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『鬼滅の刃 遊郭編』第1話、作画・演出のすごいところ4選 鋼鐵塚さんの神作画

マグミクス / 2021年12月7日 19時10分

『鬼滅の刃 遊郭編』第1話、作画・演出のすごいところ4選 鋼鐵塚さんの神作画

■まるで劇場版クオリティ!

 2021年12月5日に放送が開始されたTVアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』。多くの人を涙させた「無限列車編」の後に放送されるということで、そのクオリティや内容には多くの注目が集まっていました。その結果は……もはや語りつくせないほどの情報量の嵐。魂揺さぶる演出に、放送後ずっと興奮しっぱなしの状態が続いています。やっぱり『鬼滅』はすごい!

 初回は拡大スペシャルで放送された第1話「音柱・宇髄天元」はストーリー、キャラクターの魅力もさることながら、その演出や作画も圧巻のクオリティと話題になりました。特に筆者の心をふるわせたシーンを語らせてください。

●兄の訃報を知らせる鎹鴉と、悲しみに暮れる弟・千寿郎

 マンガでは第66話「黎明に散る」のページ最後には、1コマだけ千寿郎が兄・煉獄杏寿郎の死を知らされ、涙にくれる様子が描かれています。いわゆるおまけ的要素の多いコマですが、原作ファンには絶大に支持されており、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を観た原作ファンのなかで、「このシーンを描いてほしかった」という声も少なからずありました。

 それを、TVアニメで時間をかけて描いてくれたのは、感謝しかありません。門前から引きの画で、千寿郎が鎹鴉(かすがいがらす)の報せを聞き、呆然と立ち尽くし、その場で崩れ落ち肩を震わせ涙する。これを約20秒かけて描かれたことで、想像を絶する悲しみが視聴者にもありありと伝わりました。思い出しだだけで泣けてきます……。

●機関車から遊郭への分岐

「無限列車編」の舞台であった機関車が線路を走るシーン。分岐に沿って左へと進む機関車ですが、もう一方の分岐の先には、昼の明るい街並みが見えます。日が落ち明かりが灯る夜の町と交互に映される、モノクロの部屋や廊下に置かれたかんざしや帯。物語が一気に「遊郭編」へと移り変わる演出が、見ていてぞくぞくしますね。その直後の無惨様の猗窩座へのパワハラも、ある意味で名シーンでした。

●怒り狂う鋼鐵塚に見た神作画

 アクションシーンが少なかった第1話で、ある意味もっとも激しい戦闘シーン(?)だったのが、刀を失くした炭治郎と、それに怒り狂う刀鍛冶・鋼鐵塚(はがねづか)さんの追いかけっこではないでしょうか。ぬるぬる動く、狂気にまみれた鋼鐵塚さんの強烈さに思わず笑みがこぼれました。原作では新たに打った刀を1日で紛失させられたわけですから、そりゃ怒りますよね(笑)。

●設定資料集が発売されたら「即買い」を決めるレベルの、美しい背景

『鬼滅の刃』はTVアニメ第1期から、その美しい作画で人々を魅了してきました。特に今回、背景への力の入れようが並外れていませんでしたか? 無惨様が訪れた書店、闇夜の町、煉獄家の屋敷や庭園、秋の参道。アップで映る畳や川を走る小舟にいたるまで、どこを見ても美しいのです。2周目、3周目はずっと、そんな作画を堪能していました。

 まるで映画のようなエンドロールは、もう鳥肌物の美しさでした。もしも本編の設定資料集が発売されたら、「即買い」すると決めています。

「遊郭編」第1話は何度もリピートしたくなるほど、そこかしこに魅力的な演出が散りばめられています。本編への制作陣の意気込みが、これでもかと感じられました。皆さんの、お気に入りのワンシーンはどこですか?

※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記

(サトートモロー)

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