声優・浦尾岳大さんが語る、『零次元アイドル』枕野音鶴のつかみきれない魅力とは?
マグミクス / 2021年11月9日 12時10分
■「まだわからないことが多い」自分たちも今後が楽しみ
プロダクションI.Gとノワが手掛けるキャラクターアイドルプロジェクト『零次元アイドル』は、2021年6月に開催されたイベント「零次祭」でお披露目されて以来、生配信やボイスドラマCDの発売、楽曲のレコーディングなど、活動がますます本格化しています。
『零次元アイドル』の舞台は近未来の日本。「炎舞」「氷雨」「琥月」という3つのアイドルグループが世間を賑わせていますが、各グループで活躍する11人は「零次元」から来たアイドルで、現世に蘇るためにトップアイドルを目指している……という設定です。
今回は「氷雨」のリーダー・枕野音鶴(まくらの・ねづる)役をつとめる声優の浦尾岳大さんに、零次元アイドルの魅力やグループの特徴、収録した楽曲などについて語っていただきました。
* * *
――まず、浦尾岳大さん自身が、声優になりたいと思ったきっかけについて教えて下さい。
浦尾岳大(以下、浦尾) 小学生の時にアニメを見ていて、キャラクターの声まねをして遊んでいたのですが、ある時「その声は声優さんという職業の人が当てているんだよ」と親から教えられたんです。それまではキャラが本当に存在して声を出していると思っていたので驚きましたし、声優という仕事は楽しそうだなと思いました。
その後大学に通うようになって、特にやりたいこともなかった時に、昔声優に興味を持っていたことを思い出して、目指すようになりました。
――参加されている『零次元アイドル』プロジェクトについて、どのような面白さや魅力を感じていますか?
浦尾 まず、自分たちが生き返るためにトップアイドルを目指す「霊体アイドル」という設定は、よく考えたなと思いますね(笑)いろんなタイプの男性アイドルアニメがたくさんあるなかで、「まだこんなに新しい切り口があったのか」と驚きました。
僕たちも演じているキャラクターについて、公式で発表されていることしか知らない状態なので、今後の掘り下げが楽しみです。
――「氷雨」というグループの特徴や印象などを教えてください。
浦尾 まずキャラクターがみんなカッコイイと思いました。3つのグループのなかでも、氷雨が一番正統派のアイドルだと思いますね。
公式で出ている和装のキービジュアルがとてもかっこよくて好きです。「和」のイメージが基本ですが、今後は洋装も見てみたいです。
――枕野音鶴を演じるにあたって、工夫されていること、意識していることについて教えて下さい。また、浦尾さん自身と音鶴が似ていると思う部分はありますか?
浦尾 やはり先ほど述べたように、まだまだ分からないことが多いので、今は音鶴を疑わずに堂々と「ザ・アイドル」な彼を演じることを大事にしています。
音鶴は氷雨のリーダーですが、自分はみんなをぐいぐい引っ張るリーダータイプではないので。でも他のメンバーのキャストとはほぼ初対面だったのにすぐLINEグループを作って仲良くできているので、そういう空気を作れたのはよかったです。
■憧れの声優は山口勝平さん 二枚目も三枚目もできる演技力に憧れ
「氷雨」の楽曲レコーディングに臨む浦尾岳大さん(マグミクス編集部撮影)
――先日、楽曲のレコーディングがあったそうですね。担当された曲の特徴や印象に残っているフレーズなどについて教えて下さい。
浦尾 デビュー曲なので、「氷雨」の自己紹介ソングかと思っていたら恋愛ソングだったので、初めて聞いたときはちょっと意外でした。しかも、女性目線で恋心を歌った曲なんです。
女心を表現している歌ですが、男性が歌うから引き出せる曲の魅力もあると思うので、とてもいいと思いました。歌詞に「炭酸」「卒業」など青春っぽいワードが入っていて、高校生くらいの恋愛の歌なのかな、という印象ですね。
――『零次元アイドル』にこれから初めて触れるユーザーに向けて、ひとことメッセージをお願いします。
浦尾 最初はまだまだ謎が多い作品だと思うのですが、ぜひ一度見てみてほしいです。僕たちもまだわからないことが多い分、一緒に歩んで育てていけるコンテンツだと思います。実際にファンが投票して人気を競わせた方が、緊張感も生まれていいかもしれないですね。
――最後に、将来、どのような声優になりたいか、また憧れの先輩声優がいたら、教えて下さい。
浦尾 今後もアニメ作品に出続けたいという気持ちは強いです。あと、まだあまり経験はないのですが、バラエティ番組やニュース、CMのナレーションの仕事もやりたいですね。あまり声を作りこんでいない自然体のナレーションが好きで、ぜひやってみたいと思っています。
憧れの先輩声優は、山口勝平さんです。二枚目も三枚目もできる演技力にすごく憧れます。まさに今ですが、子供のころ見ていた『犬夜叉』の世界観を受け継ぐアニメ作品『半妖の夜叉姫』で山口さんと同じ作品に出演(※浦尾さんは翡翠役。編集部注)させてもらえているのがとても嬉しいです。
(マグミクス編集部)
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