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『鬼滅の刃 遊郭編』雛鶴役・種崎敦美のキャラ3選「天才と言われるほどの演技力」

マグミクス / 2021年12月21日 18時40分

『鬼滅の刃 遊郭編』雛鶴役・種崎敦美のキャラ3選「天才と言われるほどの演技力」

■各キャラの心情を丁寧に表現 心を揺さぶる名演技ぞろい

 放送中の話題作『鬼滅の刃 遊郭編』に登場する、鬼殺隊・音柱の宇髄天元(うずい・てんげん/CV:小西克幸)を支える妻のひとり・雛鶴(ひなつる)を演じるのは、声優の種崎敦美(たねざき・あつみ※崎の字は立つ崎)さんです。妻3人のなかで最年長、かつ冷静な判断力を持つ雛鶴を、種崎さんはどのように演じてくれるのでしょうか。この記事では、種崎さんの演技が光るキャラを、3作品からご紹介します。SNSでも「ガチ恋不可避」「天才声優と言われるほどの演技力」と評判です。

●『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』ヴィヴィ/ディーヴァ役

『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』 (C) Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO

『Vivy -Fluorite Eye’s Song-(ヴィヴィ ‐フローライトアイズソング‐)』は、『Re:ゼロから始める異世界生活』の原作者・長月達平さんがシリーズ構成・脚本を務める、オリジナルアニメです。「AI」と「歌」を主題とした本作は、歴史を修正するためにとある2体のAIが奮闘する姿を描いています。種崎さん演じるヴィヴィ/ディーヴァは、人類に仕えるAIの「歌姫」です。

【本作のあらすじ】
 AIの働く複合テーマパーク「ニーアランド」のキャストであるヴィヴィは、史上初の自律人型AI。「歌でみんなを幸せにする」という使命を胸に、日々がらがらのステージで歌い続けていました。そんなある日、いつものようにステージに立ったヴィヴィは、何者かの接触を受けます。接触してきた「マツモト(CV:福山潤)」は、100年後の未来からやってきたAIだと名乗ります。しかも、「僕と一緒にAIを滅ぼしてほしい」と語りかけてきて――?

 種崎さん演じるヴィヴィは、AIと人間との戦争が起こる未来を変えるため、マツモトと一緒に100年の旅に出ます。普段は冷静ですが、自分の「使命」をけなされると感情的になる一面も。そんなヴィヴィの声を、種崎さんはクールかつどこか機械感ある声で演じています。とある出来事から、ヴィヴィは明るく自信たっぷりな別人格・ディーヴァとなりますが、同様の声で別人格を表現する演じ分けは見事です。また、旅の途中で幾度となく始まるアクションシーンの迫力ある演技にも注目。戦闘プログラムをインストールしたヴィヴィの強さが、声からも伝わります。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」などで見ることができます。

●『魔法使いの嫁』羽鳥チセ役

『魔法使いの嫁』 (C)2017 ヤマザキコレ/マッグガーデン・魔法使いの嫁製作委員会

『魔法使いの嫁』は同名マンガ(作:ヤマザキコレ/マッグガーデン)を原作としたアニメで、特別な力を持った少女が、弟子として魔法使いに買われるところから物語が始まります。種崎さん演じる羽鳥チセ(はとり・ちせ)は、その特別な力を持った少女で、ほぼ無限に魔力を生み出せる「夜の愛し仔(スレイ・ベガ)」という存在です。

【本作のあらすじ】
 15歳の少女であるチセは、オークショニアの誘いに応じて、自分自身を闇の競売会へと出品します。チセには生まれ持った特別な力がありましたが、生きる理由も帰れる場所も、持ち合わせていなかったのです。そんなチセを500万ポンド(約7億円)もの大金で競り落としたのは、異形の魔法使い、エリアス・エインズワース(CV:竹内良太)でした。チセを弟子として、将来の花嫁として迎えたエリアスとの暮らしに、チセの心は少しずつ変わっていきーー?

 種崎さん演じるチセは、うつむきがちで物静かな少女です。昔からこの世のものではないものを見てしまい、同級生たちや両親にも冷遇されてきました。生きることを一度投げ出し、氷のように冷え切った心を持つチセを、種崎さんは少し悲しみをたたえた声で演じています。物語序盤のチセの声は、血の通っていないような無機質な声といえます。しかしチセの心境の変化に合わせ、徐々にその声が熱を帯びていく様子は、種崎さんの演技力の高さを存分に味わえます。エリアスに少しずつ惹かれていくチセの、恋心がうっすら見えるようなセリフの数々も、ぜひお聴きください。この作品は、「dアニメストア」「Netflix」「U-NEXT」などで見ることができます。

●『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(2020年版)ダイ役

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』 (C)三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 (C)SQUARE ENIX CO., LTD.

『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(2020年版)は、マンガ『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』(原作・原案など:三条陸、イラスト:稲田浩司/集英社)を原作としたアニメです。原作は1991年にも一度アニメ化されており、本作は完全新作アニメとして現在も放送中です。種崎さん演じるダイは、勇者に憧れる正義感の強い少年です。

【本作のあらすじ】
 魔王ハドラー(CV:関智一)に苦しめられていた世界は、「勇者」と呼ばれた剣士とその仲間たちにより、平和を取り戻した……はずでした。一方、モンスターたちが暮らすデルムリン島で暮らす、島唯一の少年・ダイは、勇者に憧れながらモンスターたちと仲良く暮らしていました。ある日デルムリン島に、勇者とその仲間たちらしき一行がやってきます。いてもたってもいられなくなったダイは、言われるがままに親友のゴールデンメタルスライム・ゴメちゃん(CV:降幡愛)を連れてきます。しかし彼らの目的は、幻の珍獣・ゴメちゃんを奪うことでーー?

 種崎さん演じるダイは、モンスターや魔族を差別せず、皆と仲良く暮らしてきた少年です。勇者を目指し冒険の旅に出たダイは、大事な仲間がピンチになるたびに、並外れた剣の腕前を発揮します。そんなダイを、種崎さんは少年らしさたっぷりに演じています。上記2作品の声とは打って変わり、少年ならではのわんぱくさやたくましさを見事に表現。特に、いつもは熱血漢なダイが、心から悩み震える声で泣き崩れる第60話「ダイとポップ」の演技は、種崎さんの演技力の高さが存分に発揮されています。この作品は、「dアニメストア」「Netflix」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

* * *

 2017年には、1日に5作品もの出演作品が放送されるなど、根強い人気を誇る種崎さん。その演技力は、声優陣からも一目置かれるほど。『鬼滅の刃 遊郭編』では、クールで的確な判断が持ち味の雛鶴を、どう演じてくれるのでしょうか。気になる方は、ぜひ種崎さんの過去作品もご覧ください。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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