アニメ『鬼滅の刃』2期ネタバレ7つ 物語の核心には触れずに雰囲気だけ…

■『鬼滅の刃』2期のアニメ放送前に　雰囲気だけでも味わう安全ネタバレ集

　アニメ『鬼滅の刃』（原作：吾峠呼世晴）の第2期「遊郭編」が、フジテレビ系で毎週日曜23時15分から放送されることが決定しました。続報は9月25日（土）に発表予定とのことで、アニメ派の人たちは首を長くして待っています。一方、SNSではネタバレを避けるべく『鬼滅』関連のワードを片端からミュートしている人までいらっしゃるようです。本稿ではネタバレは避けたいけれど、雰囲気だけでも味わいたい、そんな「アニメ派」の人のために核心には触れない安心安全のネタバレを集めてみました。

●ブサイクを表す擬音は「ギョーン」

　……これはさすがに明かしても問題ないでしょう。とある理由から遊郭に潜入する炭治郎（CV：花江夏樹）たちの遊女姿を指しての擬音は「ギョーン」です。これが後々、何か別の意味合いを帯びたり、伏線だったりすることはありませんのでご安心ください。

●我妻善逸が血迷って、三味線で吉原一の花魁を目指す

　我妻善逸（CV：下野紘）は超人的な聴覚を持っているためか三味線の腕前がピカイチと判明します。どうにも遊女としては容貌が「ギョーン」らしい彼は、この腕前だけで吉原一の花魁を目指そうとします。女装時の一人称は「アタイ」であり、これがなんともいじらしいです。

●宇髄天元は毎回「派手派手だ」とは言わない

　中心人物となる宇髄天元（CV：小西克幸）。その容貌と言動から「派手柱」などと言われていますが、実際は音柱です。「派手派手だ」というセリフが一人歩きしているものの別にこれが決めセリフというわけでもありません。（とはいえ「派手」という単語はめちゃくちゃ使います。）ちなみに腕相撲は柱のなかで2番目に強いです。

●伊之助は炭治郎を「ペムペム」と殴る

　嘴平伊之助（CV：松岡禎丞）が炭治郎を殴る時、「ペムペム」というかわいらしい音が響きます。初対面の対決と比べ、関係性の変化が伺えます。また伊之助は爆発という言葉を知らないのか「ドンドンボムボム」という語で表現します。キュートです。

●遊郭（吉原）から脱走することを「足抜け」と言う

　こちらも一般教養なので大丈夫です。先に知っておいて損はない言葉でしょう。吉原から借金を返さずに脱走することを指す語であり、炭治郎は知りませんでした。

●伊之助は内臓の位置をずらすことができる

　タレントの片岡鶴太郎さんはよく「内臓剥がし」をテレビで披露されていますが、我らが伊之助も内臓の位置をずらすことが可能です。どのようなタイミングでずらすことになるのか……要注目です。

●ムキムキねずみは刀一本持ち上げられる

　まるで「読者が考えたキャラクター」のごとき唐突な登場を果たす「ムキムキねずみ」。色々と説明が必要なキャラではありますが、少なくとも開示できる情報はこれだけです。しかしながら、たとえ原作を履修済みの人であっても手元には謎しか残っていないかもしれません。

　……ということでネタバレという体裁を取りつつ「遊郭編」の注目ポイントをかいつまんでご紹介してきました。未読の方にどのように響くかは不明ですが、こうした細かな要素もアニメでどのように反映されるのか、2期の放送が待ち遠しくなるばかりです。なお宇髄さんの鎹鴉はカラス界のファッションリーダーだそうです。

（片野）