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人気乙女ゲーム『ピオフィオーレの晩鐘』のイベントで、満員のファンが朗読劇に感涙

マグミクス / 2022年1月11日 14時10分

人気乙女ゲーム『ピオフィオーレの晩鐘』のイベントで、満員のファンが朗読劇に感涙

■豪華声優陣が出演したクリスマスパーティ

女性向けゲームブランド「オトメイト」の人気タイトル『ピオフィオーレの晩鐘』2度目の単独イベント「ピオフィオーレの晩鐘 ~Festa di Natale~」が、2021年12月25日(土)に埼玉の川口総合文化センターで開催されました。

メインキャストの石川界人さん(ダンテ・ファルツォーネ役)、森久保祥太郎さん(ギルバート・レッドフォード役)、木村良平さん(ニコラ・フランチェスカ役)、豊永利行さん(オルロック役)、立花慎之介さん(アンリ・ランベール役)による朗読劇や、2チームに分かれてのゲーム対決などで大いに盛り上がった昼公演をレポートします。

ゲーム「ピオフィオーレの晩鐘」シリーズの舞台は、第一次世界大戦直後の南イタリアの街ブルローネ。教会で育った主人公は、とある事件をきっかけにブルローネ・マフィアと呼ばれる3つの組織を中心とした騒動に巻き込まれ、個性的で危険な魅力にあふれるキャラクターたちと交流を深めていくことになります。

イタリア語で「クリスマスパーティー」を意味する「Festa di Natale」と名付けられたこのイベントは、開演前の注意事項のアナウンス、いわゆる影ナレから作品の世界観に沿った内容。キャラクターが順番に「最初から最後までマスクを付けたままでいて。あなたの顔をもっとよく見たいけど、それはまた今度ね」「パーティー中に声を出すのも禁止ってことになってる。けど、拍手は大歓迎だ」などと、客席のファンに優しく語りかけていきます。

影ナレが終わるとイベントが開演。スクリーンにオープニング映像が流れた後、5人のキャストが登場し、まずは朗読劇が始まりました。物語の舞台は、「ピオフィオーレの晩鐘」から約2年後の1927年12月25日。ナターレ(クリスマス)で賑わうブルローネに、子どもをさらうと噂の謎のブラックサンタが出没。子供たちを心配する主人公を安心させるため、5人は協力しながらブラックサンタの捜索を始めます。

マイクの前に立つ名優たちが熱演する背後のスクリーンには、展開に合わせたキャラクターと背景が映され、物語への没入感をさらに高めていました。ゲームのイベントスチルとともに、思い出を振り返るシーンがあったことも、ゲームをプレイ済みのファンにとっては嬉しかったはず。そして、5人全員が人騒がせなブラックサンタの正体に薄々勘づいたところで、朗読劇の前半パートは終了しました。

■演技力対決では、まさかの頭脳プレイが展開

 森久保さんの進行により、バラエティコーナーがスタート。すると、スクリーンに中華系マフィアの首領である楊の映像が映り、楊を演じる岡本信彦さんの台詞が流れてきます。「俺が娯楽を用意してやった。お前たちの余興を眺め、女は楽しみ、俺も楽しむという完璧な計画だ」など、開演前の影ナレと同じく、作品の世界観や楊のキャラクターを巧みに生かしたコーナー説明で楽しませます。ちなみに、岡本さんは、昼公演では声での出演でしたが、夜公演ではステージにも登壇しました。

 バラエティコーナー「マフィアのメリークリスマス」は、石川さん&木村さんのAチームと、豊永さん&立花さんのBチームに分かれて3つのミニゲームで対決。勝利チームのキャストは、6つのプレゼントボックスの中からひとつを選んで獲得することができます。進行役の森久保さんは、勝利チームの予想が当たればプレゼントゲットというルールで、Bチームの勝利を予想しました。

 3つのミニゲームのなかで特に盛り上がったのが、チームメイトの発する「メリークリスマス」というセリフがどんなシチュエーションを想定したものかを当てる「君にささやくメリークリスマス」。4人の人気声優の演技力が試されるはずでしたが、電話のコール音などの効果音を発するという頭脳プレイも展開し、会場からは笑い声を必死に押す気配が漂いました。結果は、Aチームの大逆転。ところが、最初に選んだ木村さんが、唯一のハズレ賞品「たわし」を引き当てて、綺麗なオチをつけました。

 バラエティコーナーの後は、朗読劇の後半パート。ブラックサンタの正体も判明し、ナターレの騒動も一件落着しました。その後、楊を含めたマフィアたちは、ひとりひとり、主人公への思いやこれからについて語っていきます。その内容は、イベントの1コーナーとは思えないほど深く濃いもので、ある場面では、会場からはすすり泣く気配も伝わってきました。

 朗読劇の後は、アーティストのmaoさんが登場し、「ピオフィオーレの晩鐘 -Episodio 1926-」のエンディングテーマのひとつである「Silent Glim」を披露。会場からは大きな拍手が起こります。最後は、5人のキャストがファンへの感謝や作品への愛を順番に語り、感動と笑いの両方に満ちたイベントを締めくくりました。最後のあいさつでキャスト陣から絶賛する言葉もあったように、シナリオの評価が非常に高い『ピオフィオーレの晩鐘』。その魅力を再確認できるようなイベントで、ファンの作品愛はますます高まったことでしょう。

(丸本大輔)

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