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『スラダン』映画化の今こそ読みたい! 井上雄彦先生の名作マンガ『リアル』が刺さる

マグミクス / 2021年10月23日 18時10分

『スラダン』映画化の今こそ読みたい! 井上雄彦先生の名作マンガ『リアル』が刺さる

■リアルに描かれる3人の人間ドラマ!

 ネット上では今後公開予定の新作アニメーション映画『SLAM DUNK』(タイトル未定)がたびたび話題になっています。懐かしさから、原作を読み直している人も多いのではないでしょうか。しかし同作の著者・井上雄彦先生は、マンガ『REAL(リアル)』を描いていることでも知られています。「東京パラ五輪」でも注目を集めた「車いすバスケ」がテーマなので、話題性も抜群。今だからこそ読んでおきたい作品です。

『REAL』はそれぞれ違う悩みや葛藤を抱えながら生きる、高橋久信・野宮朋美・戸川清春の3人の若者を中心に描かれています。なかでも特に注目したいのは、3人の身に起きる不幸な出来事です。

 例えば西高バスケ部キャプテンの高橋は、ある日トラックにひかれて脊髄を損傷してしまいます。医者から「もう歩くことができない」と告げられ、なかなか現実を受け入れることができません。自暴自棄になりリハビリもサボっていましたが、さまざまな人物と関わっていくうちに少しずつ前向きな気持ちに。そして本格的な車いすバスケを目の当たりにしたことで、強豪・調布ドリームスに入団。車いすバスケの選手として新たな人生をスタートさせます。

 また中学時代にスプリンターだった戸川は、骨のがんで脚を切断。しばらく引きこもっていたものの、車いすバスケと出会い「パラ五輪で金メダル」という目標ができます。野宮の場合はバイク事故がきっかけで、同乗者の女性・夏美が車いす生活に……。加害者としての罪悪感に苛まれながらも、「もっとマシな人間になりてえ」といった思いを胸に奮闘していきます。

 3人のリアルな葛藤は見どころのひとつですが、同作では他にも「努力するモンをあざ笑ってきたお前に何ができる?」「俺は何を目指すのかすらまだ見つかってねーや でもだからこそ 今を生きることにした」など読者の心に突き刺さる名言が数多く登場します。

(マグミクス編集部)

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