酒好きキャラ5選 「終りが見えない」「尿酸値が心配」

■際限なく飲むけど楽しそう？

　長引くコロナ禍で飲み会や宴会を存分に楽しめない日々が続いていますが、2次元の世界ではそんなことはお構いなしです。今回は、一緒にお酒を飲んだら楽しそうなキャラクターたちを紹介します。

●『新世紀エヴァンゲリオン』葛城ミサト

『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサトは、国家公務員で特務機関NERV（ネルフ）の戦術作戦部を仕切る要職につきながらも、私生活はだらしなく、思春期の碇シンジと一緒に暮らしていてもお構いなしに、あられもない格好でビールを飲みまくっていました。普通のサラリーマンではなかなか手を出しづらい「ヱビスビール」（「ヱビチュビール」と描かれるシーンも）を冷蔵庫に大量に常備し、ジュースみたいにガブガブ……。

　ただビールを飲んでいるだけでもめちゃくちゃ幸せそうなので、一緒に卓を囲んで仕事の愚痴でも聞いてあげたら、さらに盛り上がるでしょう。終わりどころが見えなさそうですが。

●『花の慶次-雲のかなたに-』前田慶次

　マンガ史上で最も酒が強いのでは？と思われるのが、『花の慶次-雲のかなたに-』の主人公、前田慶次です。戦闘力、知力、人柄に加え、いくら飲んでもつぶれる気配すらないという隙のなさ。しかも、どんな土地に行ってもすぐに人と打ち解けて、わいわい楽しく酒盛りができてしまうのが羨ましい限りです。『花の慶次』には陽水との戦場での飲み比べ対決や、秀吉から「百万石の酒」を注いでもらう場面など、酒にまつわるグッとくる描写が多くあります。

●『銀魂』坂田銀時

　攘夷戦争の英雄ですが、今は「万事屋」を経営しながらも万年金欠、それでも毎日のように飲み歩いている坂田銀時は、ジャンプでも有数の酒好き主人公です。朝帰り、二日酔いでぐったり、キャパオーバーで嘔吐している場面もしょっちゅうありました。そんなに強くはないようで、酒に呑まれることもしばしば。酒好きには珍しく甘党でもあり、血糖値も尿酸値もどっちも心配ではあります。

「吉原炎上篇」のラストでは、日光が射し活気を見せる吉原の街を見ながら昼間に一献……という風に、粋な飲酒シーンもたくさんありました。

●『トリコ』次郎

　美食バトルマンガ『トリコ』では、主人公トリコやマンサム所長など酒豪キャラがたくさん出てきましたが、そのなかでも特に飲んだくれ感が強いのが「ノッキングマスター」次郎です。トリコや小松と初対面の際に酒をもらった恩を忘れないほどの酒好きですが、世界有数の実力者で、グルメ界に入る時は酒を断つなど、ちゃんと自制もできる人物です。

　基本的には穏やかですし、その凄腕でフグ鯨のヒレ酒や自身のフルコースのドリンクである「ドッハムの湧き酒」、その他グルメ界の珍味をたくさん用意してくれそうなので、宴席にはいてほしいキャラといえるでしょう。

●『GS美神 極楽大作戦!!』美神令子

『GS美神 極楽大作戦!!』の主人公で、凄腕のゴーストスイーパーの美神令子は、大の酒豪でもあります。お金への執着が強く、「現世利益最優先」を信条に掲げるという、ある意味気持ちのいい人物でもあり、思想が一致する人は一緒に飲むと楽しいでしょう。

『GS美神』ではほかにも、べろべろに酔っぱらって「酒もタバコもやっちゃってさぁ　（中略）　それが男やないけワレェ！！」と欲望全開の発言をしていたおっさんサンタも、一緒に飲んだら愉快そうです。

（マグミクス編集部）