マンガ賞「MILLION TAG」番組が配信開始、「編集者ｘ漫画家」のやりとりは必見？

■集英社の編集者と挑戦者が「TAG」に。6組が優勝を目指す

　漫画家の発掘を目的に集英社が実施しているマンガ賞「MILLION TAG」の選考の様子を伝える番組の第1話が、2021年7月2日からYouTubeチャンネル「ジャンプチャンネル」にて配信されています。「MILLION TAG」は、６名の漫画家と編集者がタッグを組んで課題に挑み、優勝を目指すもので、優勝者には賞金500万円に加え、「少年ジャンプ＋での連載確約」「コミックス発売」と豪華な副賞が確約されています。

　今回新たに「優勝者の作品をNetflixアニメとして制作し全世界へ独占配信」という副賞も加わることが発表されました。あわせて、最終課題のゲスト審査員には、漫画家・藤本タツキ氏（『チェンソーマン』）、漫画家・賀来ゆうじ氏（『地獄楽』）にNetflix アニメプロデューサー・小原康平氏が加わることも明らかになりました。

「MILLION TAG」の挑戦者たちは、3か月の間に4つの課題に挑戦します。彼らとタッグを組んでサポートするのは、『チェンソーマン』『SPY×FAMILY』を担当する林士平さんや、『マッシュル-MASHLE-』『鬼滅の刃』などを担当してきた浅井友輔さんなど、大ヒットマンガに携わってきた編集者たちです。

　番組は全8回を予定。配信された第1話では、新人漫画家とタッグを組む編集者の組み合わせが発表され、漫画家と編集者のリアルなやり取りや、課題に挑みマンガを作り上げていく過程が映し出されています。マンガ制作を支える編集者たちがどのような仕事をしているのかも見ることができる、貴重な映像となっています。

　新人漫画家が実力派編集者たちと関わりながら、どのように傑作を生み出していくのか、そしてどのタッグが優勝を手にするのか……マンガ好きはもちろん、マンガ制作に興味のある人も楽しめる番組になるでしょう。

（マグミクス編集部）