【漫画】お盆の夜、インターホンからお祭りの音が! 外は静寂…「おいで」と誘われ?
マグミクス / 2021年8月13日 11時10分
■どこかの世界とつながってしまった? 夏に読みたいホラー作品
お盆の夜のこと。一軒家に住む兄妹は、両親の帰りが遅く、ふたりで過ごしていました。兄はインターホンで外の音を聞く趣味があり、その日も虫の声を聞くためにインターホンを耳に当てていると、お祭りのにぎやかな音が聞こえてきました。しかし外に出るとお祭りはやっておらず……。
紺野アキラさん(@conno_33)の創作マンガ『混線中』がTwitterで公開されました。本作は過去に「ゲッサン」に掲載された読み切り作品。ちょっぴりホラーで、だけど最後は何だかほっこりする、夏の不思議な体験が描かれた物語です。
読者からは「面白い」「インターホンで外の音聞くの分かる」「お兄ちゃんメンタル強すぎる」「最後まで読んだら怖さがなかった」「私もお兄ちゃんみたいに参加してしまうかも」などの声があがりました。
『疑心暗鬼を生ず』(紺野アキラさん提供)
作者の紺野アキラさんは、「ゲッサン」「サンデーうぇぶりゲッサンルーキーズ」に読み切り作品が多数掲載されている漫画家で、小学館主催の「新人コミック大賞」少年部門で入選した『知らない海の底』をはじめ、『ベトベトさん』『山姫』『菌活!』『怪奇しましま』など、多彩な作品を生み出しています。
作品に共通するのは、普通に暮らす人間が不思議な世界に迷い込んでしまうといった、ジャンルとしてはホラーやファンタジーと呼ばれる物語。未知の世界が魅力的に描写され、また、登場する怪異たちもどこか憎めない愛すべきキャラクターとして描かれているのが印象的です。その作風によって、読者は初めは怖さを感じても、その世界観に惹き込まれ、最後は笑顔になれるのです。
夏に読みたいホラー作品としてもうひとつご紹介したいのが、「ゲッサン」2021年2月号に掲載され、Twitterでも公開された読み切り作品『疑心暗鬼を生ず』。夜、部屋の暗いところをライトで照らして、幽霊がいないか確認しないと寝られない大学生・海老原。その話を聞いた霊感の強い同級生・後田は、驚きの行動に……!
読者からは「すごく面白かった」「後田くんの感性が豊かで素敵」「変なやつだけど何か憎めない」「怖い話なのに怖くないコミカルな感じが好き」「お化けがチャーミング」「笑った」などの声が寄せられました。
Twitterでは読み切り作品が多数公開されており、読者の反響を集めています。不思議な世界に迷い込みたい人は、ぜひ紺野アキラさんのTwitterを訪れてみて下さい。
(マグミクス編集部)
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