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歴戦の証!かっこいい「傷だらけ」キャラたち 攻撃はあえて受ける、痛みで喜ぶ変態も…

マグミクス / 2022年2月22日 18時10分

歴戦の証!かっこいい「傷だらけ」キャラたち 攻撃はあえて受ける、痛みで喜ぶ変態も…

■鍛錬はしない、攻撃は避けない「素手喧嘩」の天才

 バトルマンガに登場する「傷だらけ」のキャラクターたち。彼らの顔や身体についた傷には、歴戦の証や過去の因縁などさまざまな理由があり、魅力的です。近年で一番人気の傷だらけキャラをあげるとすれば、やはり『鬼滅の刃』の風柱・不死川実弥でしょうか。顔も体も無数の傷で覆われている彼には悲しい過去があり、顔や身体についた多くの傷は鬼たちとの深い因縁を表しています。不死川の活躍はまだTVアニメ化されていませんが、弟の玄弥との絆なども含めて読者の支持を集めたキャラです。

 今回はそのほかに、5人の「傷だらけ」キャラを紹介します。
 

●「刃牙」シリーズ 花山薫

「傷だらけ」キャラで真っ先に挙げたいのは、格闘マンガの金字塔、「刃牙」シリーズの花山薫でしょう。同作には、主人公・範馬刃牙はじめ歴戦の傷を無数に持つキャラがたくさん出てきますが、そのなかでも花山は傷を負う理由を含めて異彩を放っています。

 15歳で花山組の組長になった男で、タイヤを引きちぎる測定不能の握力と持ち前の身体能力を武器に、数々の敵と「素手喧嘩(すてごろ)」で戦ってきました。花山の最大の魅力はその肉体のタフネスと、敵の攻撃にいっさい怯まずノーガードで受けきる精神力です。背中の「侠客立ち」の刺青を「完成」させるためのカチコミ、刃牙との死闘後に勇次郎に重傷を負わされるも復帰、愚地克巳のマッハ突きを背中で受け止める、野人・ピクルの突進を止めるなど、勝っても負けてもそのカッコよさは変わりません。

 なかでも、死刑囚・スペックとの戦いで顔面も体もボロボロになりながら真っ向勝負で勝ったエピソードは、警察官も憧れるほど「雄度」の高い名勝負でした。強くなるための鍛錬をしない、という点も特異な人気キャラです。

●『ゴールデンカムイ』杉元佐一

 北海道を舞台に金塊を巡るバトルを描いた人気マンガ『ゴールデンカムイ』。その主人公は、日露戦争の英雄で「不死身」の名を欲しいがままにした元兵士・杉元佐一です。顔面及び全身に傷があるこの男は、戦闘力、耐久力、悪運の強さ含めて常人の域を超えています。

 地獄の旅順総攻撃(203高地)戦を生き残り、銃で撃たれても、剣で斬られても、ヒグマの爪を顔面に受けても、ましてや頭部を銃弾で撃ち抜かれても、あっという間に回復して戦い続ける不屈の男。目的のためなら、切腹までしようとします。「俺は不死身の杉元だ!!」の決めゼリフを放つ時は、まさに鬼神のような表情。しかし、アシリパ(リは小文字)さんとの食事シーンでは、脳みそを食べる時の妙なリアクションや呆けた表情など、印象に残るかわいらしい一面も見せています。

■痛みを喜びに変える変態も

●『トリコ』ゼブラ

 美食バトルマンガ『トリコ』に登場した美食四天王のひとり、ゼブラは作中屈指の好戦的な性格であり、その顔も体も傷だらけです。数々の生物を絶滅させた「危険生物」であり、ハニープリズンから出所した際は、各国が臨戦態勢に入って数千兆円単位の経済損失が生まれるほどでした。

 しかし、彼が滅ぼしたのは貧困地帯を苦しめたり生態系を破壊したりしていた危険生物であり、心の奥底は優しいというギャップも魅力です。また、圧倒的な聴覚と音で戦うスタイルのため、大きく裂けた頬の傷は、戦闘時にはバックリ開いて相手を蹂躙(じゅうりん)する音技が飛び出します。四天王のなかでも特に敵を圧倒する場面の多い強キャラで、人気投票では4位を獲得しました。

●『キングダム』廉頗

 歴戦の将軍たちが多数出てくる『キングダム』のなかでも、元趙国三大天のひとり、廉頗(れんぱ)は最強クラスの実力を持つ歴戦の武将として強烈なインパクトを残しました。天才・李牧からも、「正面から戦って勝てる武将はいない」と言われるほどの怪物。秦の六大将軍ともかつて激戦を繰り広げ、顔と全身に戦いの証である傷が残っています。

 飛信隊とは、魏の将軍として戦っており、その圧倒的な戦闘力・指揮能力で信たちの前に立ちはだかりました。特に、廉頗が現れて拳を掲げただけで魏兵たちの士気が一変する場面は、彼の大将軍としてのカリスマ性を示した名場面です。部下だけでなく戦った相手とも深い絆を持っている人物で、廉頗四天王の面々との信頼関係や、蒙ごう(ごうの漢字は、敖の下に馬)との激闘の後に放った「あまり儂ら(他の三大天や六大将軍)をなめるなよ」のセリフなども印象的でした。

●『殺し屋1』垣原雅雄

 強烈な暴力描写の数々が描かれる『殺し屋1』に登場した、イチと対抗するもうひとりの主人公・垣原雅雄。彼は新宿を拠点にした安生組の若頭であり、武闘派で生粋のヤクザ者ですが、同時に痛みを快感に変えてしまう変態マゾヒストでもありました。性器にまでピアスをし、かつての拷問で顔に縦横無尽に傷があり、口は大きく裂けています。

 垣原はSとM両方の面を持ち合わせ、やらかした部下には「痛みってのは怖がるモンじゃねェんだゾ。痛みってのはかんじるモンだ。」と持論を語りながら、ニードルで恐ろしい拷問を敢行。また、誤情報で「船鬼一家」の鈴木を拷問した「落とし前」として、自らの舌を半分切り落としながら勃起するなど、とんでもない場面が頻出します。

 殺し屋であるイチに狙われることになっても、その猟奇性と異常性を知ってむしろ喜び、彼が与えてくれる「痛み」に期待するほどでした。異常者主人公ふたりの心理描写と歪んだ関係性も、同作の大きな見どころです。

(マグミクス編集部)

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