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あっさり退場した「ガンダム」キャラ5選 心の準備がまだなのに!

マグミクス / 2021年8月31日 11時50分

あっさり退場した「ガンダム」キャラ5選 心の準備がまだなのに!

■カツ・コバヤシはエマを救う大活躍を見せるが…

「ガンダム」シリーズには、序盤から登場しキャラが立っていた、もしくは途中参加で期待値が上がっていたのに、いとも簡単に命を落としていくキャラが多くいます。この記事では、あっさり退場してしまったネームドキャラを紹介します。

●『Z』カツ・コバヤシ、最後の輝き

 勝手に出撃したり、投降してきたサラを逃がしたり、アムロからもらった大事な銃をあっさり奪われたりと、何かと悪目立ちする『機動戦士Zガンダム』登場時のカツ。しかし貴重なファーストからのキャラなので生存エンドか? とも思わせましたが、終盤であっさり別れが訪れます。

 エマが搭乗するMk-IIがハンブラビにからまれているところを、Gディフェンサーを駆るカツが救出。さらにヤザンに対し、逆噴射で機体同士ぶつけ怯ませました。大活躍を見せるカツは、Mk-IIとGディフェンサーをドッキングさせると、無謀にも脱出コックピットでヤザンに挑みます。カツはヤザンのビーム砲を避けますが、よそ見をしてしまい隕石に衝突。コントロールを失うとヤザンに追い撃ちされ、戦艦の残骸に激突し爆発しました。今わの際、サラと“対話”できたのが救いかもしれません。

 この直後、カミーユをしつこく追いかけ回してきたジェリドもあっさりと戦場を去ります。次々とモビルスーツを乗り換え、幾度も挑んできたジェリドでしたが、もはやこの時点でのカミーユの相手ではありませんでした。一進一退の攻防もなくビームライフルの直撃を受けたジェリドはコントロールを失うと、ラーディッシュの爆発に巻き込まれて命を落としました。

●『THE ORIGIN』優秀だったと思われるザビ家・次男も唐突に…

 ザビ家の当主、デギン・ソド・ザビの子供といえば、ギレン、ドズル、キシリア、ガルマ。そして、ファーストの本編開始前に亡くなっているサスロという次男がいました。彼はジオン党の国民運動部長を務め、メディアを牛耳るなど仕事のできる人物でもありました。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』において、ダイクンの急死後、キャスバルら遺族の扱いをめぐりサスロはキシリアを叱責し、殴打します。その後、ダイクンの葬列を車で移動中、突如車が爆発し、サスロは死亡しました。このサスロ暗殺は対立するラル家の仕業か? とメディアに報じられますが、下手人は分からず仕舞い。しかし車が爆発した直後、「もしや……?」と思わせる、キシリアの意味深なコマやカットがあります。

■有能メカニック アストナージはサラダを食べたかったのに…

謎すぎる死はセシリーの継父、シオ・フェアチャイルドの暗殺? 画像は『U.C.ガンダムBlu-rayライブラリーズ 機動戦士ガンダムF91』(バンダイナムコアーツ)

●『F91』ビルギットとアンナマリー

『機動戦士ガンダムF91』に登場するキャラから、まずはビルギット・ピリヨ。連邦のパイロットでスペース・アークに乗り込んでいたビルギットは、シーブックに対し「昔さ、ニュータイプってモビルスーツに関してはスペシャリストがいたよな。そういうのって大概個人的には不幸だったんだよな」と強烈なパンチラインを浴びせるなど厳しい性格でした。とはいえ腕を上げていくシーブックに対しては認めるような態度もあり、憎めないキャラでした。スペース・アークの数少ないパイロットということで活躍を見たかったところですが、「人間だけを殺す機械」バグの餌食になり爆死。白兵戦での戦死ではなかったことは無念だったでしょう。

 そしてクロスボーン・バンガードの偵察部隊を率いる見習い士官アンナマリー・ブルージュ。ザビーネがセシリー(ベラ・ロナ)に付きっ切りになると、嫉妬からか連邦側にモビルスーツごと投降。直後にザビーネと戦闘になりビームサーベルでの相討ち狙いで突っ込みますが、ザビーネから「ともに死ねば、お前の口惜しさは消えるのか?」と言われたことに一瞬ためらい、その隙にビームライフルで貫かれてしまいました。腕のあるパイロットだっただけに、もっと活躍を見たかったキャラでした。

●『逆襲のシャア』サラダを食べたかったアストナージ

『Z』からアーガマ、ネェル・アーガマ、ラー・カイラムと前線の戦艦に乗り込んだメカニックマンのアストナージ・メドッソ。『スーパーロボット大戦』にも登場するなど知名度の高いキャラです。

『逆襲のシャア』では、女性パイロットのケーラといい感じの関係で、ケーラが冗談交じりの軽口をたたくと、アストナージは「ケガをされるのが心配で……」と本気で心配しイチャイチャします。そしてケーラの出撃シーン。アストナージは「とっておきのサラダ作っておくからな」と送り出すとケーラは「愛してるよ」と告げ発進。これが最後の別れとなってしまいました。その後、帰艦したケーラの遺体に「サラダを一緒に食べるんじゃなかったのか……」と声を震わせるシーンは戦争の無情さを感じさせます。

 そんなアストナージは、前フリなく死んでしまいます。アストナージが止めようとするも、チェーンは損傷した機体で出撃。その直後、甲板に流れ弾を受けて、アストナージは巻き添えになってしまいます。一見、分かりづらいシーンでもあります。

 実はケーラの「愛してるよ」の言葉をアストナージは聞き逃していて、事後を知っているファンにはとても切ないシーンでした。死んでしまう結末はどうあれ、この言葉だけは伝えてあげたかったと思ったファンは少なくなかったでしょう。

(南城与右衛門)

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