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『鬼滅の刃 遊郭編』振り返り視聴で堪能したい、宇髄天元のかっこいい5つのポイント

マグミクス / 2022年3月2日 11時50分

『鬼滅の刃 遊郭編』振り返り視聴で堪能したい、宇髄天元のかっこいい5つのポイント

■強く、たくましく、美しく! 心に残る天元の男前ぶり

 TVアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』は、2022年2月13日放送の第11話「何度生まれ変わっても」をもって最終回を迎え、「#鬼滅の刃遊郭編最終話」がトレンド入りするなど、ネットでも大いに盛り上がりました。

 そんな「遊郭編」で男前ぶりを見せつけたのが、音柱・宇髄天元(うずい・てんげん)です。『鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録』によると、身長198cm、体重95kgという迫力ボディに、美しいものを見慣れているはずの遊郭の女将たちをポーッとさせるほどの美貌、さらに宝石がちりばめられた額当てなどの派手な装いで目を惹きつけました。さらに、妻たちへの優しさや自信に満ちた言動、その裏に隠された元忍としての苦悩、葛藤なども魅力を感じさせます。

 今回は、アニメ『鬼滅の刃 遊郭編』を振り返りながら、天元の超絶かっこいいポイントを5つご紹介します。

●人をとりこにする「目力」

「俺は派手で華やかな色男だからな」と、天元は戦いの最中、自分をねたむ上弦の陸・妓夫太郎(ぎゅうたろう)に向かって言い放つほど、自分の美しさを分かっています。体格のわりに繊細な顔立ちをしており、左目の周りにほどこされた火花のようなメイクも彼の美しさを際立たせていると言えるでしょう。

 そして、あの切れ長の目。「目で殺す」という言葉は、「色っぽい目つきで相手を惹きつけ、夢中にさせる」という意味で、一般的には女性に使いますが、天元の目は、まさに「心をわしづかみにする目」です。目力で言えば、炎柱・煉獄杏寿郎もかなり強力ですが、天元は女性寄りで感情豊かな印象を受けます。同じネコ科の動物でも、体格的には逆ですが目のイメージで言うと、煉獄さんは力強いトラ、天元はしなやかなヒョウといった感じでしょうか。

 戦闘前では、アニメ第2話の「藤の家」で潜入準備をしている場面で、天元の目のアップのカットがあります。遊郭への潜入のためには変装をすると言っているだけですが、切れ長の目の色気にグラっと……。そしてその後に続く、遊郭での炭治郎たちの売り込みシーンで見せる、すっぴんの天元のかっこよさたるや、花を背負ってキラキラ輝いているのが文句なしに似合ってしまうのです。

 あの目で見つめられながら、ちょっとワルい感じで、「わりいな おくさん」って、言われたい!  そんな妄想を膨らませるのが、天元の切れ長の目の魅力です。

 一方、戦闘中は、グッと引き締まった瞳や勢いにのって昂(たか)ぶりをのぞかせる瞳、相手を見据える暗い瞳にいちいち見入ってしまいます。「遊郭編」を見直す際にはぜひ、天元の目にも注目してみてください。

●妻たちへの優しさとにじみ出る「愛」

 鬼殺隊の柱のなかで唯一の妻帯者である天元。彼を語るうえで雛鶴(ひなつる)・まきを・須磨(すま)の3人の妻たちは欠かせません。元「くの一」であったという彼女たちは、遊郭で得た情報を天元に手紙で送っていました。藤の家で見せた手紙の厚みや量を見ると、いずれも優秀な「くの一」であっただろうことが分かります。

 そんな彼女たちへの愛情は、過去を振り返るシーンで十分に伝わってきますし、彼女たちに見せる優しい表情や言動にはうっとりしてしまいます。天元と妻たちとシーンはプライベートショット感があり、鬼殺隊の柱としての立場以外の面が見られる貴重なもの。「強くてかっこいい」だけではない、「優しくて素敵」な一面もまた、天元の魅力です

 アニメ第5話では、天元の妻たちへの優しさと愛にキュンキュンします。毒で弱った雛鶴を抱える天元。その大きな手、たくましい胸、余裕のある態度、穏やかな口調……天元が本当に「頼れる男」であることがよく分かるシーンです。そして、上弦の陸・堕姫(だき)の分身である帯をあっという間に細切れにするシーンでは、妻ふたりはもとより視聴者もその早業にうっとりさせます。

 この妻とのやり取りのなかでも、最大級のキュンは、「派手にぶっちゃけると、俺、おまえらのが大事だから、死ぬなよっと」の「よっと」の時のピッと指さしのしぐさではないでしょうか。

 あくまでも軽い口調ですが、死が常に身近にある忍の社会や鬼殺隊で、「生きろ」「死ぬな」という言葉は、もうそれだけで、どんな愛の言葉よりも価値があるように思えますし、現代人の胸にも刺さります。「遊郭編」を見直す際には、天元の「4人目の妻」の気持ちで見てみると、彼の愛をより感じられるかもしれません。

■1コマずつ見たい! 激しく美しい戦闘シーン

●激しくも美しい戦闘シーン

「遊郭編」の激しくも美しい戦闘シーンに、「劇場アニメ越えの神作画」という驚きと称賛の声が多く聞かれました。「1コマずつコマ送りにして見なければ目がついていかない」と言われるほどのスピード感、画面に収まりきらない迫力、圧倒的な美しさ……。堕姫のなかからもう1体の鬼・妓夫太郎が現れ、戦闘の激しさを増すと、ますます目が離せなくなりました。

『鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐』では、煉獄さんは天元の印象を「剣技の軌道が美しい! 忍を初めて見た! 感動! 妻がちょっと多すぎる!」と語っており、アニメ第8話の次回予告でも「おまえの剣技は美しい!」と笑顔で語っています。

 また、同じく『鬼殺隊見聞録・弐』に収録された「特別書き下ろし漫画(1)」では、切られ心地について妓夫太郎も「動きの全てに細かな技巧があるなああ」と認めていました。

 圧巻はアニメ第10話で、口にくわえた刀で炭治郎を庇うシーンからの、「『譜面』が完成した!!!」「勝ちに行くぞォオ!!!」のアニメオリジナルシーンです。天元の描いた譜面が表現され、妓夫太郎の攻撃がすべてはじかれます。ここも1コマずつの視聴が必須の神シーンと言えるでしょう。何度でもかみしめながら見たい、激しくも美しい戦闘シーンは、超絶かっこいい天元を堪能できる「遊郭編」のお宝です。

●セクシーな指先

 天元が戦闘に使用する火薬玉は斬撃のわずかな摩擦で着火し、ド派手に轟音を響かせます。この火薬玉を挟む天元の指先が、とんでもなくセクシーなのです。「手フェチ、指フェチ」な女性は意外と多く、彼女たちは男性の手や指に色香や包容力、力強さを感じると言われています。天元の場合、キレイに手入れされた爪と火薬玉を器用に挟む繊細な指が男の色香を感じさせ、女性のハートをくすぐるのでしょう。

 さらに、音の呼吸の技は天元の驚異的な走力や跳躍力をともなうもので、アニメ第7話で見せた後方上空に飛びながらの火薬攻撃では、ほんの一瞬映る手を広げた姿が超絶かっこよく、視聴時は一瞬たりとも気を抜いてはいけないことを思い知るシーンです。

 一方で、天元と3人の妻たちが宇髄家の墓参りをするシーンでは、雛鶴の髪についた桜の花びらを取る彼の手の大きさに包容力を感じ、雛鶴と一緒にドキドキしてしまいます。見直し視聴では、パーツに注目して天元のかっこよさを感じるのもアリではないでしょうか?

●笑顔のバリエーション

「遊郭編」では、天元と炭治郎たちとの出会いから遊郭潜入までの間にコミカルなシーンが多く、天元についてもさまざまな表情を見ることができます。なかでも彼のかっこよさを見られるのが「笑顔」です。

 額から血を流しながら、「ま、一筋縄には、いかねぇわな」と火薬玉の攻撃でも無傷だった妓夫太郎と堕姫を前に見せた不敵な笑み。天元の生きる道に理解と感謝を示したお館様・産屋敷耀哉(うぶやしき・かがや)を思い浮かべたときの微笑み。「生まれた時から特別なやつだったんだろうなぁ。選ばれた才能だなぁ」と天元をねたむ妓夫太郎に見せた、自嘲も含んだ暗い笑い。そして、「人間様を舐めんじゃねぇ!」と、自らと炭治郎たちを鼓舞するために見せた、怖いもの知らずのガハハハ笑い。どれも印象に残る笑顔です。

 アニメ第11話では、禰豆子の血鬼術で毒が消され、一命をとりとめた天元に3人の妻たちが泣きながら抱きつき、それを愛おしそうに見ての微笑みや、助っ人に来た蛇柱・伊黒小芭内(いぐろ・おばない)に見せた、いたずらっ子のような笑み、大けがをした身体を3人の妻たちに抱えられて歩きながら、「ああ。凱旋しよう。派手にな」と、歯を見せて笑った顔……の笑顔が一気に見られます。

 これまでの苦悩や葛藤をともに乗り越え、4人で一緒にいられる幸せを感じているのが伝わってきて、天元は素敵でかっこいいし、幸せなのに涙がこぼれてしまうラストは、何度も見直したいシーンです。

 その他、刃先を持って刃を伸ばし、妓夫太郎の頸(くび)を斬ろうとするシーンや「竈門炭治郎! お前に感謝する!」と、妓夫太郎の後ろから襲い掛かるシーンなども超絶かっこいい天元を見る極上シーンでしょう。あなたのお気に入りはどのシーンですか?


※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記
※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記

(山田晃子)

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