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ついにジンベエが麦わらの一味に加入!そこから判明した残りの仲間の数とは?

マグミクス / 2021年6月28日 11時50分

ついにジンベエが麦わらの一味に加入!そこから判明した残りの仲間の数とは?

■苦難の道のりだった、ジンベエの仲間入り

 昨日2021年6月27日(日)放送のアニメ『ONE PIECE』第980話「涙の約束! さらわれたモモの助」で、ついにジンベエがルフィたち麦わらの一味の仲間入りをはたしました。そこで、ジンベエを中心にこれまでのことと、これからのことを考えてみたいと思います。

 ジンベエの名前が最初に登場したのは、まだ麦わらの一味が「東の海」にいたころ。アーロンを東の海に送り込んだ黒幕の王下七武海がいるという噂でした。後にそれが真実でないことがわかるのは「魚人島編」になってからですから、本作の物語がいかに長期にわたって続き、いまだ解明されていない謎や伏線が多いかがわかります。

 初めて姿を現したのは「インペルダウン編」。そこでルフィと出会い、シリーズ最大の頂上戦争があった「マリンフォード編」では、仲間たちと離れてしまったルフィを助ける強い味方として活躍します。

 そして2年後、「魚人島編」で麦わらの一味と合流、戦いの終結後にルフィから仲間になってほしいと言われますが、その前に片づけなければいけない問題があると言って一度別れました。そして、ルフィたちとは「ホールケーキアイランド編」で再会しますが、ビッグ・マムを足止めするためにふたたび別れ、ワノ国での再会を約束して物語から一時退場します。

 こうして振り返ると、名前が出たのは23年前、姿が出たのはおよそ12年前、仲間入りの約束をしたのが9年ほど前という、もっとも仲間になるまで時間がかかったキャラとなりました。

 この間、本当にジンベエが仲間入りするのか、ファンの間で議論になったこともあります。それはジンベエが「自分よりも仲間を大切にする」性格だったからでした。王下七武海に加わったのは魚人族のため、その地位を捨てたのはエースや白ひげと戦いたくなかったため、ビッグ・マム傘下になったのも魚人島やタイヨウの海賊団を守るため……と、ジンベエはいつも周りのことを考えて自己犠牲をかえりみないところがあります。

 だからこそ、ルフィの仲間になる前に悲劇的な最期を迎えるのでは? と、ファンのなかには不安に思う人もいました。実は筆者もです。

 ところが何度も死亡フラグを立てながらも、無事に麦わらの一味に加わったのですから、今回の出来事はファンならば手放しで喜んでいることでしょう。

 原作者である尾田栄一郎先生は「戦いの後の宴が盛り上がらないので死亡者は出さない」と以前語ったことがあります。そう考えれば杞憂だったということでしょうが、ここまで本当にハラハラしました。

 逆を言えば、エースと白ひげが死んだ「マリンフォード編」は宴もありませんでしたし、ルフィは仲間と別れたままだったので突出して異端のシリーズだったということになりますね。

■伏線を読み解くと、麦わらの一味の人数がわかる?

 ジンベエが仲間に加わったので、今後のことを少し考察してみましょう。

 ルフィは故郷の村を出発した時、「まずは仲間集めだ」「10人はほしいなァ!!」と言ってました。このことからファンの間では、麦わらの一味は10人になる……という説が以前からあります。

 そのため、9人目の仲間であるジンベエを加えて10人になったことで、麦わらの一味はこれ以上増えないのでは? と思う人も少なくありませんでした。

 しかし、ルフィの台詞をよく聞くと、ルフィ以外の仲間が10人ということがわかります。すなわち、麦わらの一味は11人で完成するということ。普通ならそんな細かいところまで一致しないという人もいるでしょうが、これまでのセリフもすべて伏線として回収する尾田先生なら間違いないでしょう。

 そして、この麦わらの一味11人説を裏付ける理由のひとつに、いずれ最大の相手として立ちふさがるであろう黒ひげ海賊団の存在があります。

 わずか2年で四皇のひとりとなったマーシャル・D・ティーチこと黒ひげには、「10人の巨漢船長」という幹部の存在が明かされていました。船長+10人の仲間。すなわち最大の敵となるであろう黒ひげとの戦いを考えると、麦わらの一味もルフィに10人の仲間が必要となるわけです。この因縁は決定的証拠になるかもしれません。

 ファンの間では、今回のワノ国での戦いで11人目が加わるのでは? と考察する人もいるようです。それだけ多くのキャラが現れました。

 しかし、忘れてはいけない決まりごとがひとつあります。それは麦わらの一味の仲間にはそれぞれ、かぶらない重要な役目があること。すなわち…

船長…モンキー・D・ルフィ
剣士…ロロノア・ゾロ
航海士…ナミ
狙撃手…ウソップ
コック…サンジ
船医…トニートニー・チョッパー
考古学者…ニコ・ロビン
船大工…フランキー
音楽家…ブルック
操舵手…ジンベエ

……と、それぞれ誰にも負けない役割があります。

 ジンベエの仲間入りがささやかれた時、麦わらの一味に操舵手がいなかったことからジンベエの役割は操舵手と噂されたことがありました。そのため、「ホールケーキアイランド編」でジンベエがすぐれた操舵技術を持つことが判明した時、やはりと思ったファンが多かったと言います。

 そうすると、麦わらの一味11番目の仲間は上記以外で航海に必要な役どころのエキスパートとなるでしょう。それが一体何なのか? 解き明かされるのはどれくらい先になるのか? それを想像してこれからも作品を楽しみたいと思います。

 筆者は前々から「副長がいないよなぁ」と思っているのですが、それはゾロが兼任ということなのでしょうね。

(加々美利治)

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