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アニメ・感動の「タイトル回収」回3選 鳥肌・号泣必至

マグミクス / 2021年8月4日 7時10分

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■回収時の演出にも注目! 見ていて気持ちいい「タイトル回収」回

 名作とされるアニメ作品にはさまざまな伏線が張られ、ここぞという場面で回収されることも少なくありません。作品内はもちろん、作品のタイトルそのものが伏線であり、物語のなかで回収されることも。作品タイトルは重要な意味を持っているだけに、その回収は視聴者にとっても印象的といえるでしょう。この記事では、感動的な「タイトル回収」回を3話ご紹介します。SNSでも「神回すぎだろ」「アニメ史に残る見事なタイトル回収」と評判です。

※この記事では『Re:ゼロから始める異世界生活』『響け!ユーフォニアム2』『進撃の巨人Season 3』のクライマックスシーンの内容を含みます。未視聴の方はご注意ください。

●『Re:ゼロから始める異世界生活』新編集版第18話「ゼロから」

『Re:ゼロから始める異世界生活』は、同名ライトノベル(著:長月達平、イラスト:大塚真一郎/KADOKAWA)を原作としたアニメです。異世界転生した主人公、ナツキ・スバル(CV:小林裕介)がタイムリープしながら運命に立ち向かいますが、タイムリープの条件は「死ぬこと」。幾度となく「死に戻り」して運命にあらがうものの、スバルは疲れ果ててしまいます。第18話「ゼロから」では、スバルを慕うメイドの少女・レム(CV:水瀬いのり)が、疲れたスバルに優しく声をかけます。

【第18話までのあらすじ】
 コンビニからの帰り道、いきなり異世界転生してしまった引きこもりの少年、スバル。魔法も使えず、路地裏でチンピラに絡まれていたスバルを助けてくれたのは、次代の王選候補である美少女・エミリア(CV:高橋李依)でした。スバルはエミリアの探し物を手伝ううちに、「死に戻り」の能力があることに気づきます。大事な人たちの命を「死に戻り」を繰り返して助けるものの、何度繰り返しても悲惨な運命に襲われるスバル。疲れ果てたスバルは、慕ってくれるレムに「俺と一緒に逃げよう」と提案してーー?

 何度「死に戻り」しても明るい未来にたどり着かず絶望したスバルは、エミリアを救うことから逃げようとします。そして、自分を慕ってくれるレムにプロポーズしますが、レムは「諦めるのは簡単です」と、スバルを優しく突き放すのでした。レムは「スバルくんはレムの英雄なんです」「スバルくんには(諦めるのは)似合わない」とスバルを励ましつつ、「いま、ここから始めましょう」とうながし、タイトル回収へとつながっていきます。「俺は、俺が大っ嫌いだよ!」と弱音を叫び続けるスバルと、スバルの弱音をひとつひとつ打ち消すように、スバルの好きなところを挙げていくレム。レムの、スバルへの深い愛がひしひしと伝わってくる、感動的な「タイトル回収」回です。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」などで見ることができます。

●『響け!ユーフォニアム2』(第2期)最終回(第13回)「はるさきエピローグ」

『響け!ユーフォニアム2』 (C)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会

『響け!ユーフォニアム2』は、小説「響け! ユーフォニアム」シリーズ(著:武田綾乃、イラスト:アサダニッキ/宝島社)を原作としたアニメです。全国大会出場を目指す北宇治高校吹奏楽部の部員たちが、厳しい練習や人間関係、恋に悩みつつ成長していきます。最終回「はるさきエピローグ」では、主人公・黄前久美子(おうまえ・くみこ/CV:黒沢ともよ)と同じくユーフォニアムを担当していた3年生の田中あすか(たなか・あすか/CV:寿美菜子)が、卒業のときを迎えます。

【最終回までのあらすじ】
 高校1年生になった久美子ですが、特に部活に入る気はありませんでした。しかし、クラスメイトの川島緑輝(かわしま・さふぁいあ/CV:豊田萌絵)、加藤葉月(かとう・はづき/CV:朝井彩加)に誘われ、吹奏楽部に入部することに。中学でも演奏していたユーフォニアムを担当することになり、日々練習に励む久美子。全国大会出場を目指すことになった吹奏楽部は、これまでと違うハードな練習に戸惑い、お互いぶつかり合いながらも、どんどん実力をつけていきます。たび重なる吹奏楽コンクールを終え、とうとう3年生が引退。新体制の吹奏楽部に、久美子は何かもやもやした気持ちを感じていてーー?

 最終回では、久美子がそのもやもやした気持ちと向き合います。教室であすかを思いながらひとりでユーフォを吹いたり、3年生を送る卒部会のあと、空きができた楽器置き場でたたずんだり……。そのもやもやの正体に気が付いた久美子は、卒業式の後あすかを探して走り回ります。「あすか先輩みたいなユーフォが吹きたい」とあすかに告げた久美子に、あすかはとあるものを差しだし、タイトル回収へとつながります。物語全体が青春時代のリアルな衝突や絆を描いており、久美子役の黒沢さんの自然な演技とよくマッチしています。アニメ制作会社「京都アニメーション」の美麗な作画も、最終回の感動を高めてくれるおすすめポイントのひとつです。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

●『進撃の巨人』Season 3 第58話「進撃の巨人」

『進撃の巨人』Season 3 (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会

『進撃の巨人』は同名マンガ(著:諫山創/講談社)を原作としたアニメで、原作は2019年12月時点で1億部を突破した大ベストセラーです。謎の巨人たちから身を守るため、高い壁に囲まれた街で暮らす主人公、エレン・イェーガー(CV:梶裕貴)たち。巨人の正体や壁の中身など、多くの謎が明らかになっていくなか、第58話「進撃の巨人」では、ついに巨人の力の真実が分かります。

【第58話までのあらすじ】
 高さ50mを超える壁で四方を囲まれた街・シガンシナ地区。壁の外には巨人から身を守るため、人々はこの壁を作り、その内部で平和に暮らしていました。10歳の少年・エレンとその幼なじみの少女、ミカサ・アッカーマン(CV:石川由依)も、シガンシナ地区で暮らしていましたが、エレンはいつしか壁の外に出ることを夢見ていました。壁外調査に行ける調査兵団をこころざしたエレンは、命を落としかけたことで自分の「巨人化能力」に気づきます。巨人化能力を使って兵団に貢献するエレンでしたが、ついにその能力の真実が明らかになりーー?

 1話前の第57話から、人類が生存しないはずの「壁の外」の話が描かれます。第58話ではいよいよその真実に迫り、巨人の力の正体やその継承方法、巨人の始祖などが明らかに。とある記憶とつながったエレンは壁の外の真実を知り、それがタイトル回収へとつながります。この回ではタイトルという大きな伏線回収を行う反面、壁の外でエレンの友人、ミカサとアルミン・アルレルト(CV:井上麻里奈)の名前が挙がるなど、新たな伏線も登場。2021年冬に放送開始予定のThe Final Season(第4期)Part 2に向けて、見逃せない「タイトル回収」回です。この作品は、「dアニメストア」「Netflix」「U-NEXT」などで見ることができます。

* * *

 演出方法はさまざまですが、どの「タイトル回収」回もきっとあなたを驚かせてくれるでしょう。未見の作品があった方は、これからこの驚きを味わえて、ある意味幸運かもしれません。ぜひ1話から視聴し、タイトル回収の感動を体験してみてください。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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