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平成の名作『マリオカート64』の細かいあるある10選

マグミクス / 2021年9月28日 18時10分

平成の名作『マリオカート64』の細かいあるある10選

■細かくても通じる? それくらいみんながやり込んだ『マリオカート64』

 1996年に発売された伝説のゲーム機「NINTENDO64」のソフトが「Nintendo Switch」で遊べるサービスを2021年10月下旬より開始すると任天堂が発表しました。そのなかには「64」で最も売れたソフトである『マリオカート64』も当然含まれており、当時の懐かしい想い出がよみがえったゲームファンも多かったはず。

 本稿では224万本を売り上げたこのメガヒットゲーム『マリオカート64』の“あるある”から厳選した10項目をご紹介。コントローラーの感触を思い出しながら読んでいただけると幸いです。

●キャラクターセレクトの取り合いがえげつないことに

 レース前に勝負は始まっています。同じキャラクターを選択できないため、キャラクターセレクトの画面は戦場です。常に第一候補、第二候補までのスティックの流れを指に覚えさせておく必要がありました。なお人気キャラクターには地域差があったようで、重量級の「クッパ」を取り合う地域もあれば、軽量級「ピノキオ」「ヨッシー」が人気だったところもあるとか。ただし、ヒゲのブラザーズを取り合っていた地域は少ないようです。

●ロケットスタートを失敗→くねくね→孤独

 タイミングよくロケットスタートできるか否かは非常に重要でした。頃合いを見測り損ねるとなぜかマシンは右へ左へとうねうねスピン。隣で友人も仲良くうねうねしていれば良いのですが、取り残された時の孤独感は忘れられないものがあります。なおクッパが後ろにいてスタート時に踏みつけられる不憫なキャラも続出しました。

●偽アイテムをアイテムと重なるようにして置く悪行

 偽アイテム(触れたら爆発)をわざわざアイテムボックスの出現場所に重なり合うように設置する悪質な行為も横行していました。とはいえ、置く方は置く方で、いかにぴったり重ねられるかの芸術性を追求していました。

●ピーチサーキットでお城観光

 純粋な気持ちで観光したくなるステージが「ピーチサーキット」です。コースアウトしてでもついつい城の周りをうろちょろしたり、城の壁面に激突してなんとか内部を見ようとしたりして、本来の目的を忘れてしまう初心者も多かったです。

●キノピオハイウェイにおけるトラック地獄

 一般車両と走る「キノピオハイウェイ」は印象深いコースでした。とりわけ一度接触事故を起こして、跳ね上がってしまうと体勢を立て直した途端に、再びひかれるという公式ハメ技を食らう事態に。またジュゲムに戻してもらった途端にひかれ「置石」となることもしばしばです。

●ドンキージャングルパーク、ラストの洞窟でなんとか巻き返す!

 色々と仕掛けが施されているこちらのコース。遊覧船に邪魔されたり、木ノ実を投げつけられたり。それでも最後の洞窟でキノコを使用し無理やり坂を駆け上がり、トップ集団に殴り込みをかけたものです。とはいえトップも同様のことをしていることも多いため、徒労に終わることもしょっちゅうです。

●レインボーロードで闇に消える

「マリオカート」シリーズのショートカットポイントとしてもっとも愛されていたのが「レインボーロード」。こちらはショートカット中、闇の中を滑空していくのですがギリギリコースに辿りつけず失敗したプレイヤーは数知れず。滞空時間が長いので一度失敗すると、その差を埋めるべく再びチャレンジしてまた失敗。いよいよ取り返しのつかない差が生まれる……ここまで含んで「あるある」と見ていいでしょう。

●誰かがジャンプ台に差し掛かるタイミングで「サンダー」

 このゲームにおいて雷は使いようによっては最悪の兵器となります。それこそショートカット中だったり、ジャンプ台に差し掛かっていたりするところを目視で確認してからの「サンダー」はまさに痛恨の一撃。初心者が正当な方法で上級者たちに一矢報いる数少ない手段でした。

●ゴール前で待機して初心者をおちょくる

 差がつきすぎた場合、わざわざ初心者をおちょくるためにゴール前で一度待機して、追いつくかどうかのタイミングでゴールする嫌味な友人が必ずひとりはいたはずです。逆に早くゴールしすぎて、退屈なウイニングランの映像をずっと見続けていた友人もまたいたはず。彼らは今、元気にしているでしょうか。

●逆走テロ

「マリオカート」で最も紳士的でない行為が逆走です。ふてくされた小学生がジュゲムの制止を振り切り、ただ対戦相手を邪魔するためだけに珍走することはよく見られました。これらの行為は前述のトラック地獄やショートカット失敗によって誘発されることが多く、勝機と正気を同時に失った彼らはむやみやたらに甲羅を乱射してくるので、いよいよ空気も悪くなりお開きとなりました。彼もまた今、元気にやっているでしょうか。

 ということで時おり、ノスタルジックな感傷が顔を覗かせてしまいましたが、ここまで平成の名作『マリオカート64』のあるある10選を紹介してきました。今回はレースに限ったものであり風船バトルのものは含んでいませんが、こちらも相当数の思い出リソースが埋没しているはず。小さく4分割された画面に目を凝らしていた25年前……あなたの「あるある」はなんでしょうか。

(片野)

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