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“闇落ち的展開”は名作の条件? しんどいけれど盛り上がる

マグミクス / 2021年8月8日 17時10分

“闇落ち的展開”は名作の条件? しんどいけれど盛り上がる

■“闇カネキ”と称されたその変貌ぶりとは?

「あんなにいい人だったのになぜ……」と見ていてしんどくなる反面、話的には大いに盛り上がる“闇落ち的展開”。なかには「闇落ち的展開=名作の条件」と考える人も多いようで、ネット上にはさまざまな意見が寄せられています。

※この記事では、『僕のヒーローアカデミア』『東京喰種:re』『NARUTO-ナルト-』『呪術廻戦』のネタバレに関わる記載があります。

* * *

 最近では、大人気マンガ『僕のヒーローアカデミア』も闇落ちらしき展開が描かれたばかり。「週刊少年ジャンプ」29号掲載の第317話「傷、血、泥」では、主人公の緑谷出久が刺客と接触する展開に。その際に、いままでの出久からは想像もつかない、まがまがしい姿を披露しました。

 さらに出久は「もう大丈夫です 付いてこなくて」とオールマイトを突き放し、たったひとりでAFO(オール・フォー・ワン)に立ち向かおうとします。そんな彼の暴走を止めるべく、第319話では出久VS級友たちの戦いが開幕。出久自身は決して悪に染まったわけではないのですが、正義の味方とは思えない彼の変貌ぶりは“闇落ち的展開”とも呼べるのではないでしょうか。

 一方、『東京喰種:re』の主人公・佐々木琲世の豹変ぶりも、闇落ち的展開のひとつです。琲世は金木研だった頃の記憶を失っており、その人柄は人当たりのいい柔和な性格でした。しかし原作第53話にて金木研の人格が蘇り、琲世とは全く打って変わった人柄に。「なんで僕がお前みたいなゴミ救わないといけないんだ?」と暴言を吐き捨てたり、「ごちゃごちゃうるせえんだよ」と眼球に鉄の棒をぶっ刺したり……。彼が見せるダーティーな言動から、ファンの間では「闇カネキ」の愛称(?)で呼ばれています。

 また主人公以外に焦点を当てると、『NARUTO-ナルト-』のうちはサスケや『呪術廻戦』の夏油傑もダークサイドに落ちた人物です。サスケは兄の死をきっかけに木ノ葉隠れの里を潰すことを決意し、夏油傑の場合は非術師に対する疑念が膨らんだすえに村の住民112名を殺害。のちに両親も手にかけ、呪術規定9条に基づいて処刑対象となりました。ただふたりとも事情が事情だけに一概に悪とは言い切れず、先述した作品に関してもまたしかり。闇落ち的展開には、悲しい事情がつきものなのかもしれません。

(マグミクス編集部)

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