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ジャニーズ出演のおすすめ実写化映画6選 食わず嫌いはもったいない!助演でも好演

マグミクス / 2022年2月24日 15時30分

ジャニーズ出演のおすすめ実写化映画6選 食わず嫌いはもったいない!助演でも好演

■「嵐」メンバー勢揃いの貴重な青春映画

 原作ファンの間などで議論を呼びがちな人気マンガの「実写化」において、ジャニーズアイドルが出演して注目度が上がった作品は多く存在します。アクション俳優として目覚ましい活躍を見せている岡田准一さん主演の「ザ・ファブル」シリーズなどが、代表例に挙げられるでしょう。

 今回はそれ以外にもあるジャニーズ俳優が出演したマンガ原作の実写映画から、彼らの演技が光る作品を紹介します。

●『弱虫ペダル』(原作:渡辺航)

 大好きなアニメグッズを買うために、毎週ママチャリで千葉から秋葉原に通うオタク少年・小野田坂道。そんな彼が、チームで戦う自転車ロードレースと出会い、総北高校自転車競技部の仲間たちとともにインターハイを目指し切磋琢磨する日々が始まります。「週刊少年チャンピオン」にて2008年から連載中の『弱虫ペダル』は、累計発行部数2500万部を突破している大ヒットマンガ。アニメ5期の制作も決まり、舞台、小説、ドラマにもなっている人気作です。

 2020年に公開された実写映画版では、「King & Prince」の永瀬廉さんが小野田坂道役を好演。原作の坂道そのままの黒髪オン眉&丸眼鏡のビジュアルや、アニメ版を彷彿させる声色で、永瀬さんが原作のマンガ・アニメをよく研究して寄せていったのがうかがえます。また、CGやスタントなしで挑戦したという自転車走行シーンは、実写ならではのスピード感やレースの臨場感を楽しむことができます。

 2021年のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』で永瀬さんを知った方には、りょーちん役とはまた違った、永瀬さんのまっすぐさとド根性ぶりが全面に押し出された同作を、ぜひ観ていただきたいです。

●『黄色い涙』(原作:永島慎二)

嵐のメンバーが総出演した『黄色い涙』DVD(NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)

『黄色い涙』は、永島慎二先生のマンガ『若者たち』を原作に、『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督が「嵐」の5人を主演に迎えて映像化した作品です。1963年の東京・阿佐ヶ谷を舞台に、それぞれの夢を追いながらその日暮らしの生活を送る青年たちの青春の日々を描きます。

 物語の中心となる売れない漫画家の栄介を二宮和也さん、歌手志望の章一を相葉雅紀さん、画家志望の圭を大野智さん、作家志望の竜三を櫻井翔さん、彼らを見守る米屋の青年・祐二を松本潤さんが演じており、特に櫻井さんと相葉さんの喫煙シーンなど、近年の彼らが演じてきた役柄とはまた違った姿を見ることができます。

 作中ではそれぞれの登場人物の挫折を見せつけられますが、5人のほんわかした雰囲気が物語全体を和ませてくれるため、どの世代にとっても観やすい作品になっています。「嵐」活動休止中の現在に改めて観ると、メンバーそれぞれの姿と重なって感慨深いのではないでしょうか。

■オーラを封印した根暗演技も見どころ

●『銀の匙 Silver Spoon』(原作:荒川弘)

中島健人が主演の『銀の匙 Silver Spoon』DVD(マイシアターD.D.株式会社)

『鋼の錬金術師』の荒川弘先生の『銀の匙 Silver Spoon』を実写化した本作では、主人公・八軒勇吾を「Sexy Zone」の中島健人さんが演じています。進学校に通いながらも挫折し、「寮があるから」という理由だけで逃げるように大蝦夷農業高校(通称:エゾノー)に入学した八軒。元V6・森田剛さんを起用した『ヒメアノ~ル』や『空白』の吉田恵輔監督が、夢や目的を持たないことに思い悩む主人公の姿や、酪農という「食」や「命」を身近に感じる仕事をていねいに描いています。

 中島さんといえば、グループ活動やバラエティで見せるセクシー王子キャラに代表される、華やかなイメージを持つ方が多いでしょう。しかし、今作では華やかなアイドルオーラを封印し、暗くて卑屈な八軒を好演。彼が酪農と仲間たちとの関わりで変化していく過程のほか、豚の屠殺や「ばんえい競馬」のシーンなどもていねいに描いており、北海道の酪農や原作へのリスペクトがあふれています。

●『暗殺教室』(原作:松井優征)

山田涼介主演の『暗殺教室』 (C)2015 フジテレビジョン 集英社 ジェイ・ストーム 東宝 ROBOT (C)松井優征/集英社

「週刊少年ジャンプ」の人気マンガの実写化『暗殺教室』は、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんの映画初主演作品です。名門進学校・椚ヶ丘中学校の落ちこぼればかりが集められた3年E組の担任に、謎の生物、通称・殺(ころ)せんせーが就任。政府からそんな殺せんせーの暗殺を秘密裏に依頼された生徒たちと、殺せんせーとの特殊な学校生活を描いた学園コメディです。人気作の実写化だけあって、原作ファンの間では感想が分かれる部分もありましたが、マンガのハチャメチャなノリをハチャメチャなまま映画に落とし込んだ点や、キャラクターの配役のハマりっぷりは印象的です。

 原作の愛読者の山田さんは主人公・潮田渚を演じるにあたり、「自発光」と呼ばれても違和感のない美青年ぶりを抑え、控えめでクラスでも目立たない渚に徹しています。中性的でなよなよと頼りない姿から、暗殺者としての秘めた才能を見せるゾクッとするようなギャップは必見です。また、公開日まで秘密にされていた殺せんせーの声は、二宮和也さんが担当。劇場アニメ『鉄コン筋クリート』以来の声の演技となりましたが、殺せんせーをぬるっとユーモラスに演じています。

■助演でも好演を見せたジャニーズ俳優

●『溺れるナイフ』(原作:ジョージ朝倉)

重岡大毅が助演で大友勝利を演じた『溺れるナイフ』 (C)ジョージ朝倉/講談社 (C)2016「溺れるナイフ」製作委員会

 ジョージ朝倉先生の人気マンガ『溺れるナイフ』の実写映画版では、小松菜奈さん演じるヒロイン・望月夏芽に思いを寄せるクラスメイト、大友勝利を「ジャニーズWEST」の重岡大毅さんが演じています。大友は菅田将暉さん演じるミステリアスな長谷川航一朗(コウ)とは対照的に明るい少年です。夏芽とコウの痛々しくも切ない恋模様のなかで、中高生らしい快活な彼はホッと一息つける清涼剤的存在となっています。

 夏芽に一途に想いを寄せる真っ直ぐさと、大きい口でカラッと笑う姿が非常にまぶしく、印象的です。ド直球ストレートの「俺じゃダメなんか? 俺が笑わせちゃるけえ」というセリフに、心臓をぶち抜かれた方も多いのではないでしょうか。脇役ながらも夏芽の気持ちが揺れる相手としてしっかりと存在感を放ち、多くの人が抱く「ジャニーズ=主役」のイメージを覆す配役になったと思います。今作以降はドラマ出演が多い重岡さんですが、これからもたくさんの映画に挑戦して、ジャニーズアイドルの演じる役柄の幅を広げていって欲しいです。

●『無限の住人』(原作:沙村広明)

木村拓哉主演の『無限の住人』ビジュアル (C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会

 1993年から2012年にかけて「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載され、その圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により話題を呼んだ人気マンガ『無限の住人』。そんな同作の実写化で、主人公の不老不死の肉体を持つ男・万次を演じるのは元SMAPの木村拓哉さんです。杉咲花さん演じる、両親を殺された少女・浅野凜の仇討ちの用心棒を務めることになり、壮絶な戦いに身を投じていきます。

 死にたくても死ねない「無限の体」を持ち、長い時間を生き続けてしまった万次の不機嫌な態度にもほんのり色気を感じるのは、スターである木村さんの持ち味と言えるでしょう。またスピード感あふれる剣戟シーンは原作に引けを取らない迫力で、持ち前の運動神経で見事な殺陣の数々を披露しています。

 世界的人気のバイオレンスの巨匠・三池崇史さんによる記念すべき100本目の監督作だけあって、容赦なく手足がもげ、血しぶきが飛ぶ、気合の入った残酷時代劇になっています。どこかユーモラスな悪趣味さも特徴です。木村さんをモデルにした主人公で遊べるゲーム「JUDGE EYES」シリーズと併せて、「暴れまくるキムタク」を楽しみたい方におすすめです。

 今回紹介した作品のほかにも、少女マンガやTVドラマからの映画化も含めると、多数の実写化作品に出演しているジャニーズアイドルたち。アイドルとしてのキャラクターを活かしたり、逆にギャップのある役に挑戦したりと、彼らの努力や責任感を感じ取ることができます。また、デビューまでの「Jr」として期間に舞台で演技経験を積んでいる方も多いので、今後もジャニーズの若手アイドルが実写化作品をどのような芝居で彩るのか、注目したいところです。

(マグミクス編集部)

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