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物腰柔らかな「変態紳士」キャラ4選 主人公も「やりやがった!」とドン引き

マグミクス / 2022年2月10日 20時30分

物腰柔らかな「変態紳士」キャラ4選 主人公も「やりやがった!」とドン引き

■毎回逮捕される変態クマ紳士が由来?

 物腰柔らかで態度も紳士、けれどやっていることはド変態な「変態紳士」キャラたちはマンガによく出てきます。「変態紳士」という言葉自体は『ギャグマンガ日和』の人気キャラで、毎回わいせつ行為で捕まるクマ吉くんが、うさみちゃんに放った「僕は変態じゃないよ…。仮に変態だとしても 変態という名の紳士だよ。」という言葉がきっかけで広まったとされています。

 彼らの特徴は紳士ぶりだけでなく、自分の変態欲求に堂々と向き合っているところ。今回はそんな強烈な「変態紳士」キャラたちを振り返ります。

●『東京喰種トーキョーグール』月山習

『東京喰種トーキョーグール』で登場した、主人公・金木研の肉に異常な執着を持つ「美食家」月山習は、数々のとんでもない変態行為を見せています。まだ金木と出会ったばかりのころに、彼の血が染みついたハンカチのにおいをかいで悶絶する場面は特に強烈です。さらに「カネキくんが喰べながら、カネキくんを喰べたい!」と、西尾の恋人を誘拐して金木に食べさせようとまでします。

 作中屈指のド変態ながらも美意識は高く、誰もが認める美青年なうえに文武両道、喰種としても高い戦闘能力を持つ人気キャラです。のちに仲間になって金木に資金援助までするようになりますが、いつか金木を食べたいと願う気持ちは持ったままで、根本の変態性は変わっていません。

●『ジョジョの奇妙な冒険』ダービー兄弟

『ジョジョの奇妙な冒険』第3部で承太郎たちの前に立ちはだかった、ダニエル・J・ダービーとテレンス・T・ダービー兄弟。どちらも身だしなみに気を遣い、承太郎たちにも敬語かつ優雅に振舞っていましたが、兄弟そろって「勝負事」に負けた人の魂を奪いとるスタンドの持ち主で、敗者の魂をコレクションしている変態でした。

 兄はギャンブルの天才、弟はTVゲームが得意で、それぞれのフィールドで一行を追い詰めますが、どちらも承太郎の圧倒的精神力と機転によって敗北。すまし顔だった彼らが、追い詰められて冷や汗をかきまくる場面はどちらも痛快です。

 弟の方がスタンド能力としては優れており、兄を見下していましたが、その強さに頼り切っていたせいで簡単なイカサマも見破れず、承太郎たちからも読者からも「兄の方が優秀」と判定され惨めな末路をたどりました(ちなみに弟のコレクションの方が、圧倒的に「悪趣味」です)。

■己の欲求のためなら命を落としても構わない究極の変態

●『終末のワルキューレ』ジャック・ザ・リッパー

 人類vs神のガチンコ対決を描いたバトルマンガ『終末のワルキューレ』の第4戦でヘラクレスと戦ったのが、19世紀末のロンドンを恐怖のどん底に突き落とした伝説の殺人鬼「ジャック・ザ・リッパー」(以下、ジャックと呼称)です。次々と娼婦を惨殺したこの殺人鬼は、これまで100人以上の人物が容疑者にあげられていますが、正体はいまだ不明。しかし、『終末のワルキューレ』では独自解釈で山高帽とマントをまとい右眼にモノクルをした、「ザ・英国紳士」風のいでたちの中年男性として登場しました。

 自分でも「紳士」と名乗り優雅なティータイムを楽しんでいましたが、ブリュンヒルデからは「ゲボカス野郎」とまで称されています。そんな変態殺人鬼らしく、ジャックはさまざまな悪意ある戦法で、正義の戦士・ヘラクレスを翻弄。敵味方から蔑まれながらも、勝利しました。ジャックが殺人鬼になったおぞましいながらも悲しい理由と過去、そんな彼に敗れながらも最後まで高潔な魂を持ったまま消えたヘラクレスとの、奇妙な絆も見どころです。

●『ゴールデンカムイ』姉畑支遁

 アイヌが隠した金塊を巡る死闘と冒険が描かれた『ゴールデンカムイ』には、さまざまな「変態」たちが出てきますが、そのなかでもインテリで比較的普通っぽい見た目をしている姉畑支遁(あねはた・しとん)は、作中屈指のド変態行為をやってのけています。

 物語のカギを握る刺青が彫られた「24人の脱獄囚」のひとりにして、メガネ姿の自称動物学者で確かな知識を持っていますが、彼の目的は愛する動植物たちを無理やり「ウコチャヌプコロ(プとロは小文字表記)」する(意味は調べてください)こと。しかも行為が終わった後は「こんなことッ あってはいけないッ!」と、「ウコチャヌプコロ」した相手を惨殺してしまう異常者でした。ひとりで行動していても、誰かに対して自然の魅力を解説しているかのような丁寧語口調なのも特徴です。

 そんな姉畑は、究極の目標であるヒグマとの「ウコチャヌプコロ」を遂げ、「醜い自分とこの世界が一つになる」ことを目指して暗躍。彼の刺青が欲しい杉元たちに邪魔されながらも、ついにヒグマとの「ウコチャヌプコロ」をやり遂げ、祝福されたかのような表情でそのまま天に召されました。あまりの光景に、杉元も「やりやがった!!マジかよあの野郎ッ やりやがったッ!!」と、絶叫。おそらく「変態紳士」キャラのなかで、最も幸せな死を迎えた人物なのではないでしょうか。

(マグミクス編集部)

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