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【望月英の「今から始める!」洋ゲーガイド(27)】PS5でプレイする『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット』

マグミクス / 2021年11月13日 17時10分

【望月英の「今から始める!」洋ゲーガイド(27)】PS5でプレイする『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット』

■ディレクターズカット版で紡がれる新たな物語「壹岐之譚」

 こんにちは!望月英でございます。肌寒さを少しずつ感じはじめ、2021年も終わりに向かっているな、という雰囲気が漂ってまいりましたね。 しかし!2021年のゲーム熱はまだまだ熱さを残し、むしろ増すくらいの勢いを持つタイトルも年内リリースで待機中でございますよー! 望月自身も発売を今か今かと待ちわびているものが国内外問わず……ゲームが忙しくてゲームをする時間が無くなりそうです (笑)

 さて!今回の「洋ゲーガイド」では、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)よりリリースされております『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット版』をPlayStation 5(PS5)でプレイする機会を頂戴いたしました! 前作『ツシマ』も熱意を込めて記事にさせていただいた望月が、本作ディレクターズカット版を全力レビューさせていただきます!

 ディレクターズカット版で新しく追加されたメインはエリア「壱岐島」(いきのしま)と、そこで繰り広げられるストーリー「壹岐之譚」(いきのたん)となります。なお、壱岐島への移動は通常版でのストーリー「序ノ段」第一幕をクリアすることにより、第二幕「豊玉」にて壱岐島へ渡ることが可能となるミッションが追加されるので、そこまでストーリーを進める必要があります。

 ちなみに! 望月はこのディレクターズカットをPS5版でプレイしたのですが、すでに通常版をPS4でプレイ済だったのでデータ移行を試みたところ、何の問題もなくそのまま壱岐島へ行くミッションに進めることができました。PS4で通常版をプレイ済で「また改めてストーリーを進めないといけないのかな…?」とお悩みの方、ご心配なく!

「壹岐之譚」では、対馬にて激戦を繰り広げた「蒙古軍」が壱岐島にも攻め込んできた……という話を聞いた主人公、境井仁が、対馬と同じく壱岐島を救うべく島を渡り、蒙古軍と戦うと同時に、自身の過去を乗り越える話となっています。対馬での戦いで己のなかの「仁とは」「義とは」「誉(ほまれ)とは」を思い、成長した仁が過去の己をどう見つめ直すのか……? ぜひご自身の目で体験してみて下さい!

■盛りだくさん! ディレクターズカット版での追加要素

「壹岐之譚」でも、美しい自然や絶景のグラフィックを堪能することができる

 もちろん!ディレクターズカット版で追加されたのは物語だけではございません! ゲームへの、そしてリクエストを受けて各要素を追加したという開発者からユーザーへの愛が相変わらずビッシビシに感じる追加要素が詰まっています!

 まずは何といっても、新たな敵兵種「呪師」の追加です!「壹岐之譚」では今までよりもさらに1対多数での戦いを強いられる場面が多い(ように感じられた)のですが、この呪師、弓兵と同じく敵兵最後尾あたりに陣取り、周囲の敵兵全体を強化する呪文を唱えてくる上、「先に片付けよう」と突っ込んでせん滅しようとすると、ガードができない弓兵と違い、長杖(槍兵のようなリーチの長い武器)で対応してくるという、非常に厄介な存在です!

 時間をかけると他の兵に囲まれてしまうので、くないや弓などを惜しまず用いて、出来るだけ早く対処するのがオススメです。

 また、今までも馬上から攻撃する技はありましたが、今作では馬自身が猛烈な体当たりをする技が追加されたのです! 敵が密集している地帯に体当たりで突っ込み、敵陣が崩壊したところでとどめを刺す……といった奇襲も可能となりました。愛馬が数多の兵を蹴散らして進む姿は最高に爽快ですよ!

 さらに! 激しい戦闘とハードな物語で荒んだ心をいやす動物たちも追加されました! 通常版でも鳥やキツネなど、かわいい動物たちがいましたが、今作はちょっとひねくれた猿や神々しさすら感じる鹿、そして……モフモフといえば!の代表格……猫!!

 撫でられます。撫でて下さい。無骨な仁が猫を撫でてひと時の安らぎを感じる瞬間を目の当たりにしてください。ぜひ。

 ちなみに他にも戦闘が非常にスムーズになる「ロックオン」や「キーコンフィグ」の追加などのシステム面の強化、ダウンロードコンテンツであり最凶骨太MAX難易度の「冥人奇譚」の新モード、社や温泉の新スポットや、境井家の旗などの新しいコレクタブルアイテムの追加等、
コラム一回分で語りきるのが難しいほどのボリュームが詰まっておりますよ!

■PS4からPS5へ移行した望月が得た「ならでは」の強さ

 今回、PS4での通常版から、『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット』を機にPS5へとプレイを移行した望月ですが……「移行してよかった」このひと言に尽きます。

 輪をかけて美しさに包まれることができる壱岐島のグラフィックに加え、引き絞る弓の緊張感や鉤爪の重みをリアルに指に伝えてくる、コントローラーの「アダプティブトリガー」、戦いの最中、武器を弾き弾かれる感触や馬の脚から伝わって来る振動を感じられる「ハプティックフィードバック」技術……前回ご紹介させていただいた『Returnal』でも強調しましたが、『ツシマ』でもPS5ならではの没入感にいざなう要素が盛りだくさんでした。皆さんも可能ならぜひ、PS5での『ツシマ』を満喫してください!

…はっ!

 ちなみに、「壹岐之譚」をスタートさせると、一定段階までストーリーを進めない限り対馬へ戻ってくることはできなくなります。「ツシマ」を満喫してから、「イキノシマ」を満喫してくださいね!

(望月英)

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