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男の子なのにかわいすぎるキャラ3選 「不覚にも萌える」「だが、男だ」

マグミクス / 2022年2月5日 14時10分

男の子なのにかわいすぎるキャラ3選 「不覚にも萌える」「だが、男だ」

■「かわいすぎる男の子キャラ」に女子も嫉妬?

 時に女子より女子らしさを発揮する、「かわいい男の子キャラ」。男性主人公もそのかわいさに、うっかり射止められそうになることもしばしば。この記事では、不覚にも萌える「男の子なのにかわいすぎるキャラ」を3作品からご紹介します。SNSでも「こんなかわいいのにどうして男なの?」「あれ? かわいいしか言ってないな?」と評判です。

●『STEINS;GATE』漆原るか(ルカ子)

『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』はゲームブランド「5pb.」の同名ゲームを原作とするアニメです。2011年には、第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で審査委員会推薦作品に選ばれるなど、高い評価を得ています。漆原るか(うるしばら・るか/CV:小林ゆう)は、ヒロイン・椎名まゆり(しいな・まゆり/CV:花澤香菜)のクラスメイトで、その美しさから「ルカ子」というあだ名がついています。

【本作のあらすじ】
 厨二病の大学生・岡部倫太郎(おかべ・りんたろう/CV:宮野真守)は、秋葉原で活動している発明サークル「未来ガジェット研究所」の設立者。サークルメンバー(通称:ラボメン)と研究所(ラボ)に集まっては、日々用途不明の発明品を開発していました。そんなある日、岡部は幼なじみかつラボメンのまゆりと一緒に、タイムマシン発明の成功記念会見を見に行くことにします。そこで天才少女・牧瀬紅莉栖(まきせ・くりす/CV:今井麻美)と偶然出会った岡部ですが、別れた直後、彼女は血の海に倒れていました。慌ててラボメンの橋田至(はしだ・いたる/CV:関智一)にメールを打った岡部ですが、送信ボタンを押すとめまいに襲われて――?

 るかは柳澤神社のひとり息子で、巫女服をまとうその見た目は、清楚な正統派美少女です。まゆりにミニスカのコスプレをさせられたり、紅莉栖に女性かと疑われたりと、女性からの「女らしさ評価」も折り紙付き。しかしるか自身はその容姿をあまりよく思っておらず、「女の子になれれば自信がでるかも」と、過去へ送れる「Dメール」の送信を倫太郎に依頼します。声もしぐさも女にしか見えず、葛藤した倫太郎が連呼したセリフ「だが、男だ」は、以後他の「男の娘」キャラにも使われる名ゼリフとなりました。この作品は、「dアニメストア」「Netflix」「U-NEXT」などで見ることができます。

●『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』戸塚彩加

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』Blu-ray 第5巻(NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』は、同名ライトノベル(著:渡航、イラスト:ぽんかん(8)/小学館)を原作としたアニメです。「俺ガイル」の略称で親しまれている本作は第3期まで制作されており、マンガ化・ゲーム化もされています。戸塚彩加(とつか・さいか/CV:小松未可子)は、主人公・比企谷八幡(ひきがや・はちまん/CV:江口拓也)のクラスメイトであり、小動物のようにかわいらしいルックスの持ち主です。

【本作のあらすじ】
「青春とは嘘であり、悪である」。「高校生活を振り返って」と題したレポートに、そう書いた八幡。仲良く青春を謳歌するクラスメイトを鼻で笑い、“ぼっち”として孤立する八幡を心配した教員・平塚静(ひらつか・しずか/CV:柚木涼香)は、八幡をある場所へと連れていきます。そこにいたのは、完璧美少女と名高い雪ノ下雪乃(ゆきのした・ゆきの/CV:早見沙織)でした。「なめ腐ったレポートの罰」として、雪乃の所属する「奉仕部」に入部させられた八幡。入部早々言い合いを始めたふたりに、静はとある勝負での決着をもちかけてーー?

 彩加はテニス部の一員で、華奢かつ高い声をしていることから、八幡には当初女子だと思われていました。テニス部を強くするために奉仕部にやってきた彩加ですが、なかなか上達せず、目に涙を浮かべながらけなげに頑張ります。そんな彩加は、頬を染めながら上目遣いしたり、後ろから八幡のほっぺをつついて「うふふ、ひっかかった!」と喜んだりと、そのしぐさで八幡を翻弄。八幡も「えーうそ何この気持ち、男じゃなかったら速攻で告白して振られるところだった」と、たびたび彩加に心を奪われています。メイド服まで完全に似合っている彩加ですが、本人は女の子扱いされるのを嫌がっている様子。なお、ゲーム版では彩加を攻略するルートがあるので、彩加ファンは必見です。この作品は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「U-NEXT」などで見ることができます。

●『バカとテストと召喚獣』木下秀吉

第2期『バカとテストと召喚獣にっ!』Blu-ray Vol.2(メディアファクトリー)

『バカとテストと召喚獣』は、同名ライトノベル(著:井上堅二、イラスト:葉賀ユイ/KADOKAWA)を原作としたアニメです。「このライトノベルがすごい!2010」(宝島社)では、原作が作品部門ランキングで1位を獲得。同ランキングでは、2008~2013年度と6年連続でベスト10入りし、人気の根強さを物語りました。木下秀吉(きのした・ひでよし/CV:加藤英美里)は、文月学園高等部の最底辺が集まる、Fクラスの生徒のひとり。Fクラスのなかでは常識人ですが、その女装写真が1枚500円で売れるほどのかわいらしさを誇っています。

【本作のあらすじ】
 文月学園高等部は、進級テストの成績で厳しいクラス分けがされる進学校でした。最新設備の整った秀才クラス・Aクラスに比べて、最底辺のFクラスは、腐った畳とちゃぶ台の上で勉強します。Fクラスになってしまった吉井明久(よしい・あきひさ/CV:下野紘)は、わけあってFクラスに来た姫路瑞希(ひめじ・みずき/CV:原田ひとみ)のために、クラス争奪バトル「試験召喚戦争」に挑戦することに。「試験召喚戦争」とは、各科目の成績に応じた召喚獣を召喚して行う、クラス間の戦争のこと。この戦争に勝てば、相手のクラスと教室の設備を交換できます。果たしてFクラスの明久たちは、上位クラスに勝つことができるのでしょうかーー?

 普段は男子の制服を着ており、「わしは○○じゃ」という特徴的な話し方をする秀吉ですが、その可憐な容姿と内面から、男性と認識されないこともしばしば。試験召喚戦争では、召喚時になぜか秀吉だけ、魔法少女のような変身シーンが用意されています。女装の機会が多く、何かと明久に気があるような態度をとる秀吉の様子に、「性別:秀吉」という表現も生まれたほどです。特に第9話では、演技指導と称して秋久に気持ちのこもった告白を披露。そのかわいらしさは、「このライトノベルがすごい!2009」(宝島社)のキャラクター部門にて、男性キャラ部門1位、女性キャラ部門10位に選ばれたほど。翌年の同ランキングでは男性キャラ部門1位、女性キャラ部門7位と順位を上げ総合部門で1位となり、その人気のほどがうかがえます。なお、今年で原作が15周年を迎えるため、AKIHABARAゲーマーズ本店にて記念ストアが開催されています(2022年2月6日まで)。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。

* * *

 女性キャラも見とれてしまうほどの魅力を持つ、「男の子なのにかわいすぎるキャラ」たち。自分ではそのかわいらしさを否定するところも、逆にかわいらしさを引き立てていますよね。気になるキャラがいた方は、ぜひそのかわいらしさを本編でご確認ください。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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