2021秋アニメ・人気だった3作 「1話ごと泣く」VS「笑いすぎてお腹痛い」
マグミクス / 2022年1月13日 11時50分
■笑いあり、涙あり!? 個性豊かな2021秋アニメ話題作
2021年秋アニメ、皆さんは何作品完走しましたか? 年末の忙しさもあいまって、今期は最後まで見切れなかった作品も多いかもしれませんね。とはいえ、SNSなどで話題になった作品は、忘れないうちに見ておきたいものです。この記事では、2021年10月放送開始の秋アニメのなかから、話題作を3つご紹介します。SNSでも「1話ごとに泣いてる」「腹よじれるほど笑った」と評判です。
●『吸血鬼すぐ死ぬ』
『吸血鬼すぐ死ぬ』は、同名マンガ(作:盆ノ木至/秋田書店)を原作としたアニメです。原作は、2021年12月時点で累計部数150万部を突破。何かとよく死ぬ吸血鬼・ドラルク(CV:福山潤)と吸血鬼退治人(バンパイアハンター)のロナルド(CV:古川慎)、彼らを取り巻く変態たち(!?)のテンポ良いやり取りが魅力で、「もうほんとバカ」「バカみたいに声優豪華」と話題になりました。
【本作のあらすじ】
吸血鬼退治人・ロナルドは、行方不明となった子供を助けるため、ドラルク城へ向かいました。ドラルク城には、真祖かつ無敵と恐れられる吸血鬼・ドラルクが住んでいるはずでしたが、城の扉を開けたところ、その扉に挟まれてドラルクは死亡。すぐ生き返ったものの、その後もなにかにつけて塵と化すドラルクに動揺するロナルドでしたが、子供を無事救出し、ドラルク城は爆発。住むところがなくなったドラルクは、使い魔であるアルマジロのジョン(CV:田村睦心)と一緒に、ロナルドの事務所に押しかけてきてーー?
無敵なはずのドラルクが5分に1回は死ぬ、その設定だけでも秀逸な本作。しかもドラルクの死因は、「ドアに挟まれた」「子供に『思ってたよりブサイク』と言われた」といったささいなことばかり。真面目なのにどこか抜けている警察官のヒナイチ(CV:日岡なつみ)、もはや吸血鬼なのかも怪しいへんな動物(CV:高戸靖広)など、個性強めのキャラが次々と登場します。豪華なキャスティングにもかかわらず、たまに挟まれる下ネタ回の振り切れかたは、一見の価値あり。すぐ死ぬロナルドにかわいいジョン、急に挟まる下ネタと、そのテンポのよさは少し遅い初笑いにもぴったりです。悩みがどうでもよくなる良作ですが、電車のなかで見ることはおすすめしません。なお、すでに第2期の制作も決定しています。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「U-NEXT」などで見ることができます。
●『takt op.Destiny』
『takt op.Destiny』 (C)DeNA/タクトオーパスフィルハーモニック
『takt op.Destiny(タクトオーパスデスティニー)』は、DeNAとバンダイナムコアーツによるメディアミックスプロジェクト『takt op.(タクトオーパス)』のオリジナルアニメです。原作はDeNAと、「サクラ大戦」シリーズ・「天外魔境」シリーズを手掛ける広井王子さんが担当。美しくよく動く作画はもちろん、オープニングテーマやエンディングテーマにも高い評価が集まりました。
【本作のあらすじ】
ある日、突如として空から黒い隕石「黒夜隕鉄」が落下。そこから生まれた怪物「D2」が、人々と大地を蹂躙していきました。D2は人の奏でる旋律に惹かれる性質を持っていたため、音楽は禁忌とされ、やがて世界から失われていきます。そして2047年。D2との戦いによって荒廃したアメリカに、朝雛タクト(あさひな・たくと/CV:内山昂輝)と運命(デスティニー/CV:若山詩音)が現れます。運命は、音楽を力として戦う「ムジカート」。タクトはムジカートを指揮し導く「コンダクター」。ふたりの旅は、音楽を失った世界に何をもたらすのでしょうかーー?
『呪術廻戦』『進撃の巨人 The Final Season』のMAPPAと、『魔法科高校の劣等生』『宇宙よりも遠い場所』のMADHOUSEが制作を担当し、その作画クオリティが話題となった本作。聞き覚えのあるクラシック音楽と、大迫力の戦闘シーンがマッチし、思わず巻き戻して見たくなるほどの美麗さに仕上がっています。徐々に甘いものや猫に興味を示しだす運命のかわいらしさや、少しずつ明かされる各コンダクターの思いも、本作のポイントです。人気の歌い手・まふまふさんも歌唱に加わるオープニングテーマ「タクト」や、中島美嘉さんがメロディアスに歌い上げるエンディングテーマ「SYMPHONIA」も、ぜひ一度映像とともにお聴きください。この作品は、「Amazonプライム・ビデオ」「dアニメストア」「Netflix」などで見ることができます。
●『王様ランキング』
『王様ランキング』 (C) 十日草輔・KADOKAWA刊/アニメ「王様ランキング」製作委員会
『王様ランキング』は、同名マンガ(作:十日草輔/KADOKAWA)を原作としたアニメです。原作はWebマンガサービス「マンガハック」で連載されており、コミックスは累計発行部数150万部を突破。絵本のような優しい作画で描かれる超展開と感動のストーリーに、「号泣した」「一番ハマってるアニメ」と評判が集まりました。
【本作のあらすじ】
国の豊かさや王様自身の強さを総合し、各国の王がランキングされる「王様ランキング」が存在する世界。主人公のボッジ(CV:日向未南)は、王様ランキング7位のボッス王(CV:三宅健太)の長男です。しかし、ボッジは生まれつき耳が聞こえず、口もまともにきけません。「世界一立派な王様になる」という夢を抱くボッジでしたが、家臣や民衆はボッジのことを「王の器ではない」とさげすんでいました。そんなある日、ボッジは暗殺集団「影の一族」の生き残りであるカゲ(CV:村瀬歩)と、初めての友達になりーー?
かわいらしい作画と内容のギャップに、「ダークホース枠」との呼び声も高かった本作。徹底的に報われないにもかかわらず、純粋かつひたむきに王を目指すボッジに、何度も泣かされた視聴者もいるのではないでしょうか。冷徹ながらも葛藤を抱える兄・ダイダ(CV.:梶裕貴)、不器用ながらもボッジを深く愛している王妃・ヒリング(CV:佐藤利奈)など、各キャラクターの細やかな信条描写も、作品に深みを与えています。また、本作は2022年1月6日より第2クールの放送が始まっています。裏切りに次ぐ裏切りや、頑張っても弱いままのボッジの行く末に、まだまだ目が離せない作品です。第1クールを見た方は、すでに評判の高い第2クールのオープニングテーマ「裸の勇者」だけでもぜひご視聴ください。この作品は、「Amazonプライム・ビデオ」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。
* * *
話題の2021秋アニメ、見逃していた作品はありませんでしたか? 正月休みのだるさが抜けない1月、心躍る話題作を見て、エネルギーをチャージしましょう!
※配信状況は記事掲載時点のものです。
(新美友那)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
受賞歴“多すぎ”な作品ばかり 2024秋アニメの覇権候補が豪華すぎた
マグミクス / 2024年9月23日 12時35分
-
もはや別人? 初期からビックリするぐらい「絵柄」が変わった人気マンガ
マグミクス / 2024年9月23日 9時25分
-
え…っまさかのアイドルも参戦? 声優が豪華、だけじゃない2024秋アニメ注目作
マグミクス / 2024年9月20日 12時10分
-
「一周回って伝説」「もはや顔芸」 作画崩壊がネタにされた名作アニメ
マグミクス / 2024年9月13日 21時25分
-
株式会社ハイ・シーズンよりTVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ2』渋カジレトロコレクション発売決定!ロナルド、ドラルク、ジョンの描き起こしミニキャライラストを使用したオリジナルグッズの登場です。
PR TIMES / 2024年9月9日 18時15分
ランキング
-
1【世良公則インタビュー】桑田佳祐発案“同学年コラボ”の裏側「無条件にあなたの案に乗るよと言ったら1週間後には“こんな曲でやりたい”と持ってきてくれた」
NEWSポストセブン / 2024年9月23日 6時59分
-
2「チクショウ、と思った」菅田将暉、大先輩・役所広司への恨み
スポーツ報知 / 2024年9月23日 8時30分
-
3暴露系インフルエンサー「滝川ガレソ」 星野源関連の投稿を謝罪 アミューズは文書を公表
スポニチアネックス / 2024年9月23日 4時53分
-
4藤ヶ谷太輔、中居正広の“謎行動”告白 キスマイとの食事会秘話明らかに
モデルプレス / 2024年9月23日 11時24分
-
5《あえて物議を醸す?》トレンド世界1位連発『海のはじまり』が最終話までバズり続けた本当の理由
NEWSポストセブン / 2024年9月23日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください