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あまりにもイケメンすぎる動物キャラ5選 「絶対惚れる!」「しびれる」

マグミクス / 2021年9月26日 13時10分

あまりにもイケメンすぎる動物キャラ5選 「絶対惚れる!」「しびれる」

■「イケメン」に種族の境界線なし! 時代を彩った数多くのイケメン動物たち

「イケメン」は人生を豊かにしてくれます。ここでいうイケメンとは何も顔立ちが優れている男性に限った話ではありません。スマートな所作や立ち振る舞いはもちろんのこと、時に泥臭くも自分の信念を貫く…それもまたイケメンです。

 そして、今やイケメンは人間とも限らないのです。

 アニメ・マンガの世界のなかでは時に人間をも凌駕するほどのイケメンぶりを発揮する動物キャラがたびたび登場します。かわいい猫や犬の動画がSNSなどであふれていますが、かっこよさに思わず胸がときめいてしまう、そんなイケメン動物キャラの魅力に迫ります。

●ポルコ『紅の豚』

「カッコイイとは、こういうことさ。」 キャッチコピーが示すように宮崎駿監督『紅の豚』のポルコ・ロッソ(CV:森山周一郎)はアニメ史上も最も渋いブタと言って良いでしょう。たとえ豚の姿になろうとも、そこに引け目や卑屈さは微塵もありません。「飛ばねえ豚はただの豚だ」のセリフに象徴されるように、すでにブタとしての美学を獲得している彼のイケメンぶりはむしろ、豚になったことで完成したと言えるかもしれません。

●カスケード『みどりのマキバオー』

 お次は『みどりのマキバオー』(著:つの丸)より漆黒の帝王カスケード。主人公の名が「うんこたれ蔵」というマンガで、これほどかっこいいキャラクターが登場するとは誰が予想できたでしょうか。生まれながらに母を亡くし、自らの血統を証明するために走る姿はまぎれもなくイケメン。筋肉が脈打ち、黒い毛並みが暴れ、走り続ける彼には常に危うさが付きまといます。葛藤を超えて臨んだ「決着」の瞬間、多くの読者がむせび泣きました。

●パンダ先輩『呪術廻戦』

 令和に入っても動物イケメンキャラは健在です。『呪術廻戦』(著:芥見下々)に登場するパンダ先輩はその好例。(厳密には「突然変異呪骸」なのですが)。曲者ぞろいの『呪術』のなかで“常識”を持ち合わせているギャップにまずときめきます。さらに誰であろうと分け隔てなく接する優しさ、相手の置かれた立場慮る発言、これはもう父性です。戦闘面でもギャップが炸裂。一見して俊敏さを欠いたパワー系かと思えば戦況把握能力の抜群で変異型。実に頼りたくなるパンダです。

●クロコダイン『ダイの大冒険』

『ダイの大冒険』(監修:堀井雄二、原作:三条陸、作画:稲田浩司)に登場する「百獣魔団」の元軍団長クロコダイン。彼は動物というよりも魔物寄りではありますが、昨今の議論を踏まえた上で「ワニ」にカウントさせていただきます。ここまで紹介してきた誰よりも血の気が多い武人である彼ですが、忠義心は誰よりも強く、幾度となくダイたちを敵の攻撃から身を呈して護っています。護りすぎです。また武人然とした老獪な言葉遣いも彼の大きな魅力。

●イブキ『BEASTARS』

 登場人物全てが動物の『BEASTARS』(著:板垣巴留)。演劇部の看板役者であり、準主人公的存在であるルイ先輩。細身の身体に哀しみを湛えた大きな瞳。このキャラデザインも秀逸ですが草食動物として生まれた運命を超越しようとする姿は実にフラジャイルな色気が漂います。さらに推したいのが、とある事情でルイ先輩の「部下」となったライオンのヤクザ・イブキです。ともすれば“捕食”可能なルイに惚れ込んでしまったイブキが、ルイのピンチの際に取った仁義……痺れます。

 ここまでタイプの違うイケメン動物キャラをご紹介してきました。ルイ先輩のように見た目も言動もスマートなキャラクターもいれば、クロコダインのように無骨な漢もいます。またネットでは『ジョジョの奇妙な冒険 Part3』(著:荒木飛呂彦)のイギー、『猫の恩返し』のバロンなどを挙げる声も多いです。彼らに共通することは、自分の「種」を自覚した上で、その限界に挑み続けていること。だからこそ、その魅力はやはり「種」を超え、紙面や画面を超え、人間である私たちにも深く、深く、刺さるのです。

(片野)

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