「役立たず三輪です」

　アニメ第18話で放った名セリフ。姉妹校交流会編で、東京校の禪院真希（ぜんいん・まき）と対決して武器の刀を取られてしまった三輪ちゃんは「かーたな、取ーられちゃったーよー」と歌いながら呆然と立ち尽くします。

　刀を取り返そうにも「あの人、足速いんだもん」「まあ、刀のない私は戦力にならないから正しい判断だ」と諦めると、携帯電話が鳴り「はい、役立たず三輪です」と応答。この一連のシーンに「三輪ちゃんかわいい！」などといった声が多くあがりました。

　ちなみに、この一連の流れで「タピオカって言うほどおいしいか？」と唐突に自問自答する場面もあり、ミーハーといえどタピオカはお気に召さないようです。

●「普通にかっこいい人は好きですけど…」

　アニメ第15話の「じゅじゅさんぽ」で、好きな男性のタイプが一般的な女性の感性であることも分かりました。「どんな人がタイプですか？」という質問に対して、他の女性呪術師からは「最低限、私より強いやつ」などといった声が挙がりましたが、三輪ちゃんは「普通にかっこいい人は好きですけど、一緒にいて楽しいというか、“私にはこの人しかいない”って思えるかどうかが大事」などとタイプを明かし、かわいらしい女心が描かれました。

●「さすがに深夜のカップラーメンは…」

　アニメ第17話の「じゅじゅさんぽ」で放った、こちらも一般的な女性らしさ全開の名セリフです。深夜にお腹が空いて食堂に行くと京都校の禅院真衣（ぜんいん・まい）と西宮桃（にしみや・もも）の姿が。彼女たちからカップラーメンをもらいますが「さすがに深夜のカップラーメンは……」と翌日のダメージを気にして一度はちゅうちょします。

　しかし、おいしいアレンジレシピを西宮に教えてもらい「すごいおいしいですよこれ！」と結局食べてしまう三輪ちゃん。おいしさのあまり、食べ終えてからようやく罪悪感をおぼえる三輪ちゃんでした。

＊　＊　＊

　以上、ミーハー女子・三輪ちゃんの名セリフを4つ紹介しました。ビジュアルもかわいいですが、一般的で「普通」なところがまた魅力的ですよね。皆さんの心に残っている、三輪ちゃんのセリフは何ですか？

（中島憲太郎）