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息をのむ展開のアニメ3選 いきなり鬱展開!?

マグミクス / 2022年3月22日 15時10分

息をのむ展開のアニメ3選 いきなり鬱展開!?

■敵は怪物だけじゃない まさかの展開につい声の出る3作品

 地球外生命体が人類を襲ってきたり、コールドスリープで未来に飛ばされたり……。アニメ作品の設定はかなり大胆なものもありますが、その非日常感は時に命の危機と隣り合わせで、息をのむ展開を見せてくれます。この記事では、そんな息をのむ展開のアニメを3作品ご紹介します。SNSでも「ザバザバに泣いてる」「いきなり鬱展開……」と評判です。

●『7SEEDS』(2019年6月~放送)

 引っ込み思案な少女・岩清水ナツ(いわしみず・なつ/CV:東山奈央)は、目覚めると見知らぬ人たちと海の上にいました。わけもわからず、救命ボートに乗り換えるナツ。そこにはなぜか、ナツの荷物が詰められたリュックもしっかりとありました。正義感の強い青年・青田嵐(あおた・あらし/CV:福山潤)、何か事情を知っていそうな女性・早乙女牡丹(さおとめ・ぼたん/CV:沢海陽子)たちと、たどり着いた島で食料を探すナツ。

 一方別の場所では、嵐の彼女である末黒野花(すぐろの・はな/CV:日笠陽子)たちが、同じく遭難していました。そして「ガイド」と名乗る人物から、厄災が起こった後の地球に人類の種を残すための「7SEEDS計画」について聞かされます。彼女たちは、「7SEEDS計画」に選ばれたひと握りの人間だったのです。

『7SEEDS(セブンシーズ)』は、同名マンガ(作:田村由美/小学館)を原作としたアニメです。原作は第52回小学館漫画賞少女向け部門を受賞。2020年には、累計発行部数650万部を突破しています(デジタル版含む)。何者かによって選ばれた若者たちが、人間がほぼ絶滅した未来の地球で繰り広げるリアルなサバイバル生活と、そこでの人間模様を描いています。

 未開のジャングルを舞台に物語が始まる本作は、まさに死と隣り合わせ。水や食料の確保が必要なだけでなく、巨大化した植物や狂暴化した動物、昆虫たちに次々と襲われます。さらに、ナツたちの敵は環境だけではありません。チーム内のいざこざや、メンバーを襲う人物など、時に数少ない人間が敵になることも。

 また、壮大な設定は「7SEEDS計画」だけにとどまりません。計画を知っていたナツたち選抜者の家族や政府の重役など、さまざまな人の思惑が交錯します。ナツたちは果たして生き残れるのか、「7SEEDS計画」の真相はどんなものなのか。まさに手に汗握る展開が醍醐味の作品です。上記のほか、石田彰さん、悠木碧さん、小西克幸さんなど、豪華キャストがそろい踏みなのもうれしいポイントです。この作品は、「Netflix」のみで見ることができます。

●『ゼーガペイン』(2006年4月~放送)

「ゼーガペイン 10th ANNIVERSARY BOX」Blu-ray(バンダイビジュアル)

 県立舞浜南高校に通う1年生の十凍京(そごる・きょう/CV:浅沼晋太郎)は、自分で立ち上げた水泳部に所属する唯一の部員でした。幼なじみの守凪了子(かみなぎ・りょうこ/CV:花澤香菜)に頼まれ、彼女の撮る自主映画に出演していた京でしたが、撮影中プールにたたずむ美少女を見つけます。

 飛び込み台に立っていたその美少女・三崎紫雫乃(みさき・しずの/CV:川澄綾子)は何かを京に訴えかけますが、なぜか京にはその声が届きません。そのまま姿を消してしまった紫雫乃を探す京。ある日、京の部屋に突然現れた紫雫乃に導かれるまま、京はロボットに乗って戦うことになり――?

『ゼーガペイン』は「機動戦士ガンダム」シリーズを手掛けるアニメ制作会社「サンライズ」が制作した、オリジナルアニメです。監督は『藍より青し』『セイバーマリオネットJ』などを手がけた下田正美氏。小説化・映画化に加えパチンコ化もされており、名作との呼び声も高い作品です。

 放送開始から10年目に劇場版公開、15年以上経つ2022年にパチンコの新台がリリースと、長く愛され続けている本作。『ゼーガペイン』というタイトルは、「消されるな、この想い 忘れるな、我が痛み」というキャッチコピーを縮めた「是(これ)我が痛み」から来ています。そして、このキャッチコピーの「消されるな」「忘れるな」とはどういう意味か、驚きの展開が待つ第6話で明かされます。

 主人公がロボットに乗って戦う物語はよく見られますが、本作では「命がけ」の意味が少し異なります。哲学者の言葉をたびたび引用する本作には少し難しい設定もありつつ、徐々に明かされていく世界の様子に、気が付くと引き込まれていくでしょう。人気声優・花澤香菜さんの初ヒロイン役の演技も、注目ポイントのひとつです。この作品は、「バンダイチャンネル」「Amazonプライム・ビデオ」「Hulu」などで見ることができます。

●『revisions リヴィジョンズ』(2018年12月~放送)

『revisions リヴィジョンズ』 (C)リヴィジョンズ製作委員会

 高校2年生の堂嶋大介(どうじま・だいすけ/CV:内山昂輝)は幼い頃、誘拐事件に巻き込まれた過去を持っています。その時助けてくれた謎の女性・ミロ(CV:小松未可子)の「いつか大変な危機が訪れる、そのとき皆を守れるのは貴方」という言葉を信じ、大介は日々トレーニングに勤しんでいました。

 しかしその思いが強すぎて、仲良しだった張・剴・シュタイナー(ジャーン・ガイ・シュタイナー/CV:島崎信長)や手真輪愛鈴(てまり・まりん/CV:石見舞菜香)たちとは少し疎遠に。そんなある日、大介たちのもとに「明日、渋谷にいることはとても危険だ。」という不思議なメールが届きます。次の日、渋谷では地震が起こり、大介たちの学校には、大きな機械の化け物が襲い掛かってきてーー?

『revisions リヴィジョンズ』は、『86-エイティシックス-』や「もやしもん」シリーズのアニメ制作会社「白組」が手掛けたオリジナルアニメです。監督は、「コードギアス」シリーズや『無限のリヴァイアス』を手掛けた谷口悟朗さん。未来に跳ばされた渋谷を舞台に、未来人「リヴィジョンズ」と、選ばれた高校生たちとの戦いを描いた作品です。

 渋谷の中心部が300年後の未来に跳ばされ、そこにいた大介たち「時空難民」の戦いを描く本作。未来人「リヴィジョンズ」は機械の化け物たちを操って大介たちを襲いますが、その外見は完全なロボットというわけではなく、どこか不気味です。強化服「ストリング・パペット」を授かり、憧れていたヒーローとして皆を守る使命に、舞い上がる大介。しかしその自己顕示欲の強さに、剴たちとぶつかり合う場面も。

 また、時空跳躍はもはや「災害」として対策が練られ、災害本部の発足、自治会との連携など、大人たちもそれぞれの立場から大介たちをバックアップします。実際の渋谷を舞台に、リアルな指揮系統で立ち向かう人間たちと、それをものともせず彼らを追い詰める「リヴィジョンズ」。物語が進むにつれ、意外な展開が幾重にも重なり、目が離せなくなることでしょう。高橋李依さん、櫻井孝宏さん、田村ゆかりさんと、上記2作品に負けず声優陣も豪華な作品です。この作品は、「Netflix」「バンダイチャンネル」「FODプレミアム」などで見ることができます。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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