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『FF』壮大すぎる「技」エフェクト3選 カッコいいが「長い」「トイレ休憩?」

マグミクス / 2021年11月15日 18時10分

『FF』壮大すぎる「技」エフェクト3選 カッコいいが「長い」「トイレ休憩?」

■何回も見せられるのはツライ、壮大な演出

 RPGのバトル時に放たれる技や呪文のエフェクトは、ゲームハードの発展、ソフトの大容量化と共に、より壮大に、より派手に進化してきました。

 RPGにもタイトルはさまざまありますが、JRPGの金字塔「ファイナルファンタジー」(以下、FF)シリーズは、その最たる例でしょう。

 新しいタイトルが発表されるたび、グラフィックの向上に注目が集まる『FF』のバトルシーンは、いまやハリウッド映画に劣らぬ迫力です。

しかし、3Dの時代に入り、シリーズの戦闘シーンを彩ってきた技のなかには、壮大すぎて、「ひとつの技」のエフェクトとは思えない長さのムービーが流れるものもあります。この記事では、3D時代の『FF』に登場し、「バトルを盛り上げすぎた」技をご紹介します。

 まず、本テーマを扱うにあたり避けて通れない技と言えば、PlayStation用ソフト『ファイナルファンタジーVIIインターナショナル』(以下、FF VII)のラスボス、「セフィロス」が放つ「スーパーノヴァ」でしょう。

 銀河の彼方から呼び寄せた彗星が太陽系の惑星を次々と破壊しながら太陽に一直線に突っ込み、宇宙規模の大爆発を巻き起こす大技には約2分のムービーが用意されています。

 人知を超えたスケールに、初見は震えてしまいますが、一度の戦闘で複数回、このシーンを見ることも多々あり、カットすることもできません。技が発動してから太陽が地球を飲み込むまでの間に、トイレを済ませるプレイヤーも少なからず存在したようです。

 つづいて、召喚獣(幻獣)。「メガフレア」を吐く「バハムート」に「斬鉄剣」で敵全体を真っぷたつにする「オーディン」、津波を起こして敵を流し込む「リヴァイアサン」。 『FF』を象徴するアイコンとも呼べる存在となった召喚獣も、『FF VII』よりド派手な演出がされるようになりました。

 なかでも、召喚魔法「アルティメットエンド」で呼び出せる「ナイツオブラウンド」は、その長い演出が、今なおファンの間で語り継がれる召喚獣です。円卓の騎士をモチーフにした13人の騎士たちが次々に敵に攻撃を叩き込むムービーは「壮観」のひと言ですが、全体で1分半以上に及びます。シリーズでもトップの高火力を誇るものの、通常戦闘よりもバトルが長引いてしまうことから、徐々に活躍の機会が少なくなるジレンマを抱えた召喚獣でもあります。

 また、『FF VII』には「Wしょうかん」と呼ばれる「マテリア(装備アイテム)」も存在します。その名の通り、1回の行動で召喚魔法を2回使えるようになるのですが……「ナイツオブラウンド」と組み合わせることで演出時間は3分を超過。攻撃が終わるまでの間にカップめんが作れてしまいます。

■壮大すぎて理解が追いつかない…『FF VIII』の伝説の長尺技とは?

PlayStation用ソフト『ファイナルファンタジーVIII』(スクウェア・エニックス)

 PlayStation用ソフト『ファイナルファンタジー VIII』(以下、FF VIII)にも、強さと演出の長さが比例する召喚獣が見られます。

 正確に言えば『FF VIII』における召喚獣とは「ガーディアンフォース(G.F.)」と呼ばれる生命体のことを指します。 そして、召喚魔法「エターナル・ブレス」で召喚できる「エデン」こそ、劇中内最強かつ、演出ムービーに1分半もの時間を要す「G.F.」です。

 特筆すべき点は、プレイヤーの理解が追いつかないほどの壮大な演出が、1分半のムービーで描かれる点にあるでしょう。サイバーな雰囲気の空間が画面に映し出されたかと思えば、魔法陣が惑星を包み込み、巨大なレーザーが敵を銀河系ごと吹き飛ばす……。

 一体何が起こっているのか。また「エデン」自体の見た目もよく分からないままに、銀河系が破壊されていくムービーは、体感で1分半よりも長いように感じてしまいます。

 ここまで、ファンの間で「ネタ」としても語られる技の概要、及びエフェクトの長さをご紹介してきました。初めて3Dを採用した『FF VII』は、以降のRPGのグラフィック表現に革命を起こした作品であることに違いはありません。

 近年はリマスター版やリメイク版がスマホ用ゲームアプリほか、各種プラットフォームからリリースされていることもあり過去作を手軽にプレイすることも可能です。オールドファンもニューファンも、3Dに対し前のめりな姿勢で挑戦した過去の名作『FF』タイトルをプレイしてみてはいかがでしょう。

 また、2021年11月11日には、2D時代の『FF』のオリジナル版をもとにリマスタリングされた「FFピクセルリマスター」シリーズより『ファイナルファンタジーV』が発売されて、「2D派」のファンが再注目しています。

(ふみくん)

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