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子供の自殺をテーマに描くマンガ『15日の日曜日』 謎多き展開に注目が集まる

マグミクス / 2021年9月10日 18時10分

子供の自殺をテーマに描くマンガ『15日の日曜日』 謎多き展開に注目が集まる

■子供が抱える“不安”と“孤独”を正面から取り上げる

 新潮社は、新刊コミックスとして『15日の日曜日』の第1巻を2021年9月9日に発売しました。マンガ雑誌「月刊コミックバンチ」で連載中の作品で、作者はつきあか倫さん。“15日の日曜日”という神が創造した世界が舞台で、預言者の夜羽(よはね)をはじめ、神に選ばれた“12子徒”が自殺した子供を生き返らせる役目を担っています。

 その“12子徒”に課せられているのが、“12子徒の十戒”というルール。たとえば、“12子徒”は例外なく“罪深き15歳以下の子供”と定められており、15歳以下の自殺者を救って自らの“罪”が清められると現世に戻れる決まりです。

 2021年2月から連載が開始されたばかりで、作中には多くの謎が残されていますが、子供の自殺をテーマとして“不安”と“孤独”に正面から向き合っている作品として読者からの注目度は上昇中。今回発売された第1巻には、第1章から第4章までが収録されています。

 著者のつきあか倫さんは、2017年11月に「気になる第1話選手権」で奨励賞を受賞。翌年の10月に、読切作品『シラノカワ様』でデビューしました。『15日の日曜日』は、つきあか倫さんにとって初の連載作品です。

 読者アンケートやコメント欄には「もう少し生きてみようと思った」「自分だけで抱え込まず誰かに相談してみようと思う」「12子徒が入れ替わったりとかでまだまだ奥が深そう」「キャラクターが表情豊か&デザインが可愛い!」「今月も読むのつらーいー、けど、読んでしまうー」などの感想が寄せられるなど、同作の今後の展開に期待が集まっています。

(マグミクス編集部)

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