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コロナ禍のなかでの「ワンダーフェスティバル2022[冬]」 勢い感じさせた「ジャンプ作品」

マグミクス / 2022年2月14日 12時10分

コロナ禍のなかでの「ワンダーフェスティバル2022[冬]」 勢い感じさせた「ジャンプ作品」

■生き生きと輝くキャラクターの姿を表現

 2022年2月6日、千葉・幕張メッセで世界最大級の造形・フィギュアの祭典、「ワンダーフェスティバル2022[冬]」が開催されました。2020年夏以降、新型コロナウイルスの蔓延により中止、もしくはオンライン開催を余儀なくされた当イベントにとって、およそ2年ぶりのオフライン開催となりました。

 しかし「オミクロン株」の流行の影響で、直前になって参加を取りやめた企業や個人も多く、空白スペースも目につく状況となり、参加人数にも制限がかかっていました。

 主に企業出展が行われた第1ホールから第3ホールでひときわ目を引いたのが、「キャラクターが最も輝く瞬間をかたちにしたい」をモットーとするSHIBUYA SCRAMBLE FIGUREでした。

 展示されているフィギュアはモットーの通り、キャラクターがまさに生きている光景を切り取った形となっており、『Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット-』の獅子王は聖槍・ロンゴミニアドを構えマントがたなびいている姿が生き生きと映し出されていました。

 他にも、『転生したらスライムだった件』ミリム・ナーヴァ -貪狼 Ver.-、『ソード・アート・オンライン』アリス -Crystal Dress Ver.-、『プリンセスコネクト!Re:Dive』ペコリーヌ(プリンセス)など、近年人気のアニメ・ゲーム作品のヒロインが多数展示されており、興味深く作品に見入る参加者の姿が途切れることはありませんでした。

 次に紹介するのは、近年きわめて勢いのある「週刊少年ジャンプ」作品を多く取り扱ったセガのブースです。劇場版が興収100億円を突破した『呪術廻戦』からは、五条悟の虚式「むらさき(草かんむりに此)」バージョンや釘崎野薔薇のスーパープレミアムフィギュアなど、多数のモデルが披露されました。五条の虚式「むらさき」は3月、釘崎は4月に全国のゲームセンターで登場する予定なので、ファンは要チェックでしょう。

 ジャンプ作品からは他にも『鬼滅の刃』や『僕のヒーローアカデミア』など多数の作品が展示されており、「ジャンプ」の強さを印象づけられました。

■海洋堂は力の入った展示、『ウマ娘』も目立つ

海洋堂ブースの「ガッツ星人」は、背景もこだわり仕様

 円谷プロダクションのブースでは、2022年5月に公開が予定されている『シン・ウルトラマン』のモデル(人間の等身大サイズ)が出展され、スペシウム光線の姿勢のウルトラマンを撮影する人の姿がしばしば見られました。3月に公開予定の映画『ウルトラマントリガー エピソードZ』からも2体のモデルが展示され、存在感を放っていました。

 フィギュア業界の雄である海洋堂は、2年ぶりのワンフェスとあってか非常に気合の入った展示でした。『シン・ウルトラマン』検証用の「ウルトラマン第二号雛形 レプリカ」や、ガッツ星人など多数の人気怪獣、『風の谷のナウシカ』に登場する兵士や多数のカプセルトイなど、観る者を飽きさせない膨大な展示が行われていました。

 また、海洋堂が昨年9月に公開された映画「スーパー戦闘 純烈ジャー」をフィギュア化した関係で、オフィシャルステージでは純烈のメンバーが登壇した「純烈&純烈ジャーSPステージ」も開催され、賑わいを見せていました。

 そしてひときわ注目を集めていたのが「spiritale(スピリテイル)」の『ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精 ライザ ―白水着ver.― 1/6スケールフィギュア』です。身体の肉付きや筋肉のくぼみを丁寧に造形した執念を感じる出来栄えで、絶えず長蛇の列ができていました。

 4ホールから8ホールまでの個人メインのフロアでは、やはり2年ぶりの開催とあってか気合の入れて臨んだブースが多数顔を揃えていました。目立ったのはやはり『Fate/Grand Order』、そしてアプリ公開から初の「ワンダーフェスティバル」を迎えた『ウマ娘プリティーダービー』の2作品で、いずれも数多くのモデルが展示され、人気を博していました。

 他にも『艦隊これくしょん』『アズールレーン』『フレームアームズ・ガール』など、「武器+少女」作品は見栄えがするためか、かなりの数が出展されていました。

 約2年ぶりの開催となった「ワンダーフェスティバル」は、まだ不自由な状態のなかではありましたが、出展者は、それぞれ趣向を凝らして多くのグッズを展示していました。今回はやむを得ず出展を断念された方々が、いつか安心して「ワンダーフェスティバル」の会場に顔をそろえる日の到来を願ってやみません。

 

※本記事で紹介したグッズなどは全て開発中・監修中のものであり、販売時には仕様が異なる可能性があります。

(早川清一朗)

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