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アニメのつらすぎる「負けヒロイン」4人 健気で一途な姿勢を応援したくなる

マグミクス / 2021年12月1日 11時50分

アニメのつらすぎる「負けヒロイン」4人 健気で一途な姿勢を応援したくなる

■健気さに泣けてくる…印象深い「負けヒロイン」たち

 アニメ作品において、恋愛要素というのは欠かせないものです。そしてつい気になってしまうのが、主人公に好意を寄せるものの、完敗してしまう「負けヒロイン」の存在。

 話の流れ的に、主人公に振り向かれないことは分かっていても……その健気な姿勢に胸を打たれ、応援したくなってしまうのが心情というもの。メインヒロインよりも負けヒロインの方が好き、という人も一定数いるのではないでしょうか。

 この記事では、アニメに登場する「負けヒロイン」のなかから、印象深い4人をピックアップしてご紹介します。

※この記事では、『Re:ゼロから始める異世界生活』『化物語』『ダーリン・イン・ザ・フランキス』『ハイスコアガール』の恋愛エピソードについてのネタバレがあります。ご了承のうえお読みください。

●レム『Re:ゼロから始める異世界生活』

 異世界モノの大ヒット作『リゼロ』。主人公のナツキ・スバルが思いを寄せる相手は、次代の王の候補者であるエミリア。しかし、そんなスバルに恋してしまったのが、屋敷でメイドを務めるレムです。

 彼女は、双子の姉であるラムに負い目を感じ、自分を捨てて生きてきました。しかし、スバルが双子を逃がすために体を張って魔獣に立ち向かい、レムの呪縛を解くことになります。それ以来、スバルは彼女にとっての “英雄”となったため、一途に尽くし、健気に支え続けるのです。

 そして第18話、8分以上にも及ぶ告白シーンが訪れます。「スバルくんの声が好きです」「スバルくんの目が好きです」……と純粋な愛にあふれたセリフを口にするも、スバルの返答は「俺はエミリアが好きだ」。美しいシーンでありながら、あまりにもつらいシーンでもあるのです。

●羽川翼『化物語』

 不思議な世界観・掛け合いで人気を博した『化物語』。主人公・阿良々木は、『化物語』の第5話という早い段階で、メインヒロイン・戦場ヶ原ひたぎに告白され、受け入れます。

 普通の展開ならば「負けヒロイン」の出る幕はないのですが……終盤でクラス委員長・羽川翼というキャラクターが掘り下げられていきます。羽川は第1話から登場していたのですが、このラスト付近で阿良々木に対しての恋心が明らかになるのです。つまり、物語の序盤ですでに負けていたことになります。

 そして続編となる『傷物語』『猫物語(黒)』では過去が描かれるのですが、阿良々木と羽川の関係性があまりにも深く、相思相愛でもあったことが明らかになります。『化物語』で恋に破れたことが、どんどんと重みを増していくのです。その切なさが後からやってくる、印象深い負けヒロインと言えるでしょう。

■強引なアプローチでの「惨敗」が切ない

『ダーリン・イン・ザ・フランキス』 (C)ダーリン・イン・ザ・フランキス製作委員会

●イチゴ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』

 本作は、謎の巨大生物「叫竜」と戦うため、思春期の子供たちが「フランクス」と呼ばれる男女ふたり乗りの巨大兵器で戦うストーリー。パイロット育成機関で育つ主人公・ヒロは、頭から角を生やした謎のヒロイン・ゼロツーのパートナーとなります。

 その間に割って入ろうとするのが、ヒロの幼なじみであるイチゴ。後からやってきたクセに、ヒロにベタベタと接するゼロツーが許せません。しかし、ヒロとゼロツーは運命に導かれたカップルであることが次第に明らかになっていき、勝ち目がない状態に。

 それでもイチゴは強引にキスをして、告白に踏み切ります。しかしヒロにはまったく響かず、ぼうっとゼロツーの乗った飛行機を見上げるのみ。まさに惨敗です。思春期の雰囲気を細かく描いた作品だけに、より切なく感じられます。

●日高小春『ハイスコアガール』

 格闘ゲームを題材にボーイミーツガールを描いた本作。主人公・矢口ハルオはゲームの強豪プレイヤーですが、ヒロイン・大野晶はそれを上回る天才です。春雄は晶をライバル視しながら、小・中・高と青春の日々を送っていきます。

 そこへ、中学生になってから物語に参加するのが、クラスメイトの日高小春です。初めはゲームに興味がなかったものの、偶然ハルオと出会ったことをきっかけにゲームに熱中。そしてその熱とともに、ハルオにも惹かれていくことになります。

 バレンタインや修学旅行、そしてゲームでも気持ちを伝えていきますが、鈍感なハルオには響きません。投げやりになってホテルへ誘っても、ハルオは戸惑うばかり。ハルオはゲームバカ、晶も根っからのゲーマーかつ浮世離れしたお嬢様。このふたりに対して、小春はある意味普通の感覚を持っています。しかしだからこそ、ふたりの純粋な絆の深さには立ち入ることができなかったのです。

(古永家啓輔)

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