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「ジャンプ」スポーツマンガの二刀流キャラたち 虚構が大谷に追いつけない!?

マグミクス / 2021年10月11日 11時50分

「ジャンプ」スポーツマンガの二刀流キャラたち 虚構が大谷に追いつけない!?

■MG兼監督で全国制覇! 最強の助っ人陸上部! ラケット2本持ちも!

 リーグ3位の46本塁打、投手としても9勝をマークし、エンゼルスに大きく貢献した大谷翔平選手。その活躍には「週刊少年サンデー」掲載の野球マンガ『MAJOR』などの満田拓也先生が「異次元の活躍は創作物じゃとても太刀打ちできません(笑)」とプロ中のプロの目から見てもマンガでは表せないと賞賛するほどのことでした。アメリカの地で、多くの史上初の快挙を達成した彼の代名詞となっているのが「二刀流」という言葉です。

 では、マンガではありえないと言われた大谷の「二刀流」のような事例は「ジャンプ」掲載マンガの世界ではどんなものがあるのでしょうか。

●現役高校生で選手兼監督

 実際のプロスポーツの世界でもあるのが「選手兼監督」ですが、スポーツマンガ界の選手兼監督と言えば『SLAM DUNK(スラムダンク)』の翔陽高校の主将兼監督・藤真健司を思い浮かべるという人も多いのではないでしょうか。プロの世界とは違い、周りのサポートも少なく、プレイヤーとしてもまだまだ伸び盛りというところで負担は間違いなく大きかったはずです。実際、藤真はプレイヤーとしては力を発揮しきれていたとは言えず、二刀流の難しさを表しています。

●現役高校生なのにマネージャー兼監督で全国制覇

 そして、兼任の監督として活躍したのは『黒子のバスケ』の誠凛高校マネージャー兼監督である現役女子高生・相田リコ。マネージャー的なマッサージから作戦立案・スケジュール管理、トレーニングメニューの作成まで裏方的な仕事を一手に引き受けています。ややオーバーワーク気味な気はしますが、見事この兼任を務め上げ、ウィンターカップで優勝に導いたのはなかなかの偉業だと言えます。

●掛け持ちなのに…ガチすぎる兼任助っ人たち

 また、スポーツを掛け持ちし、助っ人部員として主人公たちの助けとなってくれる二刀流プレイヤーたちも。例えば、『アイシールド21』のアメフト部兼陸上部の石丸哲生。見ず知らずの状態だった主人公・セナの必死の呼びかけを快諾したのがきっかけとなり、アメフト部の地獄の訓練に耐え、最終的にライバルチームの甲斐谷陸の必殺技である「ロデオドライブ」まで伝授されるなどいつの間にか立派な選手として泥門アメフト部の力になっていきます。もはや本業の練習が心配になるレベル……。

 他にも『ハイキュー!!』でも主人公のバレー部とバスケ部との兼任・泉行高やサッカー部との兼任・関向幸治などが登場しますが、なかなか二刀流の道は容易ではないようです。

●高校生なのに選手兼ハリウッドスター

『アイシールド21』では終盤にかけて登場したアメリカ代表「バッド・ウォーカー」は守備バックでは”高校アメフト世界ワンバーワン”の肩書きを持っているにも関わらず、現役のハリウッド俳優というとんでもない二刀流選手も登場しています。こちらはやや強引なような気もしますが……アメリカらしい華やかさと豪快さのある二刀流と言えます。

 いくつか二刀流の例を紹介してきましたが、やはり大谷を超える二刀流というのは特にリアリティも求められる現代のマンガではなかなか現れないようです。ですが、もしかすると大谷の活躍を受けてマンガの方もとんでもない二刀流選手が現れる……なんて逆転現象も見られるかもしれませんね。

●番外編:反則のはずなのに…リアル二刀流

 この場合、例えとして使われることがほとんどの二刀流ですが、ある意味大谷越えの反則級の二刀流も……。それは「ジャンプSQ」掲載の『新テニスの王子様』の大曲竜次のリアル二刀流。なんとラケットを2本使う「二刀流」で、サーブやトスを打つという荒業をやっています。さすがの大谷もバットの2本持ちはやらないはずなので……ある意味大谷も超えられない(超えない)二刀流かもしれません。

(ハヤサカコウキ)

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