1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アニメ・コミック

『鬼滅の刃 遊郭編』最終話見どころ 兄妹の過去、注目の「声優」が判明

マグミクス / 2022年2月14日 13時30分

『鬼滅の刃 遊郭編』最終話見どころ 兄妹の過去、注目の「声優」が判明

■妓夫太郎と堕姫の悲しい過去 そして彼らの前に登場する鬼の正体は?

 2022年2月13日、TVアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』の第11話「何度生まれ変わっても」が放送されました。第10話までに描かれた壮絶な戦闘により、高まりに高まり続けた熱量をゆっくり冷ましていくような、ストーリーやキャラクターの感情が光った最終回。気になる「上弦の鬼」の正体は、あの声優さんでした。

●妓夫太郎、堕姫の物語

 ファインプレーで仲間の命を救う、ミニ禰豆子(かわいい!)、久しぶりに目が覚めてギャン泣きする善逸(第3話以来のお目覚めでした)、音柱・宇髄天元と3人の妻とのかけ合い。上弦の陸である妓夫太郎・堕姫の兄妹を倒した直後、しばらくコメディな展開が続き緊張感が一気に和みます。

 そのあとに描かれたのが、妓夫太郎と堕姫の物語でした。人間だった頃、妓夫太郎は極貧の家に生まれ、周りから迫害の限りを受け続けます。彼にとって唯一の救いだったのが、自分自身の腕っぷしと、大人さえたじろぐ美しい妹・梅(堕姫の人間の頃の名前)の存在でした。

 彼と妹はつらい境遇でも強く生きていました。しかし、彼らの人生の幸福は長く続かず……。梅は客である侍の目を刺し、その報復で生きたまま焼かれてしまいます。ちなみに、マンガ版の「大正コソコソ噂話」では、梅は侍に兄のことをバカにされたから、かんざしを刺したというエピソードが紹介されています。

 妓夫太郎は炎に焼かれてしまった妹を前に、泣き叫びます。死に際では、お互いのことをののしり合っていたふたりでしたが、その根底にあったのはお互いへの深い家族愛だったのです。

 自分は生まれた先も、鬼になる道を選ぶ。けれど、素直で染まりやすい妹には、明るい道を選んでほしい。そんな兄の思いとは裏腹に、妹は生まれ変わっても兄との人生を進むと叫びます。このかけ合いに命を吹き込んだ逢坂良太さん、沢城みゆきさんの声に、ずっと聞き入ってしまいました。

●「上弦の鬼」を演じたのは宮野真守さん!

 そんな彼らの回想シーンで、ついに原作ファン待望のキャラクターが登場しました。妓夫太郎と梅の前に現れた、「上弦」の文字が目に刻まれた鬼。血にまみれた遊女の死体を持ちながら、口元に血をしたたらせながらも優しく話しかける彼の声を演じたのは、多くのファンが予想した通り、宮野真守さんでした。

 優しくも不気味さを漂わせるその声は、「原作通りの声」という言葉がぴったりでした。ほんの少しの登場ながら、圧倒的な存在感を残していきましたね……。

 音柱・宇髄天元のごとく走り抜けた「遊郭編」。続編である「刀鍛冶の里編」が、アニメで放送されることも発表されました。宮野真守さんの声を引き続き聞けるのはもちろん、本編で新たに活躍する霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃の活躍が、今から楽しみです。

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記

(サトートモロー)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください