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トラウマ・鬱描写でゾッとするシーン3選 背筋を凍らせて夏を乗り切れ

マグミクス / 2021年7月20日 11時50分

トラウマ・鬱描写でゾッとするシーン3選 背筋を凍らせて夏を乗り切れ

■トラウマ必至? 血の気も引く「ゾッとするシーン」

 暑い夏を乗り切るため、怪談で「涼」を感じる方もいるでしょう。しかしアニメ作品のなかには、怪談に負けず劣らず「ゾッとするシーン」もあります。なかには、ホラー系の作品ではないのに、トラウマ級のシーンがある作品も。この記事では、背筋が寒くなる「ゾッとするシーン」を3作品からご紹介します。SNSでも「えげつないし救えない」「これ鬱アニメじゃん!!」と評判です。

●『結城友奈は勇者である』第8話「神の祝福」

『結城友奈は勇者である』は、『アカメが斬る!』の原作・シナリオ監修を務めたタカヒロさんが企画・原案を手がけた、オリジナルアニメです。総監督は、『暗殺教室』『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-』の岸誠二さん。「勇者部」の女子中学生たちがとある「お役目」を果たす物語ですが、第8話「神の祝福」では、彼女たちの能力に隠された代償があることが明らかになります。

【第8話までのあらすじ】
 時は神世紀300年。結城友奈(ゆうき・ゆうな/CV:照井春佳)は、香川県にある讃州(さんしゅう)中学校に通う、普通の中学2年生です。少し変わっているのは、「勇者部」という部活に所属していること。友奈たちは、人々に信仰されている神樹(しんじゅ)を守るため、「勇者」として謎の敵・バーテックスたちと戦っていました。ついにバーテックスを全滅させたかと思われた勇者部でしたが、実は生き残りがいると判明。それぞれ体の一部に異変が起きていることに不安を感じながらも、友奈たちは戦いを再開してーー?

 戦いの後、友奈と親友の東郷美森(とうごう・みもり/CV:三森すずこ)だけはなぜか学校から離れた場所に転送されます。そこには、全身が包帯で巻かれ、点滴を受けている痛ましい少女、乃木園子(のぎ・そのこ/CV:花澤香菜)が。「咲き誇った花は、そのあとどうなると思う?」。意味深なセリフとともに、園子から「勇者システム」の闇が明かされます。園子の痛ましい姿と、告げられる絶望的な事実に、絶句必至のシーンです。特に、第2期にあたる「-鷲尾須美の章-/-勇者の章-」を見た後には、もう一度見直したくなるでしょう。また、8話鑑賞後には、ぜひオープニング冒頭の描写も見直すことをおすすめします。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

●『Re:ゼロから始める異世界生活』第15話「狂気の外側」※新編集版

『Re:ゼロから始める異世界生活』新編集版 (C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会

『Re:ゼロから始める異世界生活』は、同名ライトノベル(著:長月達平、イラスト:大塚真一郎/KADOKAWA)を原作としたアニメです。異世界転生した主人公がタイムリープしながら運命に立ち向かいますが、タイムリープの条件は「死ぬこと」。幾度となく「死に戻り」して運命にあらがうものの、15話「狂気の外側」では、主人公が壮絶な結末を迎えます。

【第15話までのあらすじ】
 コンビニからの帰り道、いきなり異世界転生してしまった少年、ナツキ・スバル(CV:小林裕介)。魔法も使えず、路地裏でチンピラに絡まれていたスバルを助けてくれたのは、次代の王選候補である美少女・エミリア(CV:高橋李依)でした。スバルはエミリアの探し物を手伝ううちに、「死に戻り」の能力があることに気づきます。大事な人たちの命を「死に戻り」を繰り返して助けるものの、何度繰り返しても悲惨な運命に襲われるスバル。スバルはとうとう心を病んでしまいーー?

 心を壊したスバル、メイドの少女・レム(CV:水瀬いのり)は、主人であるロズワール・L・メイザース(CV:子安武人)の屋敷に運びます。しかし、道中で魔女教徒たちにスバルを奪われ、助けに行ったレムも魔女教徒たちにむごい仕打ちを受けてしまいます。鎖につながれ、目の前にいるのに何もできないスバル。命懸けでスバルの鎖を外したレムを、今度はスバルが屋敷に運びます。しかしそこにはたくさんの亡骸と、謎の巨大な獣が。圧倒的な存在感と吹雪のなか、スバルの首は静かに落ちるのでした。終始つらい展開が続き、ほっとひと息つけるかと思った終盤、さらなる絶望に襲われる恐ろしいシーンです。特殊エンディングでは、死んだスバルがそのまま凍り付くさまが流されます。心を壊し、勝ち目のない巨大な獣にも殺され、その後スバルがどう変わるのにも注目です。どうこの作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」などで見ることができます。

●『ef – a tale of melodies.』第6話「flection」

『ef - a tale of melodies.』 画像はBlu-ray BOX(NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)

『ef – a tale of melodies.』はPCゲーム『ef – a fairy tale of the two.』を原作としたアニメで、第1期の『ef – a tale of memories.』、第2期の『ef – a tale of melodies.』から成り立っています。アニメスタジオ「シャフト」が制作した本作は「影の『CLANNAD』」と呼ばれることもあり、登場人物たちのつらい過去や性質が物語に大きく関わってくるのが特徴です。第6話「flection」では、2期のヒロイン・雨宮優子(あまみや・ゆうこ/CV:中島裕美子)が壮絶なトラウマを告白します。

【第6話までのあらすじ】
 高校生の火村夕(ひむら・ゆう/CV:遠近孝一)は、下級生の優子になにかと付きまとわれていました。優子をうっとおしく思いながらも、だんだんと過去の記憶を思い出す夕。夕と優子は、昔同じ教会の施設で出会っていたのでした。少しずつ心の距離を縮めていく夕と優子でしたが、夕の親友・久瀬修一(くぜ・しゅういち/CV:浜田賢二)は「優子ちゃんは嘘っぽい。何か隠してるんじゃないか?」と忠告します。そんなある日、優子は「どうしてあなたは、私のお兄ちゃんになってくれなかったの?」と、今も続くトラウマを告白してーー?

 優子はなぜ「嘘っぽい」と思われたのか。それは、笑顔で夕に近づきながらも、心に秘めた複雑な感情を隠していたからだといえるでしょう。その複雑な感情やこれまで隠してきたトラウマを、優子は第6話後半でさらけ出します。淡々とした口調で、兄から受けたむごい仕打ちを語る優子。鎖でつながれた描写やたたみかける言葉の渦に、思わず息を飲むほど引き込まれます。そのつらさがひしひしと伝わってくるだけでなく、夕へのとある恨みが繰り返し描写され、文字通り「ゾッとする」シーンとなっています。かなり鬱度が高いため、トラウマ描写が苦手な方は閲覧注意のシーンです。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

* * *

 あまりの衝撃展開に、思わず「えっ」と声が出たり、トラウマになったりした方もいるのでは。しかし、今回ご紹介した3作品は、いずれもその後の展開がさらに面白くなっていきます。暑くて眠れない夜に一気見するのもおすすめですが、背筋の冷えすぎにはご注意を。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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