エグイけど読みたくなる真鍋先生原作マンガ 身震いする読者続出

■真鍋先生の最新作は弁護士バージョンのウシジマくん！？

　国民的ダークヒーローマンガ『闇金ウシジマくん』の作者でおなじみの漫画家・真鍋昌平先生は、同作以外にも面白い作品を数多く手掛けています。『闇金ウシジマくん』のように、他の作品もエグイけど読みたくなる要素が満載です。アングラ系やヘビーな内容を好む人はもちろん、リアリティーあふれる人間ドラマを読みたい人におすすめの作品をご紹介します。

　まずは真鍋先生の最新作で、現在「週刊スピリッツ」にて連載中の『九条の大罪』。主人公・九条間人の職業は弁護士なので一見アングラ系の話とはかけ離れているようにも思えますが、主な顧客は半グレ、ヤクザ、前科持ちなどきな臭い人ばかりです。そのため九条は飲酒運転でひき逃げをした悪者などを弁護することもしばしば……。時には「被害者は死んでたほうがいい」「被害者の供述あると厄介だ」とかなりブラックなセリフを吐くこともあり、ネット上では「弁護士バージョンのウシジマくん」と表現されていました。

　また『闇金ウシジマくん』ファンには、『闇金ウシジマくん外伝 肉蝮伝説』がおすすめです。『闇金ウシジマくん』に登場する凶悪キャラ・肉蝮が主人公のスピンオフ作品で、原作は真鍋先生が担当。肉蝮の圧倒的暴力シーンに身震いする読者が続出した同作は、「ビッグコミックスピリッツ」編集部による無料Webマンガサイト「やわらかスピリッツ」で1話を読むことができます。

　真鍋先生の連載デビュー作『スマグラー』も、ぜひ手に取ってほしいマンガのひとつ。違法なブツばかりを扱う「運送屋」をテーマに描いたマンガで、2011年10月には妻夫木聡さん主演の実写映画も公開されました。作中には過激でグロテスクな描写も多く、読む際にはある程度の覚悟が必要……。しかし予想だにしない展開が次々と巻き起こるので、一度読み始めたら止まらなくなってしまうかもしれません。

（マグミクス編集部）