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マンガキャラが見せた、驚愕の「死んだふり」3選 「地上最強」の男も困惑…?

マグミクス / 2022年3月3日 18時10分

マンガキャラが見せた、驚愕の「死んだふり」3選 「地上最強」の男も困惑…?

■中国武術最高峰による究極の「死んだふり」

 血なまぐさい戦いが展開されるバトルマンガでは、キャラが死亡する展開が描かれることもありますが、なかには登場人物たちも読者も驚くような、とんでもない「死んだふり」をするキャラもいます。

 最近TVアニメも放送された『鬼滅の刃』の「遊郭編」では、上弦の陸・妓夫太郎(ぎゅうたろう)との戦いのなか、音柱・宇髄天元(うずい・てんげん)がその圧倒的な筋肉を駆使して「無理やり心臓を止める」という「死んだふり」をして見せました。窮地に陥りながらも、とっさに敵を欺(あざむ)く判断力・精神力に感心した人も多かったのではないでしょうか。

 今回は、驚きの「死んだふり」をやってのけたマンガのキャラを紹介します。

●『バキ』範馬勇次郎を相手に見せた、郭海皇の死んだふり

 人気格闘マンガ「刃牙」シリーズの2部『バキ』では、烈海王の師匠である郭海皇が、究極ともいえる「死んだふり」をして見せました。郭海皇は御年146歳で、見た目はヒョロヒョロシワシワ、普段は車いすに乗っています。しかし、どんな「力」をも無効化する「消力(シャオリー)」をはじめ、「究極の理合」を身に着けた中国武術界の現役の頂点です。その強さは作中屈指であり、中国大擂台賽(だいらいたいさい)では、「地上最強生物」と言われている範馬勇次郎とも渡り合って、彼に本気の「鬼の顔」を出させるまでに至ります。

 ただ、勇次郎の強さは140年間武を磨き続けた男をも上回り、最後にとどめとばかりに勇次郎の全力の拳が郭海皇の顔面に向かうのですが……。勇次郎は寸前で拳を止めると、「バッ…バカかてめェェッ」と絶叫。なんと郭海皇は、戦闘中に立ったまま「老衰」で死亡していました。さすがの最強生物も「これは…勝利なのか?」と自問するほど、モヤモヤさせられます。

 しかし、試合直後、郭海皇はしれっと起き上がり「武術の勝ち」とほくそ笑むのでした。そして、彼は弟子や息子たちに「怠ることなく身を守る術を磨いてきた」「完成じゃ」「死に勝る護身なし!!!」と誇って見せます。真っ向勝負でも文句なしの強さを見せた上で、「武とは 技とはズルきもの」とさらりと言い切る郭海皇。「死」まで「技」の内にある、とんでもない「達人」です。最強・勇次郎相手に五体満足で生存し、なおかつ「死んだふり」で完全に出し抜いたのですから、これは「勝ち」と言ってもいいのではないでしょうか。

■槍が刺さってたけど「死んだふり」

●『ジョジョの奇妙な冒険 第3部』承太郎がスタンドを使って無理やり心肺停止に

『ジョジョの奇妙な冒険』の第3部では、エジプトでのDIOとの最終決戦で、主人公・承太郎が自身のスタンドでまさかの「死んだふり」をします。

 承太郎の「スタープラチナ」はDIOの「ザ・ワールド」と同じ「静止した時の世界」に入門しますが、DIOは持ち前の狡猾さを駆使し、ナイフの罠で承太郎に大ダメージを負わせました。

 しかし、承太郎はあらかじめ帽子とシャツのなかに雑誌を入れており、致命傷は免れます。そして、承太郎が死んだふりをしているところで、DIOを暗殺しようとしたポルナレフが返り討ちに遭い、殺される寸前に。そこで承太郎はポルナレフを助けるために、ほんのわずかだけ音を出し、用心深いDIOが「生きているのか否か」疑心暗鬼になるよう仕向けるのです。

 DIOは地元の警察官を利用して、承太郎に向かって発砲(「スタープラチナ」がギリギリで弾を止めます)。そして、承太郎は呼吸も止め、さらにDIOが心臓の音を聞こうとしたところで、「スタープラチナ」に自分の心臓を握らせて、心拍まで停止させるのです。

 こうして完全に、「死体」になり切った承太郎。数秒間完全に意識を失っていましたが、DIOが近づいて首をはねようとする寸前に、「スタープラチナ」の心臓マッサージによって一気に蘇生し、反撃に出ます。「スタープラチナ」の精妙な動きがあってこその芸当ではありますが、それ以上に承太郎の精神力、判断力は驚異的です。

●『魁!!男塾』江田島塾長の指示で、偽装死後に別人になる影慶

 前述の『ジョジョ』3部のアヴドゥルのように、「死んだと思ったキャラが別行動で暗躍していた」というのも、マンガでよく描かれる熱い展開です。そのなかには「別人に成り済ます」という手もあるのですが、特に『魁!!男塾』での男塾死天王・影慶(えいけい)の「死んだふり&別人成り済まし」は、印象に残っている人が多いのではないでしょうか。

 それは男塾塾長・江田島平八の宿敵・藤堂兵衛を討つために参加した、「天挑五輪大武會(てんちょうごりんだいぶかい)」編でのこと。予選リーグの最終戦、厳娜亜羅十六僧(ガンダーラ じゅうろくそう)との戦いで、影慶は二番手の颱眩法師(たいげんほうし)と戦い、激戦の末に胸に槍が刺さった状態で死亡します。

 死の間際に、「男塾に敗北という言葉はない」という名言も残しており、その言葉を受けた飛燕がその仇を討つ(なんと、敵の颱眩法師も相討ちと見せかけて「死んだふり」をしていました)という熱い展開だったのですが……。

 なんと影慶は大会参加前に、江田島塾長から一度死んだふりをして「後方から仲間を援護しろ」と言われていたのです。そして、黒い覆面の翔霍(しょうかく)という助っ人として、男塾に合流します。「死んだふり」とはいえ、本当に胸に槍が突き刺さっていたはずですが、男塾には死んだと思ったキャラを何人も蘇らせた天才医師・王大人(わんたーれん)がいるので、槍傷ぐらいはなんてことはなかったのでしょう。

 また、影慶は翔霍に成りすましている間も、本選でおなじみの毒手拳(どくしゅけん)を使っていたので、桃太郎たちにもその正体を怪しまれました。特に、大豪院邪鬼の影を避けるクセが抜けていなかったので、邪鬼にはすぐに見破られています。それでも、男・影慶は塾長との約束を守るため、そして仲間たちのために影で暗躍し続けるのでした。

(マグミクス編集部)

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