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「ジャンプ」作品の”瞬殺シーン”5選 0.9秒の悲劇…!

マグミクス / 2021年7月5日 7時10分

「ジャンプ」作品の”瞬殺シーン”5選 0.9秒の悲劇…!

■瞬殺界のスターは…?

 数々の名バトルを生み出してきた「週刊少年ジャンプ」のマンガで、敵を瞬殺するシーンは読者の胸アツ展開のひとつではないでしょうか。この記事では「ジャンプ」作品のなかから、記憶に残る“瞬殺シーン”をご紹介します。ついでにやられるまでにかかったページ数(どちらかが攻撃してからトドメの1撃が入るまで)もカウントしてみます。

●『鬼滅の刃』冨岡義勇 vs 下弦の伍・累

 アニメ版1期の「那田蜘蛛山編」のラスボス的存在でもあったため、記憶に新しい鬼・累。原作では単行本第5巻で水柱・冨岡義勇と戦っています。下弦の伍とはいえ、主人公・炭治郎の新技「ヒノカミ神楽」や禰豆子との連携でも討伐できなかった強敵です。しかし瀕死の炭治郎の元に現れた冨岡義勇は、たったの一太刀で累の頸を切り落とし、読者が柱の強さを思い知った瞬間でした。かかったページ数は5ページ。累は血鬼術・刻糸輪転(こくしりんてん)を放つも、義勇によって弾かれ動揺しているところでトドメを刺されています。同じく5巻では蜘蛛の鬼(姉)が蟲柱・胡蝶しのぶに毒で秒殺され、通称・サイコロステーキ先輩も早々に累にバラバラにされています。何かと瞬殺シーンが多い「那田蜘蛛山編」でした。

●『ONE PIECE』ルフィ vs ベラミー

 バネバネの実の能力者で“ハイエナの”という異名をとるキャラクター・ベラミーがルフィに一撃で仕留められたのは25巻。夢を追うルフィとは対照的に、海賊でありながら夢やロマンを否定する現実主義者として描かれるキャラクターで、ベラミーが奪い取った金塊を巡ってルフィと戦うことになります。ルフィを「臆病者」「パンチの打ち方を知ってのか!!?」と散々挑発し4ページにわたって攻撃を仕掛けますが、その後、見開き2ページをフルに使ったルフィのパンチ1撃でノックアウト。顔にはルフィの拳の跡が残り、気絶したことでふたりのバトルは終了となりました。

●『キン肉マン』レオパルドン vs マンモスマン

 テレビ番組でもその弱さをいじられたことで知名度が急上昇し、瞬殺界のスターとして君臨しているのが『キン肉マン』に登場するレオパルドンです。「王位争奪戦」に登場しリングインからたった4コマ、時間にしてわずか0.9秒という伝説的敗北を記録しています。「次鋒レオパルドンいきます!!」のセリフとともに勢いよく飛びかかりますが、マンモスマンの鼻のひと突き・ノーズフェンシングをカウンター気味にくらいマットに撃沈……。ボスであるキン肉マンビッグボディも「ああ……」としか言えない状況でした。

 レオパルドン自身もこの試合を相当悔いているようで、74巻にて再登場した際には、「1秒すら持たずに敗北 こんな屈辱が超人の歴史の中であったでしょうか?」「二度と瞬殺超人とは言わせない」と自ら発言しながらも、マンモスマン以上の強敵に挑んでいます。ちなみにこの回のタイトルは「0.9秒の向こう側!!の巻」……作者からも読者からも愛されているキャラです。

●『ドラゴンボール』トランクス vs フリーザ

 ナメック星で超サイヤ人に覚醒した孫悟空に破れたフリーザでしたが、その後サイボーグとなり父親のコルド大王と地球に来襲します。悟空不在のなか、ベジータも「これで地球は終わりだ」と言うほど絶望的な状況でしたが、“未来からきたトランクス”がフリーザ親子を瞬殺してしまったのが28巻です。フリーザが先制攻撃を仕掛けるも、正面から剣で一刀両断されるまでたった5ページ。強敵の代名詞的存在であるフリーザですが体を真っぷたつにされてからも、木っ端微塵に切り刻まれ、あえなく退場となりました。

●『HUNTER×HUNTER』キルア vs ジョネス

 作中最強説も浮上するキルアというキャラクターは3巻で異能ぶりを発揮しています。暗殺稼業を営む家族の期待に反発して家出した経緯があるキルアですが、ハンター試験に参加した先に待ち構えていたのは、解体屋(バラシや)ジョネスと呼ばれる大量殺人犯でした。ジョネスは5ページにわたってこれまでの悪行とパワーの解説がされます。そしてバトルが始まるのかと思いきや、たった1コマでキルアはジョネスの心臓をえぐり取り、ジョネス本人もそのことに気付かないほどの瞬殺ぶり。5ページ分の解説は“壮大な前フリ”であったことも驚きの演出となっています。

 瞬殺シーンを振り返ると、どのキャラクター(ジョネス以外)も先に手を出した方がやられています。相手の素性も知らずに暴力で解決しようとするのは、瞬殺フラグなのかもしれません。

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記

(椎名治仁)

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