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『鬼滅の刃』でほっこりするシーン5選 「天然」「不器用」こそ愛される?

マグミクス / 2022年2月9日 6時10分

『鬼滅の刃』でほっこりするシーン5選 「天然」「不器用」こそ愛される?

■アニメ化にも期待!ほっこり満載の「刀鍛冶の里編」

 鬼と隊士たちとの激しい死闘を描いた『鬼滅の刃』では、迫力満点の華麗な技の応酬が読む者を楽しませてくれますが、戦闘時以外の日常シーンでは、キャラたちの温かな人柄や、意外なギャップが見られる微笑ましい場面も多くあります。今回は同作で心温まる日常ほっこりシーンを紹介します。

※この記事では、まだアニメ化されていないシーンの記述が含まれます。原作マンガを未読の方はご注意ください。

●ひと言で人の心をほっこりさせる竈門炭治郎

 まずは主人公・竈門炭治郎です。数々の名場面がある彼ですが、「刀鍛冶の里」へ向かう場面で彼らしいほっこりシーンを見せてくれます。

「刀鍛冶の里」へは、詳しい場所が知られないよう、目隠しをして案内役におんぶされた状態で行かねばなりません。そして案内役は一定の距離を進んだらほかの案内役に引き渡すという徹底ぶりです。

 このとき炭治郎は運んでくれた案内役に対して「ありがとうございました お疲れ様です」と律儀にあいさつ。そして次に運んでくれる案内役に対して「よろしくお願いします」とまた元気にあいさつ。言われた案内役たちは笑顔になります。たったひと言で人の心をつかむ、炭治郎の「いい人っぷり」がよく現れたシーンでした。

●ひとコマでほっこりを見せつける甘露寺蜜璃

 続いては恋柱・甘露寺蜜璃のほっこりシーン。少し天然っぽい彼女には数々の名場面がありますが、たったひとコマでインパクトを残しているのが「刀鍛冶の里」で炭治郎と食事をするシーンです。

 この日の食事は松茸ごはんだったそうですが、彼女の食卓には約50皿もの空の器が描かれています。いくら何でも食べすぎです。しかし彼女は……「凄いですね!」と驚く炭治郎に対し、少し恥ずかしそうに「そうかな? 今日はそんなに食べてないけど」とまだまだ余裕そうな表情。それに対して「俺もいっぱい食べて強くなります!」と返す炭治郎。両者の天然っぷりも重なって、ほっこりの密度が高いシーンでした。

●優しい微笑みを見せる不死川玄弥

 続いては、風柱・不死川実弥の弟である不死川玄弥です。炭治郎とは同期である玄弥ですが、あまり人に心を開かず常にぶっきらぼうな振る舞いです。しかし、そんな彼も炭治郎との共闘によって少しずつ絆の糸が紡がれていきます。

 激闘の末、居合わせた全員で鬼を倒したあと……無事だった禰豆子を抱きしめて喜ぶ炭治郎を見ながら、玄弥は静かに微笑みます。その表情はまさに太陽の微笑みと言える素敵なほっこりシーンでした。

 ちなみにこのあと……「みんなで勝ったよ」「凄いよおお!!」と甘露寺蜜璃がみんなに抱き着いて喜ぶのですが、ひとりだけ顔を赤くして照れる玄弥もとても良い表情をしています。

■不器用な男が見せたほっこり

『鬼滅の刃』では、不器用な性格のキャラが見せてくれる微笑ましいシーンも見どころです。

●おはぎで仲良くなろうとする冨岡義勇

 優しい性格ながらも、作品のなかで一番不器用と言えるかもしれない男が水柱・冨岡義勇です。そんな義勇のほっこりシーンに、風柱・不死川実弥とのやり取りがあります。

 稽古として勝負することになったふたりですが、過去の義勇の発言による誤解もあり、戦いの勢いはどんどんとヒートアップ。稽古の枠を超えた実戦モードになってしまいます。それを見た炭治郎は慌てて「待った待った待ったァ!!」と仲裁に入ります。しかしここで炭治郎は、勝負が激しくなった理由を「おはぎの取り合いですか?」「不死川さんおはぎ大好きですよね?」と発言したことにより、状況はややこしくなります。

「不死川はおはぎが好きなのか…」と発言を真に受ける義勇。調子を狂わされ怒って帰って行く実弥。その後……「不死川の好物がわかって良かった」「今度から懐におはぎを忍ばせておいて不死川会う時あげようと思う」と決心する義勇。「それはいいですね」と同意する炭治郎。「天然」と「不器用」が見事に折り重なり、作中でも屈指のほっこりシーンが生まれていました。

●大人の気づかいができる後藤

 最後は鬼殺隊の事後処理部隊・隠(かくし)に所属している後藤(23歳)です。普段は負傷した隊士の手当や運搬・戦いの後処理など、組織運営に欠かせない仕事をしています。そんな彼が見せたほっこりシーンは、「遊郭編」の戦いで重体となった炭治郎をお見舞いに来た場面です。

 2か月も眠ったままの炭治郎のために、後藤は高級菓子のカステラを持ってやって来ます。その理由は「アイツは鼻がいいらしいので近くに置いといたら起きるかもしれない」。洒落もきかせつつ、傷みにくい高級菓子をチョイスする辺り大人の気づかいを感じさせます。

 その後、炭治郎が意識を取り戻しているのを知ると、隣で黙ったまま座っていた栗花落カナヲに対して「(炭治郎の)意識戻ってんじゃねーか! もっと騒げやアアア!」「人を呼べっつーの!」「みんな心配してんだからよ」と感情を爆発させます。炭治郎への思い入れの深さが感じられ、なかなか微笑ましいシーンとなっていました。

 いろんなほっこりが見られる『鬼滅の刃』。そこには「天然」「不器用」「優しさ」などキャラとして愛される理由も詰まっているように思われます。皆さんが作品を読んで印象に残ったほっこりシーンはどんな場面でしょうか。

(吉原あさお)

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