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『鬼滅の刃』ビッグマウス選手権エントリー5人 「俺は神だ!」「俺でも殺れるぜ」

マグミクス / 2021年8月10日 7時10分

『鬼滅の刃』ビッグマウス選手権エントリー5人 「俺は神だ!」「俺でも殺れるぜ」

■ビッグマウスも派手にキメるあの柱と、人気の先輩もエントリー!

 TVアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』での活躍が楽しみな音柱・宇髄天元(うずい・てんげん)をはじめ、『鬼滅の刃』には、ビッグマウスすら魅力的なキャラクターが何人も登場します。

 ビッグマウスとは本来の英語の意味では、秘密を守れずに何でもベラベラとしゃべってしまう、つまり口の軽い人のことですが、日本では大口を叩いたり、ホラを吹く人を指し、おおげさなことを言ったり、言いたい放題に言い散らす人のことも示します。

 この記事では、日本で言うところのビッグマウスが特徴的な『鬼滅の刃』のキャラクターをそのビッグマウスなセリフとともにご紹介します。

※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。

●エントリーNo.1:音柱・宇髄天元

 音柱・宇髄天元は、見た目も派手なら言動も派手、そしてビッグマウスぶりも派手です。いわく、「派手をつかさどる神」で、自称「祭りの神」。そんな神のビッグマウスは、圧が違います!

「いいか? 俺は神だ! お前らは塵だ!」と、いきなりの決めつけで始まると、「まず最初はそれをしっかりと頭に叩き込め!! ねじ込め!!」とゴリ押しマウンティングからの、「俺が犬になれと言ったら犬になり 猿になれと言ったら猿になれ!!」というムチャぶりに、「猫背で揉み手をしながら俺の機嫌を常に伺い 全身全霊でへつらうのだ」というダメ押し。これは、まさに「言いたい放題言い散らし型のビッグマウス」でしょう。

 この型のビッグマウスの人は他人の言うことには厳しく、天元も「俺は山の王だ」という嘴平伊之助の言葉には真顔で「気持ち悪い奴だな」と言ってのけ、取り付く島もありませんでした。

●エントリーNo.2:サイコロステーキ先輩(累に刻まれた剣士)

 那田蜘蛛山の戦いで下弦の伍・累が繰り出した蜘蛛の巣状の鋼糸を相手に撃ち出す血鬼術・刻糸牢(こくしろう)によって、一瞬で身体を切り刻まれてしまった名もなき鬼殺隊士は、その登場時のビッグマウスぶりとその直後の衝撃的な死で人々の記憶に残りました。彼はエキストラキャラであるにもかかわらず、「累に刻まれた剣士」として「キャラクター人気投票」の1回目では46位、2回目では35位にランクイン。ドワンゴとピクシブが発表した「ネット流行語100 2020」(2020年12月15日)では、「サイコロステーキ先輩」という名前で13位にランクインしました。

 このサイコロステーキ先輩の登場は、炭治郎が累の家族ごっこを偽物の絆だと切り捨て、累の機嫌が最悪の時です。

「こんなガキの鬼なら俺でも殺れるぜ」と自信満々で、お手本のようなビッグマウスぶりで姿を見せると、支給金アップのために「安全に出世したい」と言い、「隊は殆ど全滅状態だが とりあえず俺はそこそこの鬼一匹倒して下山するぜ」と、獲物を見つけた喜びを浮かべた表情で累に斬りかかりますが……。

「ビッグマウスのお手本」ということで、サイコロステーキ先輩もエントリーです。

■かまぼこ隊は、ビッグマウスぞろい!?

かまぼこ隊が描かれる TVアニメ『鬼滅の刃』キービジュアル (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

●エントリーNo.3:竈門炭治郎

『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎は、妹の禰豆子を人間に戻すことを決して諦めない心の強さと、家族にはもちろん市井の人々や鬼殺隊の仲間、さらには鬼にまで優しい心を持った少年です。同期入隊の善逸や伊之助は、炭治郎とともに過ごすなかで彼の影響を受けて成長しますし、霞柱・時透無一郎(ときとう・むいちろう)や水柱・冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)など、炭治郎のおかげで忘れていた大切なことを思い出せた柱もいます。

 そんな炭治郎には生真面目で融通がきかず、嘘がつけないという頭の硬さもありますし、空気が読めなかったり、優しさゆえに優柔不断になったりもします。しかし、根底にある家族(とくに鬼にされた禰豆子)への思いは揺るぐことがなく、炭治郎の言動は、すべてそこに基づいていると言えるでしょう。

 炭治郎と禰豆子の処遇を決める柱合会議の場で、鬼であっても禰豆子が人間を食べないことをなんとか証明でき、鬼殺隊当主・産屋敷耀哉(うぶやしき・かがや)に言葉をかけられた炭治郎は、「俺は…俺と禰豆子は鬼舞辻無惨(きぶつじ・むざん)を倒します!! 俺と禰豆子が必ず!! 悲しいの連鎖を断ち切る刃を振るう!!」と、とても崇高で頼もしい決意を叫ぶのでした。

 炭治郎のビッグマウスは、尊く、涙を誘うものが多いのが特徴です。言うなら「信念のビッグマウス」。

 体に鼓を生やした鬼・響凱(きょうがい)との戦いでの「俺が挫けることは絶対にない!!」という言葉は自分を鼓舞するための言葉ですし、炎柱・煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)との戦いから夜明けを理由に逃走した上弦の参・猗窩座(あかざ)には、圧倒的に強い相手に対しても臆することなく「逃げるな卑怯者!!」と叫びました。そして、無限城での戦いでも「猗窩座 俺はお前の考え方を許さない これ以上お前の好きにはさせない」と、真正面から宣言するのです。

●エントリーNo.4:我妻善逸

 炭治郎の同期、我妻善逸は、臆病で泣き虫、できれば安全な場所にいたいという鬼滅隊士としては少々消極的で後ろ向きな性格をしています。

 しかし、女の子に対しては相手も周囲もドン引きするほどの積極性を発揮。禰豆子が日光を克服し、竹製の口枷を外した時には、禰豆子への愛が暴発気味で、禰豆子がしゃべるようになったことについても「俺のために頑張ったんだね」と、いきなり結婚話を進めようとし、「結婚したら毎日寿司とうなぎ食べさせてあげるから 安心して嫁いでおいで!!」と妄想の入ったビッグマウスをくり出すのでした。

 臆面なくバンバン言えるところは、ちょっとうらやましくもある、「恋愛妄想型ビッグマウス」な善逸です。

●エントリーNo.5:嘴平伊之助

「山の王」を自称して天元に気持ち悪がられた伊之助ですが、鼓屋敷で初めて炭治郎の目の前に姿を現した時は、見た目の異様さに加えて、ビッグマウスの強烈さで、日輪刀を持っていても、鬼殺隊の仲間なのか敵なのか、その正体に疑問を抱くほどでした。

「さァ 化け物!! 屍を晒して 俺がより強くなるため より高く行くための 踏み台となれェ!!」と雄たけびをあげる伊之助は、山の動物たちと戦って育ってきただけあり、とにかく自分本位。どんな時でも、自分の方が強いし、自分はいつも正しいし、何でも自分が一番だとゴネまくるのです。いわば「ゴネ勝ち型ビッグマウス」。

 そんな伊之助ですから、那田蜘蛛山での戦いでは、脱皮し、さらに巨大になり、強くなった父親役の鬼にしめ殺される寸前に水柱・冨岡義勇に助けられた時ですら、その圧倒的な強さにワクワクしながらも、いきなり義勇に戦いを挑みました。強い鬼に勝った義勇に自分が勝てば、「一番強いのは俺っていう寸法だ!!」という伊之助流の計算です。一方の義勇は眉間にしわを寄せて、「修行し直せ 戯(たわ)け者」と言うと目にもとまらぬ速さで伊之助を縛り上げ、戦力外通告をするのでした。

 この後、蝶屋敷で療養することになった伊之助は、すっかり落ち込み、名言のひとつ「ゴメンネ 弱クッテ」を言うほど自信喪失します。しかし炭治郎と善逸の励まし、そして蟲柱・胡蝶しのぶ(こちょう・しのぶ)の的確な声かけで「大奮起」し、また元のビッグマウスを発揮していくようになるのです。

* * *

『鬼滅の刃』には、ほかにも心に残るビッグマウスなセリフが数々あります。あなたの心に残るビッグマウスキャラは、誰ですか?

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記
※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記

(山田晃子)

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