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『ビルディバイドTCG』第2弾の注目カードたち アニメでも活躍した強力なデッキへ

マグミクス / 2021年12月31日 12時30分

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■アニメ終盤でも活躍する新カードたち

 先日2021年12月3日にアニプレックスが販売を開始した『ビルディバイド・トレーディングカードゲーム』(以下、ビルディバイドTCG)のブースターパック第2弾「開かれた戦端、交差する宿命」。第1期も佳境に入ったTVアニメ『ビルディバイド -#000000-(ビルディバイド コードブラック)』終盤のラストバトルでも登場して、存在感のあったカードがいくつか収録されていました。

 トレーディングカードゲーム(TCG)があまり詳しくないという方のために説明すると、ブースターというのは既存のデッキを強化するための追加カードが入っているパックです。そのため、先に販売されていたスターター「漆黒に嗤う魔女」や「紅蓮に猛る獣王」を強化することができます。もちろん、ブースターだけでもデッキは組み立てることはできますが、デッキの構築にはそれなりのスキルがいるので、初心者にとってはデッキになっているスターターをブースターで強化するほうが簡単でしょう。

 TVアニメ視点で今回のブースターの内容を見てみると、第1期の最終決戦で主人公である蔵部照人のエース・ブルームと、蔵部菊花が使用するエース・マルグレアのテリトリーが新しいものに変わっていました。その新カード「試練の巨塔」と「断罪の碑文」が今弾に収録されています。

 他にもアニメで、照人が王への挑戦権をかけて最後にリビルドバトルした相手・ミハイルのエース・ベルティガや、テリトリー「溶岩流雪の砦」も収録されていました。アニメでも強力なデッキでしたが、実際に使ってみたいのなら今回のブースターを手に入れる必要があるというわけです。

 1パックにはカードが7枚封入。そのうち、1枚はレア(R)以上のカードが入っており、さらにもう1枚はキラ加工されたパラレルカードが封入されています。デッキすべてのカードをキラキラに光らせたいという人は、このパラレルカードを集めて他の人に差をつけましょう。

 さらに最高レアリティ『ディバイドレア』の「フェイルシューター レベッカ」は、レベッカ役の田中美海さんの箔押しサイン入りで封入されています。見事、当たった人はお守りになるかもしれませんね。ちなみに「フェイルシューター レベッカ」は、スーパーレア(SR)として同じテキストのカードが封入されているので、実際にゲームで使用するには、こちらで十分かもしれません。

■強いカードはコストを考えて見てみよう

アニメでも活躍する「辺境の剛勇 ベルティガ」(左)も、ブースターパック第2弾での注目カードのひとつ

「カードの強さがわからない。どういうカードが強いのだろうか?」……こういった疑問を持つ方も少なくありません。どんなTCGにもバランスというものがあります。強いテキストしか書いていない、誰でもわかる強いカードというものは少なく、マイナス面とプラス面の両方があるカードが圧倒的に多いもの。つまりマイナスとプラスを比べて、プラスの方が上だと思うカードが強いわけです。

 たとえば『ビルディバイドTCG』の場合、誰にでもわかるマイナス面は「バスター」がついたカードでしょう。ライフゾーンでめくれることでダメージがひとつ追加されるからです。反対に効果が発揮できる「ショット」は、ゲームを優位に進められるプラス面が大きいカードでしょう。

 他にも数値が大きかったりテキストが強かったりするカードでも、必要なコストが高いとスグには使えない。いざ使おうとしても、他の強いカードと同時に出せないというマイナス面があります。こういったマイナス面とプラス面を精査して、バランスの取れたデッキが強いということです。

 それでは、その点に注目して今回のブースターに収録されている他の注目カードを見ていこうと思います。

 筆者が注目するのは、SRの「ドランクグラップラー ヴェロニカ」。レストすることで1枚ドローできるテキストが強いです。「バスター」がついているマイナス面も最初から手札にいれば関係ありません。コストが3なので最初からプレイでき、ドローまでできる。基本的に攻撃するよりもドローするためのカードとして重宝するでしょう。

 URでは「血誓のアリア」。コスト3で出しやすく、スタンドしているユニットにアタックできるシンプルな強さがわかりやすいですよね。やはりコストの低いカードの方が優秀に思えます。

 あえて高コストのカードで注目するとしたら、前述したアニメでも活躍のエースの「辺境の剛勇 ベルティガ」でしょうか。登場時にエナジーを2枚スタンドさせる効果と、エナジーの枚数でパワーアップする赤らしい動き、コスト5以下の破壊されたユニットをエナジーに置けるテリトリー「溶岩流雪の砦」との相乗効果は、デッキの構築から考える必要がありますが強力です。

 他にも注目カードはありますが、残りはご自身の目で確かめてみるとよいでしょう。

 もちろん今後もブースターは続々と発売されていきます。アニメ第1期で晩華桜良が使った「アサルトテリトリー」なる新システムも、次回発売予定のスターター第3弾「あざ笑うは至高の賢者、幻惑するは狂気の公女」で収録予定。これからも『ビルディバイドTCG』はアニメ同様に注目ですね。

(加々美利治)

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