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『東京卍リベンジャーズ』男同士の友情シーン4選 ペヤングがいつもよりしょっぱい…

マグミクス / 2021年8月28日 18時10分

『東京卍リベンジャーズ』男同士の友情シーン4選 ペヤングがいつもよりしょっぱい…

■4組の、かけがえのない絆

 人気コミック『東京卍リベンジャーズ』。ヤンキーとタイムリープというハイブリッドさと、魅力的なキャラクターたちが大人気です。なかでも、男たちの熱い友情を描いたシーンは「泣ける」と高い評価を得ています。そんな「エモい」シーンを4つ選びました。

※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。

●マイキー&ドラケン、子犬が遊ぶようなケンカもする?

 マイキーこと佐野万次郎とドラケンこと龍宮寺堅は小学生からの付き合いです。どちらかといえばマイペースで人に配慮しないマイキーをドラケンがサポートする関係と言えます。

 しかし、強い絆で結ばれたふたりであっても揉める時もあります。パーちんこと林田春樹が愛美愛主(メビウス)の総長・長内信高を刺した時、パーちんを自首させたくないマイキーと自首させるべきだというドラケンは対立し始めます。

 寝込んでいたタケミチを見舞いに来て、たまたま居合わせたふたりはケンカを始めてしまいます。お互いにどうしてタケミチの家の前にいるのかという低レベルな口論がスタート。まずマイキーが主張します。

「は? タケミっちはオレのダチだし オマエ関係ねえじゃん」

 これに対してドラケンも言い返します。

「あ? 何言ってんの? オレのダチだよなぁ!? タケミっち」

 間に入ったタケミチの前で、マイキーはタケミチの思い出の自転車を投げます。ドラケンもタケミチのバットをへし折り、次々とタケミチの思い出の品が壊されてしまうのです。これに切れたタケミチですが、もみ合ううちに、頭に犬のフンがついてしまいます。マイキーとドラケンも爆笑。仲直りする雰囲気になりました。

 本気でやり合う前に、まるで子犬がじゃれ合うような程度で収められるのはふたりの長い付き合いと友情があるからでしょう。

●バジさん&千冬「ペヤングがこんなに泣ける味だなんて」

 松野千冬は中学時代に場地圭介と出会います。場地が少年院の友人へ手紙を書いている時、千冬が漢字を教えたことがきっかけで親しくなりました。

 下校途中に千冬は暴走族に殴られかけますが、そこを場地が助けています。偶然同じ団地に住んでいると分かり、ふたりはひとつしかなかったペヤングを半分ずつ分け合いました。ペヤングは場地の好物で、それを分けた千冬はよほど気に入った相手だったのでしょう。千冬も場地を慕い、彼が東京卍會を脱退するための踏み絵にされても信じ抜くほどです。

 しかし、そんなふたりにも別れの時が来ました。

「千冬ぅ」
「ハイ」
「ペヤング 食いてぇな」
「買ってきますよ」
「半分コな? ありがとな千冬…」

 ふたりにとって、初めて出会った日に食べたペヤングは特別な味です。ひとつのペヤングを分け合った思い出は、ずっと千冬に残り続けるのでしょう。

●八戒&三ツ谷 血のつながった家族より熱い友情

 東京卍會・弐番隊の副隊長、柴八戒は父子家庭で、兄・大寿の暴力に苦しんでいました。殴られて育ったせいか自分もケンカばかりするようになります。ある時、「やりすぎっしょ」と止めに入ったのが三ツ谷隆でした。まだ赤ん坊の妹と、もうひとりの妹を連れた三ツ谷は八戒を家に連れて帰ります。

 八戒に食事を振る舞う三ツ谷。八戒は温かい愛情のこもった食事に感動します。母子家庭で、働いている母親の代わりに妹たちの世話をしている三ツ谷に、八戒は「つらくねーの?」と尋ねます。

「生まれた環境を憎むな」

 三ツ谷は八戒にそう告げます。さらに、「暴力は守るために使え」とも言います。しかし、子供時代からずっと大寿の暴力に耐えてきた八戒は、ついに兄を殺そうとしました。さらに、同じようにDVを受けてきた姉・柚葉も、大寿へナイフを向けます。

 そこへ三ツ谷が現れ、柚葉のナイフをつかみます。大寿と殴り合いになる三ツ谷ですが、圧倒的な力の差に勝ち目はありません。三ツ谷が大寿に立ち向かう理由が分からない八戒の気持ちを代弁したのは千冬でした。

「意地張ってんだよ」

 しかし三ツ谷は倒れ、八戒はナイフを手に兄に襲いかかります。止めたタケミチに、八戒は大寿の暴力の犠牲になっていたのは、自分ではなく姉の柚葉であったことを告白します。そんな八戒に、三ツ谷は「ダセぇ」と言いますが、こうも続けます。

「”生まれた環境を憎むな”なんてカッコつけてあれだけどよ オレも本当はすっげぇ憎んだ」

 三ツ谷も一度は兄弟を見捨てて家出したことがあったのです。

「八戒 逃げてんのはオマエだけじゃねえ みんな弱ぇ だから家族(なかま)がいる」

 この励ましで、八戒は初めて兄・大寿に心から立ち向かえました。友情が血のつながりを越えて、人を成長させた名シーンです。

●タケミチ&ナオト フリーターと有能刑事のでこぼこコンビが…?

 ヒナを救うために始まった、タケミチとナオトの協力体勢。ですが、ナオトがタケミチのタイムリープを信じたのは、当時たまたまオカルト系にハマっていたからです。「普通は信じません」と本人も言い放つほど。実のところ、最初ナオトはタケミチをあまり信用していなかったようです。

 稀咲に撃たれ、今際の際に、ナオトはタケミチに本心を打ち明けます。

「君を…この現代で初めて見つけた時 絶望しました こんな…こんな情けなさそうな奴に全て託さないといけないのか…って こんな奴の…どこに姉さんは惚れたのか不思議でした」

 しかし、何回もタケミチがタイムリープを繰り返し、未来を変えていくうちにナオトの信頼も深まっていきます。

「何度も失敗する君を見てて 今はこう思う ヒーローってこういう人なんだ…って 何度失敗しても諦めない 君は…僕の誇りです」

 ナオトは警察官で、東京卍會をはじめとするヤンキーたちとは交わらない立場ですが、タケミチに命をかけるだけの友情を持っていたことは確かです。そしてタケミチも、その想いに応えて“最後”のタイムリープを行いました。

* * *

『東京卍リベンジャーズ』のキャラクターたちは最初から仲の良かったケースもあれば、徐々に信頼を深めていくケースもあり、置かれた状況はさまざまです。

 人とつながり友情を育む機会が少なくなってしまったコロナ禍にあるからこそ、絆を強めていくキャラクターたちを見ると心が熱くなるのかもしれません。

(マグミクス編集部)

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