テストで100点とっても「普通だから」 2コマの対比が心に刺さる

■「人は褒められて伸びる」ことを実感する2コマ

　テストで100点をとったのに、「100点とるのは普通だから」と言われた人。同じ人がゲームをすると……。空乃 亞さめさん（@a_sa_me）の2コママンガ『褒めてくれる存在』がTwitterで公開され、大きな反響を呼んでいます。

　読者からは「分かる」「これは真理」「褒めないと人は育たない」「承認欲求、大事」「ゲームはささいなことでも褒めてくれるけど、親も上司も頑張ったことに対して褒めない」「だからゲームはやめられない」などの声があがりました。

　Twitterで連載されていた『100日後に会社を辞めるサラリーマン』『サラリーマン辞めた後』が話題の作者・空乃 亞さめさんにお話を聞きました。

ーー『褒めてくれる存在』を描こうと思ったきっかけを教えて下さい。

　教育などで「できて当たり前」のような経験を受けていくなかで、対照的にゲームなどは褒めてくれることが多いなと思い、描いてみました。

ーー直接的なメッセージは描かれていませんが、1コマ目と2コマ目の対比で考えさせられるものがあります。この2コマの構成にした意図について教えていただけますか？

　1コマ目は一方的なのに対して、2コマ目は褒めてくれる存在が背中を後押ししてくれる心強さみたいなものを表現してみました。

『これになってる』（空乃 亞さめさん提供）

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

　実体験などが多く、やっぱり苦手な人は多いんだなと思いました。

ーー今後の活動のご予定について教えて下さい。

　今後も共感ネタなど思いついたら投稿していきたいと思っています。

（マグミクス編集部）